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2005年9月 3日 (土)

2006年アカデミー賞予測, Part II

昨日のPart Iに引き続き、次の5本プラスエクストラ。

shopgirl「ショップガール」Shopgirl
TV「サタデーナイトライブ」出身者映画進出第二波メンバーの中で、ビル・マーレイがこのところ毎年アカデミー賞の有力候補なのに比べて、そのアカデミー賞の司会役に回っちゃったのがスティーブ・マーティン。実はまじめな役どころから狂気じみた役までこなせるのですが、そんな彼の新作がアナンド・タッカー監督作品「ショップガール」Shopgirl。リッチでスノッブ、離婚のスティーブマーティンがはるか年下のデパート(ザックス・フィフス・アヴェニュー)の手袋売り場の娘=“ショップガール”クレア・デーンズに恋に落ちる話。大人のロマンス映画になっているそうで、楽しみ。10月21日公開。

「レント」Rent 紹介済
その作者の開幕前日の死を乗り越え、オフブロードウェイからたった3ヶ月でブロードウェイに駆け上がった同目のミュージカルの映画化。詳しくはこちらをどうぞ。11月11日公開

「SAYURI」Memoirs of a Geisha (紹介済
1997年のアーサー・ゴールデンの同名のベストセラーを元に、スピルバーグが製作(監督をするつもりで暖めていた)、そして「シカゴ」でアカデミー賞を獲得したロブ・マーシャルが監督という強力な布陣。12月9日公開。

以下、「プロデューサーズ」、「ニューワールド」、「キンゴコング」、「ミュンヘン」につきましては続きをご覧下さい。

プロデューサーズ」The Producers
ブロードウェイで儲けるためには、資金をかき集めさっさと失敗し、集まったお金をもってとんずらが一番。悪徳プロデューサーと会計士のコンビをめぐるどたばたブロードウェイの大ヒットコメディの映画化。元々1968年のジーンワイルダー主演メルブルックスの映画を原作としているので、映画->ミュージカル->ミュージカル映画(現在同じパターンで「ヘアスプレイ」も準備中とか)。ブロードウェイのオリジナルキャスト・ネイザン・レーンとマシューブロデリックが主役を務め、そのおばかな秘書にウマ・サーマン(ニコールキッドマンが候補だった)、才能のない作家にウィル・ファレル。劇中演じられる「○ッ○○―の春」のブラックジョークが映画だとどうなるでしょうか。12月21日公開

「ニューワールド」The New World
1998年の「シン・レッド・ライン」以来のテレンス・マリック監督作品は実写版「ポカホンタス」。開拓期のアメリカを舞台にしたネイティブアメリカンの娘・ポカホンタスとジョンスミス(「アレクサンダー」がこけて、ちょっと大人しくなったコレン・ファレル)の物語。11月9日公開予定がずるずる延びているらしいのですが、年内公開に間に合うのか?

ローリングストーン誌では、候補に上げていましたが、未知数というか、はてななのは下記2本。

キング・コング」King Kong
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のピーター・ジャクソン監督作品。ナオミワッツ、エイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック主演。言わずと知れたキング・コングのリメーク。SFX過多・ファンタジーはアカデミー向きでないという常識を破ったピーター・ジャクソンが減量して挑みます。しかし、しかし「指輪」ならばともかく、「キングコング」でアカデミー賞はないのでは?へたな「感動作」を作るくらいならば、一大エンタテイメント・スペクタクルを作って欲しいのは私の個人的希望。12月14日公開。

「ミュンヘン」Munich
9月というのに未だ撮影中のスティーブン・スピルバーグ監督最新作。1972年のミュンヘン・オリンピックで起きたアラブ・テロリスト“黒い九月”のイスラエル選手の殺害事件。その主犯テロリストたちを執念で追いかけるイスラエル諜報機関モサドの戦いを描くという、無茶苦茶政治的議論を引き起こしそうな映画。当初のタイトルも“ベンジェンス(復讐)”だったのですが、ここにきて「ミュンヘン」Munichに落ち着きました。HBO(ケーブルTV)製作の「Angels in America」で、高い評価を受けたトニー・クシュナー脚本、「トロイ」「ハルク」のリリック・バナ主演と重厚そうですが、それは逆に危ない感じをかもし出しています。

この他にも今年は
デビット・クローネンバーグ監督・「暴力の歴史」History of Violence、ロマン・ポランスキー監督・「オリバー・ツイスト」Oliver Twist、カーティス・ハンソン監督「イン・ハー・シューズ」等も控えておりまだまだ予断を許しません。今年が全般に小粒だっただけに楽しみな秋から年末です。

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