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2005年9月 2日 (金)

2006年アカデミー賞予測, Part I

今週末をもってアメリカの映画ビジネスは頭を使わない娯楽シーズン中心のサマームービーシーズンを終了。今後はアカデミー賞を狙った質の高い映画が公開される次期*。今年は過去に作品賞・監督賞に輝く多くの映画作家の新作の豊富な年で実りの秋になりそうな予感。現時点ではロンハワードの「シンデレラマン」、LAの人種問題を描いた「クラッシュ」あたりが、先行していますが秋公開の作品に飲み込まれてしまいそうな予感。

以下サブカルチャーマガジン・ローリングストーン誌最新号の記事に基づいたアカデミー作品賞候補として前評判の高い映画から10本を2日に分けてご紹介。個々の紹介はこれからどんどんやっていきます。

goodnight1「グッドナイト・アンド・グッドラック」Good Night, and Good Luck
アメリカ・メディアの暗黒の歴史である「赤狩り」の時代、その中心人物だったマッカーシー上院議員と対決した伝説のTVキャスター・ジャーナリスト・エドワード・R・マルロー(デビット・ストラスサーン)の対決を描く白黒ドラマ。この作品が監督二作目のジョージ・クルーニーが共同作者と実在のCBSのプロデューサー役もつとめます。10月7日公開。

「エリザベスタウン」Elizabethtown(紹介済
「あの頃、ペニーレインと」でオリジナル脚本賞受賞のキャメロンクロウ監督の新作。オーランド・ブルームとクリスティンダンストという旬の組み合わせのボーイ・ミーツ・ガールストーリー。スーザン・サランドンとアレックス・ボールドウィンが脇を固めます。10月14日公開

jarhead1「ジャーヘッド(原題)」Jarhead
「アメリカン・ビューティ」でデビュー即アカデミー賞を取った天才舞台演出家サム・メンデス監督の「ロード・トゥ・パーディション」に続く三作目。湾岸戦争時のスナイパーを描いたアンソニー・スォフォードの原作の映画化。若手の注目株ジェイク・ギレンズホール、今年のアカデミー主演男優賞ジェイミー・フォックスの共演で、新時代の「フルメタル・ジャケット」か、それとも「マッシュ」?11月4日公開。
11/12に見てまいりました。作品詳細はこちら

「ウォーク・ザ・ライン(原題)」Walk The Line
無くなったばかりのカントリー界の大物・ジョニー・キャッシュをホキアン・フェニックス、その二番目の妻で音楽活動のパートナーでもあった二番目の妻・ジューン・カーターをリーズ・ウィザースプーン(今月「ジャスト・ライク・ヘブン」も公開)が演じるドラマといえば、昨年の「レイ」のようなものになるのでしょうか。「17歳のカルテ」Girl,Interruptedのジェームス・マンゴールド監督。11月18日公開。

「オール・ザ・キングスメン(原題)」All The King’s Men
1949年のアカデミー作品賞受賞作のリメーク。南部出身のやり手政治家成功と没落をショー・ンペンとジュード・ロウの組み合わせで描く。タイトルはマザーグースの詩からですね(みんなで王様の卵を守ろうとしたが割れてしまったというやつ)。スティーブ・ジリアン監督。12月16日公開。

以下、Part IIに続く。

*昨年の作品賞候補だった:「アビエイター」The Aviator、「ネヴァーランド」Finding Neverland、「ミリオンダラー・ベイビー」 Million Dollar Baby、「レイ」Ray、「サイドウェイ」Sidewaysは全て秋以降の公開。作品賞の「ミリオン・・・」に至ってはクリスマス駆け込み公開。

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