「ホテル・ルワンダ」Hotel Rwanda 祝!日本公開決定
「ハリーポッター」は1週間、昨日ご紹介の「Mr.&Mrs.スミス」は公開まで日本公開まで半年でしたが、この「ホテル・ルワンダ」は1年以上(2006年新春第二弾映画としてシアター渋谷Nにて公開)、それも「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会の活動によって、やっと公開にこぎ付けた作品(関係者の方の努力には頭がさがります)。「オーシャンズ11&12」で共演しているブラット・ピットとドン・チードルがそれぞれに主演していますが、“映画“の多様性、メディアの扱いの違いを比較するのも一興。
★映画概略
フツ族・ツチ族部族対立問題を抱えるアフリカの小国ルワンダ(双方の部族には大きな身体的違いはない)。1994年に起きた大統領殺害事件に端を発し、人口の85%を占めるフツ族が15%のツチ族に対する大虐殺を開始。数ヶ月に渡る狂気の後には、80~100万人のツチ族の死体が残されていたという。
国中が狂気につつまれる中で、自身はフツ族でありながら、ツチ族の妻(ソフィー・オコネドー・この役でアカデミー賞助演女優賞ノミネート)を持つ外資系リゾート・ホテル(ゴリラを見に行くツアーが売り)の副支配人ポール・ルセサヴァキナ(ドン・チードル・この役でアカデミー賞主演男優賞ノミネート)はどう行動したのか?彼とその家族、そしてホテルに駆け込まざるを得なかった1200人ものツチ族の人々達にどんな運命が待っていたのか?
ポールの活躍は、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救ったオスカー・シンドラーや、杉原千畝氏と比べられています。しかしこの映画が“良心的作品”だから皆、日本公開に動いたのでしょうか?いえ、この映画は“映画”として一級品だからこそ、人々を動かしたと考えます。
ポールの場合は、固い信念に基づいての行動というより、家族を守ろうとしてとった行動が、結果として大きな違いを生み出していきます(基本的には家族最優先)。狂気と混沌の支配する中で目的を果たす為に、ホテル内部においてはプロフェッショナルに仕事をこなす厳格な管理職、外に対しては時に汚い手も使う口八丁、手八丁のやり手であった点が、非常に人間的でリアリスティック。家族のことを思って始めた事が徐々に引くに引けない状態に、そして多くの人々の“命”に対して大きな意味を持つようになっていく、そんな様をシンプルかつテンポ良く描いています(監督も兼ねるテリー・ジョージとキアー・ピアーソンが、アカデミー賞脚本賞ノミネート)。
また真実の持つ重厚感を再現し、いつの瞬間に、主人公が、家族が、ホテルの人々が命を落としかねないその緊迫感は、劇場公開映画としても一級(=お金を払って見る意味あり)。脚本+チードル・オコネドーの演技がアカデミー賞にノミネートされたのは、伊達ではありません。私の個人的な2004年公開作品Top5にも入るパワフルな作品。
良い人だけれども、混乱時には無力な国連軍大佐を演じるニック・ノルティ、同じく現実の前にはなすすべもない優秀(そうな)ジャーナリスト・ホキアン・フェニックス、そしてポールとホテルの危機に現実的な手段で対応するベルギーのホテル本社の、その親会社サベラス航空社長を演じるジャン・レノの3人がホテル-外部世界/ルワンダ-西側世界の関係を象徴していて、それぞれ印象的。
ちなみに“世界の警官”アメリカはこの事態にどうしていたかというと、前年のソマリア派兵の失敗(映画「ブラック・ホーク・ダウン」に詳しい)から、介入を躊躇していました。映画の中では武器供給者として中国とフランスの名前があがっています(「ホテル・ルワンダ」はイギリス、南アフリカ、イタリアの共同制作)。
是非映画館で見て欲しい一本です。
「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会
アメリカ公式サイト
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» ホテル・ルワンダ HOTEL RWANDA [travelyuu とらべるゆうめも MEMO]
ドン・チードル主演
1994年に起こった ルワンダの大虐殺を描く実話を基にした映画
約80万人が虐殺されたと言うルワンダ
その中で 外国人向け一流ホテルの支配人ポールが多くの難民を
ホテル内に隠し命を救った
虐殺が起こったのは国内の人種問題でした ルワンダは
大多数を占めるフツ族と少数民族のツチ族が存在し
ベルギー植民地時代にベルギー人がツチ族が人種的に優れているとし
身分証明書を発行し同じ言語、伝統等を持ちながら
ツチ族には良い教育、仕事を与えるよう差別をしていました
ハビヤリマナ大統領... [続きを読む]
受信: 2005年11月26日 (土) 14時34分
» ホテル・ルワンダ Hotel Rwanda [Audio-Visual Trivia for Movie & Music]
Hotel Rwanda 「ホテル・ルワンダ」は史実に基づく1994年のルワンダ虐殺事件がテーマのインディ映画です。 [続きを読む]
受信: 2005年11月26日 (土) 20時10分
» ■ホテル・ルワンダ Hotel Rwanda ドン・チードル ニック・ノルティ [ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY]
■Hotel Rwanda ホテル・ルワンダ
●1994年、人類の歴史で最悪の残虐行為の一つ、それはルワンダで起こった。最先端の情報収集技術が24時間体制で飛び交うメディア合戦の時代に、このルワンダでの出来事は世界から取り残され、見過ごされたままだった。たった3か月の間だけ... [続きを読む]
受信: 2005年11月27日 (日) 14時28分
» 『ホテル・ルワンダ』を早く観たい! [おりょんキネマ]
予告編
今年2月27日に行われたアカデミー賞にて主演男優賞(ドン・チードル)&助演女優賞(ソフィー・オコネド)&脚本賞の3部門にノミネートされながらも、日本公開の目途が立たずにいた作品。
「アカデミー賞で存在を知ったこの映画を是非とも観たい!」という熱烈な映画ファンが今年6月8日、【『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会】を発足し、映画の紹介及び署名活動を開始。活動は多くのマスコミに取り上げられ、10月、『隣人13号』や『真夜中のピアニスト』の配給で知られるメディアスー... [続きを読む]
受信: 2005年11月30日 (水) 14時50分
» ホテル・ルワンダ [エンタメ!ブレイク?]
■話題作レビュー!:
人種の、民族の、貧富の差が、
この世にあるなら、それは神の定めなのか?
たった一人のホテルマンが救う、1200人の生命 [続きを読む]
受信: 2005年12月31日 (土) 04時07分
» 2 ホテル・ルワンダ [毎週水曜日にMOVIE!]
新年初試写は、「ホテル・ルワンダ」でした。
昨年のアカデミー賞から気になっていて、日本で公開されないらしいとぼんやり知っていました。で、私も参加しているmixiから「ホテル・ルワンダを日本公開を応援する会」というのを立ち上げた方がいて、草の根口コミ活動の末、ようやく来週から公開です。
昨日は主役のモデルである、ポール・ルセサバギナさんを招いたシンポジウム付試写会でした。開場全体が、いつもの試写会とは違う真摯な雰囲気でした。
1994年のルワンダ。
ポール(ドン・チードル)は優秀な支配... [続きを読む]
受信: 2006年1月 7日 (土) 13時10分
» ホテル・ルワンダ [Saturday In The Park]
イギリス&イタリア&南アフリカ合作
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル
ソフィー・オコネドー
ホアキン・フェニックス
ニック・ノルティ
1994年アフリカのルワンダでフツ族とツチ族による民族対立が原因の大量虐
殺事件が発...... [続きを読む]
受信: 2006年1月14日 (土) 23時04分
» ホテル・ルワンダ−映画を見たで(今年7本目)− [デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)]
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チーゲル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス
評価:90点(100点満点)
公式サイト
「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会
ただのドキュメンタリーではない。
戦争反...... [続きを読む]
受信: 2006年1月14日 (土) 23時43分
» ホテル・ルワンダ−映画を見たで(今年7本目)− [デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)]
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チーゲル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス
評価:90点(100点満点)
公式サイト
「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会
ただのドキュメンタリーではない。
戦争反...... [続きを読む]
受信: 2006年1月14日 (土) 23時43分
» 公開記念「ホテル・ルワンダ」映画+シンポジウム観覧記(映画編) [WHAT'S NEW PUSSYCAT!?]
かなり遅くなりましたが、1月6日に行われましたホテルルワンダ試写会ならびに映画のモデルとなったポール・ルセサバギナ氏を招いたシンポジウムの模様についてルポします。
今回のシンポジウムはピースビルダーズ・カンパニーが主催し、映画上映後、ポール・ルセサバギナ氏を交えてシンポジウムを行うというプログラムとなっている。入り口にてパンフレットをいただき、会場へ入場。結構人が多く、会場は8割ぐらい埋まっていた。
予定時間あたりに、司会者登場。ピースビルダーズ・カンパニー代表篠田英朗氏、「ホテル・ル... [続きを読む]
受信: 2006年1月15日 (日) 19時38分
» 映画:「ホテル・ルワンダ」 [遠慮無く…書くよ!]
監督: テリー・ジョージ
出演: ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、ジャン・レノ
原題: HOTEL RWANDA
制作: 2004 イギ [続きを読む]
受信: 2006年1月16日 (月) 18時45分
» ホテル・ルワンダ [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
映画ファンの署名活動が実って、日本での劇場公開が決定したという話題の映画作品です。
かなり政治色の強い内容になっている作品だけれども、各地の映画祭などで賞を取ったため、権利が高騰し、配給会社が買い付けに難色を示していたのだとか。それでも、この作品を海外で見た... [続きを読む]
受信: 2006年1月17日 (火) 10時55分
» 『ホテル・ルワンダ』 [ラムの大通り]
「憎しみからは何も生まれない」
----これってインターネットの署名運動によって
日本公開が実現した映画だよね。
「そう。昨年度のアカデミー賞で
ドン・チードルの主演男優賞ほか
全3部門でノミネートされた話題作だ」
----そんな映画なのに
なぜオクラ入りしそうになったの?
「まず一つは
遠いアフリカ大陸での
フツ族によるツチ族への虐殺と言う
きわめてヘビーな内容だったこと、
さらには主演がビッグネームではないこと、
そ�... [続きを読む]
受信: 2006年1月19日 (木) 09時55分
» ホテル・ルワンダ [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★★★
とにかく観てください。
[続きを読む]
受信: 2006年1月19日 (木) 21時09分
» 映画: ホテル・ルワンダ [Pocket Warmer]
邦題:ホテル・ルワンダ 原題:HOTEL RWANDA 監督:テリー・ジョージ [続きを読む]
受信: 2006年1月20日 (金) 01時42分
» [ ホテル・ルワンダ ]あなたは何を感じますか [アロハ坊主の日がな一日]
[ ホテル・ルワンダ ]@シアターN渋谷で鑑賞。
すごい人気である。老若男女問わず、多くの人が観に来て
いる。シアターN渋谷も毎回、満席に近い状態だ。
[ ホテル・ルワンダ ]は2004年度アカデミー賞の主要3
部門(脚本賞、主演男優賞、助演女優賞)にノミネートとい
う快挙を成し遂げる。アメリカでは公開されるやいなや翌
月には拡大公開されるほどの大ヒット作品だったにもかか
わらず、日本では公開のメドが立っていなかったとのこと。
... [続きを読む]
受信: 2006年1月27日 (金) 00時57分
» 「ホテル・ルワンダ」 [共通テーマ]
「売れそうにないから」との理由で日本公開が見送られ、熱狂的ファンの署名活動により、ようやく公開になったこの映画。あなたの思いを語ってください。 [続きを読む]
受信: 2006年1月27日 (金) 12時44分
» 「ホテル・ルワンダ」見てきました。 [よしなしごと]
最近見たい映画と言えば、ホテルルワンダかTHE有頂天ホテル。どちらもホテルつながりですが、内容はまったく違うこの映画。どっちを見に行こうかなぁ~。というわけで、なんとなくホテルルワンダに決定。... [続きを読む]
受信: 2006年2月 3日 (金) 00時22分
» ホテル・ルワンダ [俺の話を聴け〜!]
善人になりたいと思った。どちら側から見て善人とか悪人とか、そんな視点の切り替えで変わってしまうような、逆に言えば立場がその人間の善悪の判断をつかさどるような、そういうものじゃなく、自分以外の存在のために圧倒的なエネルギーを持って尽くす、そんな善人になりた....... [続きを読む]
受信: 2006年2月 9日 (木) 17時49分
» 『ホテル・ルワンダ』 テリー・ジョージ監督 [~Aufzeichnungen aus dem Reich~ 帝国見聞録]
渋谷の映画館「シアターN」で、前回上映が終わってお客さんがゾロゾロ出てきたなー、と思ってふと見上げると、40歳ぐらいのおじさんがモロ泣きしていました。けっこう泣いている人が多かったです。そう、恥ずかしげもなく涙を流すに値する作品でした。 内容詳細につい..... [続きを読む]
受信: 2006年2月12日 (日) 15時11分
» 『ホテル ルワンダ / HOTEL RWANDA』 ☆今年13本目☆ [honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜]
『ホテル ルワンダ』公式サイト:http://www.hotelrwanda.jp/原題:HOTEL RWANDA製作:2004年イギリス、イタリア、南アフリカ監督:テリー・ジョージ出演:ドン・チードル/ソフィー・オコネドー/ニック・ノルティ/ホアキン・フェニックス
《公開時コピー》「愛する家族を....... [続きを読む]
受信: 2006年2月19日 (日) 08時29分
» 『ホテル・ルワンダ』 [京の昼寝〜♪]
「愛する家族を守りたい。」ただひとつの強い思いが、1200人の命を救った・・・。
■監督 テリー・ジョージ■脚本 ケア・ピアソン・テリージョージ■キャスト ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、ジャン・レノ□オフィシャルサイト 『ホテル・ルワンダ』 フツ族とツチ族の間で続いていた内戦が終息、和平協定が結ばれよう... [続きを読む]
受信: 2006年2月27日 (月) 12時51分
» ホテル・ルワンダ(2004・加/英/南阿/伊) [NO MOVIE NO LIFE]
『考えさせられた』って・・・何を?っていう話なんです。 [続きを読む]
受信: 2006年3月24日 (金) 23時48分
» ホテル・ルワンダ [Diarydiary! ]
《ホテル・ルワンダ》 2004年 南アフリカ/イギリス/イタリア映画 - 原題 [続きを読む]
受信: 2006年5月 6日 (土) 19時15分
コメント
TBさせていただきました。
なんて簡潔にきちんと表現されているんでしょう。
私は、興奮しててうまく書けませんでした(いつもですが)
私もどんどん見てもらって、大きな映画館でやるまで勧めていくつもりです。
投稿: foo | 2006年1月 7日 (土) 13時09分
★fooさん、コメントありがとうございます。
すごく小さな作品ですが、見終わった後に猛烈に語りたくなる映画でしたね。是非日本でも成功して欲しいと思っています。
投稿: rambler | 2006年1月11日 (水) 13時21分
こんにちは!
私もやっと観てきました。
遠い国のことだから――と無関心でいることが、何よりも罪なことなんだと痛感しました。
でも、観て良かったです!!
そして出来れば、たくさんの人達にも観て、何かを感じてもらいたいです。
投稿: honu | 2006年2月19日 (日) 08時29分
★honuさん、コメントありがとうございます。
アメリカではどうやら大学の授業などでこの映画を見せているとの事。凄いですね。ほんと、少しでも多くの人に見て欲しい映画です。
投稿: rambler | 2006年2月23日 (木) 15時04分