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2005年9月10日 (土)

シャーリーズ・セロンの別れ道1:「ノース・カウンティ(原題)」North Country

ある程度若くアカデミー賞を取ってしまうのは、俳優として危険な事です。

何故なら“一流”のお墨付き(死ぬまで、いや、亡くなった後も“アカデミー賞受賞者”と経歴に記載)を得ると、アート系の高尚な役回りを選んでしまい役柄を限定してしまう事があること。また逆にアクション映画やコミック原作の映画に出たりすると、落ちぶれた、金の為なら何でもやる等とボロカスに叩かれる事必死。

最近の女性受賞者中、成功と呼べるのがニコール・キッドマン(主演女優賞・「めぐりあう時たち」Hoursの後も「インタープリター」「バース」「ステップフォードの妻たち」、そして「奥様は魔女」とシリアス・コメディどんとこい)、レニー・ゼルウィガー(助演女優賞「コールド・マウンテン」後も「ブリジット・ジョーンズ2」、「シンデレラ・マン」等、コメディの出来る演技派の道、着々」。大丈夫そうなのはケイト・ブランシェット(いつでも取れるみたいなオーラ有)。失敗と呼べるのはハリー・ベリー(主演女優賞・「チョコレート」Monster’s Ball以降、「キャットウーマン」、「X3: X-Men3」と色物続き。前者でラジー賞受賞)、ジョディ・フォスター(主演女優賞&助演女優賞。「パニック・ルーム」、「フライトプラン」・・・もう2度と取る気はない?)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(誰か覚えてますか?)あたりでしょうか。

northcountryそんな中、「モンスター」で主演女優賞を獲得したシャーリーズ・セロンの、全く好対照な(ポスターを見ても同じ人に見えません)二本の映画がこの年末に向けて公開。この作品での評価が今後のキャリアの分岐点になるのではないでしょうか。ニコール・キッドマンになれるか、ハリー・ベリーになってしまうのか?ここが運命の分かれ道。

「ノース・カウンティ(原題)」North Country
離婚後、二人の子供をかかえ故郷のミネソタへ戻った主人公。炭鉱で働く事になったが、そこでの女性たちの扱いの酷さに、立ちあがる時を迎える。実際に起きたセクシャルハラスメントに関する集団訴訟にインスパイアされたドラマ(21世紀版「ノーマ・レイ」か?)。シャーリーズ・セロンのシリアスな部分を強調しているかと思われます。正統的アカデミー賞後仕事。


この項目、明日part II公開。続きに「ノース・カウンティ(原題)」North Countryの作品情報。

「ノースカウンティ」North Country
分野: ドラマ
米国公開日: 2005年10月14日全米公開
米国版公式サイト
米国流通会社: Warner Brothers
日本公開日: 未定
主演: Charlize Theron, Frances McDormand, Sissy Spacek, Woody Harrelson, Sean Bean
監督: Niki Caro
製作: Nick Wechsler, Helen Bartlett, Nana Greenwald

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コメント

どうなんでしょうね、これ。
Trailerを見た時には、少し引いてしまったデス。
なんだかな~、と「ノーマ・レイ」を矢張り思い出しますね。
巧く演じていそうですし、好きな女優さんなんですが、どーなんでしょう。
二番煎じをドッカーンと飛越えなければ、と不安ですワ。

投稿: ツボヤキ | 2005年9月14日 (水) 12時38分

★ツボヤキさん、こちらへもコメントありがとうございます。

ご指摘の通り、ちょっと不安の漂う映画。「私は演技も出来るのよ」という主張が強すぎるかな。元々美人なんですから、もっとリラックスすれば良いと思いますが。

投稿: rambler | 2005年9月14日 (水) 19時32分

飛行機で見ました。
よかったです。少なくともイーオンと比べたら全然よかった…
全体的に鬱映画ですが、演技派ということを打ち出すためにやったとしても、結構ぐっときました。…でも映画館で料金払ってまで見に行きたいかっていうとどうだろう。

投稿: にゃんころ | 2006年3月23日 (木) 17時06分

★にゃんころさん、コメントありがとうございます。

この映画「スタンドアップ」なるタイトルで、日本公開も終わっていたんですね。近日この映画も「イーオン」もDVDにて鑑賞して、記事書きます!

投稿: rambler | 2006年4月 1日 (土) 11時35分

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