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2006年1月 6日 (金)

スピルバーグの危険な賭け:「ミュンヘン」Munich レビュー

munich冗談ではなくスピルバーグの最高傑作。

ユダヤ人のスピルバーグがパレスチナ問題に関わる事で、大きな落とし穴を掘るのではと見ていた人も多いのですが、「作品」を持ってその声に対峙した作品。どちらかと言えばイスラエル関係者から非難の声が上がっている(そりゃ、当時のゴルダ・メイアイスラエル首相が登場し、非合法報復行為を決断・指示するシーンがあるのですから)問題作ですが、現時点で2005年のベスト10に軒並み名を連ねている点から見ても、スピルバーグはこの賭けに勝ったのではないでしょうか。

個人的にはスピルバーグには表現者としての色が強く出た「シンドラーズ・リスト」、「プラーベート・ライアン」といった作品より、「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」、そして「宇宙戦争」といったB級テイストの作品に最新の表現技術を組み込んだ職人的作品群に愛着があります。しかしこの映画は今日の世界でも最も扱う事が難しい中東問題、テロリズムといった問題に対して、どうしても発言したい表現者としてのスピルバーグを、映像職人としてのスピルバーグがうまく支える形で新たなる高みへ登っています。

内容は1972年に発生し、中東紛争の分岐点となったパレスチナ・ゲリラによるミュンヘン・オリンピックのイスラエル選手団の殺害事件が全ての基点となります。映画はその報復のためにイスラエル政府によって組織され、同時にイスラエル政府からは“存在しない存在”として扱われた5人の男達の物語。彼らのプロフェッショナルな暗殺活動を描く部分は“人一人を殺すことの重み”を伝えるべく描写はリアル(すなわち残虐)、かつ目標達成の過程はスリリング(新ジェームス・ボンド役に決定したダニエル・クレイグがメンバーの一人を演じているのは洒落?)。アクション映画として見ても一級品でこのあたりは職人スピルバーグの面目躍如。

ここで描かれる“ターゲット”は大体が、裕福で教養もあるアラブ人達(そもそも本当にミュンヘンの襲撃に関わったかどうかもはっきりしない)。当初はミュンヘンで殺された同胞の復讐心もあり、高揚感にも突き動かされていたメンバー達も次第に、生身の人間の返り血を浴びて、冥府魔道に落ちて行きます。映画はだんだんとアクション映画の領域を超え、表現者としてのスピルバーグが伝えたかった重厚な“テーマ”が姿を現します。

テロリストを追うものがまたテロリストになり、追うものは追われるものと成り、そして報復が報復を生み出していく。この憎悪の雪だるまが転がる先に建っているのは天にそびえる二本の巨大な塔、そして日常の中に、テロの恐怖を内在した我々が今暮らしているこの世界。言葉でなく映像を持って語らせる(それも思いっきりわかりやすい)所は、表現者スピルバーグの真骨頂。

TimeCover1 ”Time誌”インタビューを読むと途中で偶然起きる“対話”等に“希望”を含ませているとの事ですが、どうでしょうか、私にはラストは希望ではなく、永遠に続く絶望に感じられたのですが。ローリング・ストーンズの名曲「悪魔を憐れむ歌」で悪魔が囁く「結局の所、ケネディ兄弟を殺したのも俺とお前じゃないか」が頭の中でリフレインしています。

過去記事: 「ミュンヘン」Munich (予告、その2) 2005年12月10日
「ミュンヘン」Munich 2005年11月 9日

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コメント

お邪魔します~♪

悪くないんですよね、でもボチボチでんなぁ~♪って位の出来ですか?ちょっと主題がヘビィだからかな?

誰が描いても、結局答え出せない問題だと思うのです。それをストレートに描いたところはエエのですが、やっぱり答えを求めてしまう自分が居たりして・・・

投稿: はっち | 2006年2月 5日 (日) 07時13分

お邪魔します~♪

>テロリストを追うものがまたテロリストになり、追うものは追われるものと成り、そして報復が報復を生み出していく。
コレって、みんな解ってる事だと思う。この周知の事実をどう切るか?ってのが監督の腕の見せ所だと思ったんですが・・・切らずに終わってしまった気が・・・

投稿: はっち | 2006年2月 5日 (日) 11時31分

★はっちさん、コメント二つもありがとうございます。

この映画の突きつける問題、明確な回答はないし、”切れる”問題ではないと思います。スピルバーグ&クーシュナーのやったことは、今もこの映画の結末で示された方向を変えていこうという、ささやかな提案ではないかと。

長年に渡り”大人子供(ピーターパン・シンドローム)”扱いされてきたスピルバーグの映画作家としての成熟を感じます。

投稿: rambler | 2006年2月 5日 (日) 13時50分

こんにちは。
トラックバックありがとうございます。

>映画はだんだんとアクション映画の領域を超え、表現者としてのスピルバーグが伝えたかった重厚な“テーマ”が姿を現します。

彼の老練さというのでしょうか。リアルな描写ながら、さりげなくサスペンスフルなアクションを織り込み、それでいて今なお世界に残る問題を扱う。今回のアプローチはとても興味深く感じました(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006年2月 7日 (火) 20時50分

★でんでんさん、コメントありがとうございます。

スピルバーグも老練と言われるようになってきたのですね~、感無量。確かに「シンドラー」「プラーベート」に比べても、一歩深みを増した感あり。ここからの作品が楽しみです。

投稿: rambler | 2006年2月18日 (土) 10時55分

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» 映画 MUNICH [プリンストンに暮らす]
本日スピルバーグ監督の映画 Munich が全米公開されました。 ミュンヘン在住時より、この映画の製作にはとても興味を持っていたので、 早速主人とプリンストンの古い小さな映画館へ出かけてきました。 もちろんイスラエル関係紙は、ハリウッドの冷めたスープと酷評ですが、 米国メディアは、スピルバーグ最高傑作などと絶賛!! お決まりのTwo Thumbs-upの評価以上に力強く、大きな問題を私達に 投げかける作品です。2時間44分�... [続きを読む]

受信: 2006年1月 8日 (日) 21時53分

» 賛否両論 映画「ミュンヘン」完成披露試写会参加 [bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ]
賛否両論や宣伝は控えめになど 話題の多いスピルバーグ監督の 「ミュンヘン」の完成披露試写会に行ってきました。 「宇宙戦争」に続く新作ですが 流れは「シンドラーのリスト」「プライベートライアン」の 歴史の裏に隠されたシリーズです。 作品は2時間44分の  このシリーズ特有の超大作ですが 見ごたえ充分、無駄なシーンがないほど 一気に見せてくれます。 1972年に自分が何歳であったか 「ミュウ... [続きを読む]

受信: 2006年1月20日 (金) 03時21分

» ミュンヘン [欧風]
今週は3本も試写会があって、「わーい、タダだー」と浮かれながら試写会場にせっせこ通っている訳ですけれども、全部問題なく観に行けてしまう私も社会人としてどーなのかと思いますが、まあ、それは考えない事にして(^_^;)、月曜の「最終兵器彼女」に引き続き、火曜日に観たのが「ミュンヘン」。 ミュンヘンというと、皆さん何を思い浮かべるでしょうね。たいていの人は「あ、ドイツの都市でしょ?」って感じでしょうか。サッカー好きなら「バイエルン・ミュンヘン」でしょうか。サッカーと言えばちょうど今年「ワールドカップ... [続きを読む]

受信: 2006年1月26日 (木) 23時31分

» 『ミュンヘン』試写 [Sign of Thursday]
昨夜、スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ミュンヘン』(原題『MUNICH』)の試写会に行ってきた。会場は大阪厚生年金会館芸術ホール。この作品は史実に基づいて制作されおり、1972年のミュンヘンオリンピック開...... [続きを読む]

受信: 2006年1月27日 (金) 16時22分

» ミュンヘン /MUNICH [我想一個人映画美的女人blog]
試写ホールの古椅子に座って観たらさすがにお尻痛くなった〜{/ase/} 退屈〜ってことにはならなかったけど、やっぱり長い。2時間44分{/ee_3/} 「長いなぁ、、、。」と思い始めた頃、意外とあっさり終わってしまった、、、 「ターミナル」といい「宇宙戦争」といい最近どうも作品的に微妙....。 なスピルバーグ監督が挑んだ最新作は 1972年9月5日、 ミュンヘンオリンピック開催中に起こった惨... [続きを読む]

受信: 2006年1月28日 (土) 01時27分

» ミュンヘン [Rohi-ta_site.com]
試写会で、出演:エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/キアラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ/ハンス・ジシュラー/ジェフリー・ラッシュ/脚本:トニー・クシュナー/エリック・ロス/製作・監督:スティーヴン・スピルバーグ/作品『ミュンヘン』を観ました。 ●ストーリー ミュンヘン・オリンピック開催中の1972年9月5日、パレスチナゲリラ“ブラック・セプテンバー (黒い九月)”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こり、イスラエル人の人質11名が犠牲となる。 これに激怒したイスラエル政府は非..... [続きを読む]

受信: 2006年1月28日 (土) 03時53分

» ミュンヘン [エリ好み★]
席がなくて、前から三列目で観たのが悪かったのか、終わる頃にはどんよりでした(-"-;) [続きを読む]

受信: 2006年1月28日 (土) 19時50分

» 「ミュンヘン」 [試写会帰りに]
中野ZEROホール「ミュンヘン」試写会。 1972年ミュンヘン・オリンピックで11人のアスリートが殺害された。深い悲しみの中、イスラエル政府が下した決断は報復だった……。史実に基づいた物語。スティーブン・スピルバーグ監督。 スピルバーグ監督の最高傑作と言われている事..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 1日 (水) 15時35分

» 「ミュンヘン」 [てんびんthe LIFE]
「ミュンヘン」一ツ橋ホールで鑑賞 感想を書く事がこんなにも困難極まりないと思わせるスピルバーグ監督作品。「シンドラーのリスト」だってもう少しストーリーが解るのでこの作品よりは書きやすいと思います。とにかくスピルバーグ=誰にでも受け入れやすいエンタメ作品ではありません。1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエル選手団11名が虐殺されたと言う大事件すらこの作品のCFを見るまで知りませんでした。華やかなオリンピックの裏側でそんな事があった…、小さすぎて知らなかったのか、興味が無くて気にならなかっ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 1日 (水) 16時06分

» 『ミュンヘン』★◆ [六本木シネマだより]
 「これを描くスピルバーグ監督、すごいな」というのが最初の感想だった。映画は、1972年ミュンヘンオリンピックで起きた、イスラエル選手を狙ったテロ事件を描いている。イスラエル政府はテロを起こしたパレスチナ組織「ブラック・セプテンバー」への報復を決断。エリック・バナ演じる下士官が遂行していくその任務は、新たな暴力の連鎖を引き起こす…というストーリーだ。  なぜ「すごいな」と思ったかというと、ユダヤ人であるスピルバーグ監督が、「ユダヤ人だって加害者になる」という映画を撮った、と思ったから。私は「報... [続きを読む]

受信: 2006年2月 1日 (水) 20時21分

» ミュンヘン [ネタバレ映画館]
 また爆弾の量を間違えちゃったよ・・・ってシャレにならないんですけど・・・  イスラエルとパレスチナの仁義なき戦い。復讐が復讐を呼び、際限なき憎しみが連鎖する。ご存知のとおり、スピルバーグ監督はユダヤ人であるけど、どちらが悪いなどといった次元の映画ではないことは確かだ。1972年のミュンヘン・オリンピックにおけるパレスチナの“黒い九月”というテロリスト・グループは引鉄となり、報復合戦がはじまったと�... [続きを読む]

受信: 2006年2月 1日 (水) 23時44分

» ミュンヘン [EiGACAN!-Movie Comment]
スピルバーグの新作「ミュンヘン」を試写会で見た。 シカゴ・トリビューン紙「意図は高貴なものだが、物語は視点がなく感傷的」、ニューワーク・スターレジャー紙「ミュンヘンの究極的な問題は、存在しない明確な答えを求めようとしていることだ」(どちらもキネ旬より�... [続きを読む]

受信: 2006年2月 2日 (木) 21時03分

» ミュンヘン [No Need To Argue]
2月1日、よみうりホールにて試写会。 「ミュンヘン」公式サイト http://munich.jp/ スピルバーグの新作。 1972年のミュンヘン・オリンピック開催中、パレスチナのテロリスト集団“黒い九月”がイスラエルの選手村を襲撃し、11名が犠牲となった。 イスラエ....... [続きを読む]

受信: 2006年2月 4日 (土) 09時29分

» ミュンヘン [Akira's VOICE]
事実以上の驚きは無い。 でも,響くメッセージは胸に刺さる。 [続きを読む]

受信: 2006年2月 4日 (土) 16時21分

» ミュンヘン MUNICH [travelyuu とらべるゆう MOVIE]
監督・製作のスティーヴン・スピルバーグ エリック・バナ主演 ミュンヘン1972年9月5日早朝 オリンピック村で パレスチナ過激派組織「黒い9月」がイスラエル選手団11人を捕らえ パレスチナ人 234 名の解放を求めます そしてテロリスト達は ミュンヘン空港からエジプト・カイロへ向かうチャーター便を要求します ミュンヘン空港で西ドイツ軍はテロリスト達を狙撃するのですが失敗 人質は全員殺害という最悪の事態に陥った  「ミュンヘンオリンピック事件 1972 Munich Massacre 」 イス... [続きを読む]

受信: 2006年2月 4日 (土) 17時07分

» ミュンヘン・・世界を視野にいれた互いの理解 [|nao-life |]
ミュンヘンを観てきました。 上映時間が長いと言われていますが、私の感想としては、 死と隣あわせの緊張が続き、中だるみなく観ることができました。 また、この手の映画では、人間関係が複雑に絡みあい、 途中で話がわかりにくくなってしまいがちですが、 ストーリーを見失うこともなく、ストレートに観ることができました。 また、それ以上に 主人公の人間性の変化や、任務より帰りたいと感情になるなど 主人公と見ている私の感情が同化していく感覚になり不思議な感覚でした。 このところ、私のスピル... [続きを読む]

受信: 2006年2月 4日 (土) 19時52分

» 「ミュンヘン」スピルバーグの勇気 [SUKANPIN NOTE]
出町柳コースケです。 今日のすかんぴん映画のススメは、スティーブン・スピルバーグ監督最新作「ミュンヘン」です。 この映画は実際の起こった事件を元に今尚、世界のどこかで行なわれている人間同士の終らない殺戮という陰の部分を問題視する視点で描いた社会派映画です..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 01時16分

» 「ミュンヘン」スピルバーグの勇気 [SUKANPIN NOTE]
出町柳コースケです。 今日のすかんぴん映画のススメは、スティーブン・スピルバーグ監督最新作「ミュンヘン」です。 この映画は実際の起こった事件を元に今尚、世界のどこかで行なわれている人間同士の終らない殺戮という陰の部分を問題視する視点で描いた社会派映画です..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 01時18分

» 愚直に感じてほしい:ミュンヘン [夜明け前]
[続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 03時58分

» ミュンヘン [パレード]
 冷たい雨の降る有楽町へ。映画「ミュンヘン」、その試写会を観るためだ。  1972年、平和の祭典オリンピックは地獄と化した。選手村へ武装したテロリスト集団が進入、イスラエル選手11人を人質に取り篭城する。その結果、選手全員が殺害されたいわゆるミュンヘン事件である。  イスラエルのある家庭。テレビから流れるニュースを見ながら妻がつぶやく。 ――あなたのことが心配だわ。オリンピック選手だって殺される時代ですもの。  おそらくそれは、当時この国に住むすべての夫を持つ女、子を持つ女の... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 08時26分

» ミュンヘン [利用価値のない日々の雑学]
この事件は筆者もリアルタイムで記憶している。いつかはこの事件が作品化されることを当時から信じて疑わなかったが、まさか、大御所スピルバーグ程の大物がこのテーマを扱うとは夢にも思わなかった。だから、この作品化の第一報を聞いたときから、近年、稀にみるほど自分の中で公開が待ち遠しい作品であった。公開直前にオスカー作品賞ノミネートの吉報も入り、まさか、監督賞は考えていたが、作品賞(尤も、今回は作品賞と監督賞のノミネートが同一)とはオスカー委員の傾向としては意外だった。ミュンヘン五輪の悲劇は自分の生活にもリ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 08時54分

» ミュンヘン [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆  人間の哀しく愚かな本質をみる [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 10時01分

» ミュンヘン [cinema capsule]
ミュンヘンオリンピックで実際に起こったテロ事件。 史実を元に描かれる報復と精神のバランスを崩していく 男の姿を描く。 ★「ミュンヘン」 2005年アメリカ 164分 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:エリック・バナ    ダニエル・クレイグ    キアラン・ハインズ     マチュー・カソビッツ    ハンス・ジシュラー    ジェフリー・ラッシュ     ★Story 1972... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 12時09分

» 映画館「ミュンヘン」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
1972年ミュンヘンオリンピック、パレスチナゲリラによってイスラエル選手11人が犠牲になる。イスラエル機密情報機関“モサド”は暗殺チームを編成しパレスチナゲリラ11人暗殺が実行される。。。という事実に基づいたお話です。 ミュンヘンオリンピックのときに...... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 13時40分

» 始まりでも「ミュンヘン」終わりでもない [再出発日記]
「ミュンヘン」監督スティーヴン・スピルバーグ出演エリック・バナダニエル・クレイグジェフリー・ラッシュマチュー・カソヴィッツ1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中に、パレスチナゲリラ“ブラック・セプテンバー 黒い九月”によるイスラエル選手団襲撃事件...... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 21時24分

» 映画「ミュンヘン」と映画「戦場のピアニスト」(1/2) [make myself just as hard]
映画「ミュンヘン」(Munich, 2005・米国) 映画「戦場のピアニスト」(The Pianist, 2002・仏独英ポーランド) スピルバーグ監督の最新作「ミュンヘン」(昨日より公開中)はさまざまな側面で秀逸だと思うが1、その中でも際立つ点というのは、私がポランスキー監督映画「戦場のピアニスト」を観て特に感銘を受けた部分と共通すると感じた。そこで、今回はこれら二つの映画を同時に紹介する。映画「ミュンヘン」は1972年のミュンヘン五輪開催中に起きたPLO(パレスチナ解放機構)によるイスラ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 6日 (月) 06時44分

» 『ミュンヘン』 2006・2・5に観ました [映画と秋葉原とネット小遣いと日記]
『ミュンヘン』  公式HPはこちら  ENTTER SITEでFlash版 ●あらすじ 1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピックの選手村で、パレスチナゲリラ(黒い九月)のテロにより、イスラエル選手団11人死亡した。イスラエルの機密情報機関(モサド)は、報復の... [続きを読む]

受信: 2006年2月 6日 (月) 18時15分

» スピルバーグが語りたいこと [CINEMOVIE観たつもりレビュー]
スピルバーグが宇宙戦争とインディージョーンズの間で作ったと おそらく語られることになる社会派映画「ミュンヘン」 スピルバーグは結構唐突にこういう映画を作る。 1985年にその3年前に「E.T.」でハリウッドのトップ監督に躍り出たスピルバーグが、 黒人差別と女性差別..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 6日 (月) 23時17分

» スピルバーグが語りたいこと [CINEMOVIE観たつもりレビュー]
スピルバーグが宇宙戦争とインディージョーンズの間で作ったと おそらく語られることになる社会派映画「ミュンヘン」 スピルバーグは結構唐突にこういう映画を作る。 1985年にその3年前に「E.T.」でハリウッドのトップ監督に躍り出たスピルバーグが、 黒人差別と女性差別..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 6日 (月) 23時18分

» スピルバーグが語りたいこと [CINEMOVIE観たつもりレビュー]
スピルバーグが宇宙戦争とインディージョーンズの間で作ったと おそらく語られることになる社会派映画「ミュンヘン」 スピルバーグは結構唐突にこういう映画を作る。 1985年にその3年前に「E.T.」でハリウッドのトップ監督に躍り出たスピルバーグが、 黒人差別と女性差別..... [続きを読む]

受信: 2006年2月 6日 (月) 23時20分

» 「ミュンヘン」 [それ、いいかも?]
「ミュンヘン」 謀略史観的な書物では、モサドといえば世界中の情報工作機関の中で最も優秀で最もプロ意識の高い冷徹な集団として描かれるが、この映画に登場する工作員たちはそれにはほど遠い。 水も漏らさぬ完璧な計画を立てるでもなく、表情ひとつ変えずに敵を始末するわけでもない。 暗殺という任務に葛藤を繰り返し、次第に疑問さえ感じ始める。 彼らのキャラクターに関しては創作された部分も多いようだが、ある意味のリアリティがそこ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 7日 (火) 10時08分

» 『ミュンヘン』 [ラムの大通り]
※映画の核に触れる部分もあります。 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方が…かも。 ----この映画、今日から公開だよね。 フォーンも観たけど、どうだった? 「う〜ん、ぼくは勘違いしていたね。 まずは物語を要約してみよう。 ミュンヘン・オリンピックの開催中、 パレスチナ・ゲリラによる襲撃で イスラエルの11人のアスリートたちが殺害される。 イスラエル政府はその報復として暗殺チームを結成�... [続きを読む]

受信: 2006年2月 7日 (火) 13時01分

» Munich [遠慮無く…書くよ!]
久々に骨太の映画を観た思いでした。胸が苦しくなりましたけど・・・。色んな見方ができる映画です。Espionageモノのとしてもかなりのリアリティーを持ってますし、パレスチナ問題 [続きを読む]

受信: 2006年2月 7日 (火) 19時20分

» 映画「ミュンヘン」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:MUNICH 1972年9月5日、ミュンヘンオリンピックでのパレスチナゲリラブラック・セプテンバーによる人質事件、そして報復の暗殺の物語が綴られる・・。 この映画、事件の関係者のコメントに基づいて創られたという。パレスチナゲリラの獄中のメンバ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 01時34分

» ★「ミュンヘン」 [ひらりん的映画ブログ]
公開初日のナイト・ショウで観てきました。 スピルバーグ監督の映画という事で、夜中にしてはまずまずの入り。 原題は「MUNICH」。 2005年製作のサスペンス・ドラマ、164分もの。 [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 03時15分

» ミュンヘン [ショウちゃんのエーガな日常]
例えていえば、在日朝鮮人の監督が松竹、東宝か東映で、一連の日本人拉致事件は北朝鮮の工作員によるという映画を製作したようなもの。 というと例えがあまりに乱暴だろうか。 ミュンヘン・オリンピックで起こったパレスチナ人によるイスラエル・チームの人質監禁および、そのあとの人質殺害と実行犯の射殺。 ときのイスラエル首相は報復として実行犯に犯行を指示したとされる十一人の人物の暗殺を計画する。 殺害されたイスラエル人選手と... [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 09時56分

» 映画 『Munich』 [:::Life with Film 映画な毎日:::]
 映画『Munich』(ミュンヘン)を観ました。かなり前に観ていたんですが、日記に書くの忘れていました^^; アカデミー賞のノミネート見て思い出した次第です(笑)  深い映画ですね。史実に基づいた映画はついついのめりこんで観てしまいます。 33年前・・・(辛うじて)私はまだ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 17時45分

» 『ミュンヘン』 [映像と音は言葉にできないけれど]
ミュンヘンオリンピック。この時代に生きた人間なのですが、どちらかといえば「負けてたまるか」に関心があったので、事件の裏までは知りませんでした。 [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 20時50分

» 【ミュンヘン】目には目を。。。 [見取り八段・実0段]
1972年のミュンヘンオリンピックで、パレスチナゲリラによってイスラエル選手11人がテロの犠牲になった。その事実に基づいた映画。実際に、このような事件があった事は全く知らず。。。ミュンヘンオリンピック事件(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』...... [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 21時14分

» ミュンヘン [悠雅的生活]
報復が齎す孤独と苦悩 [続きを読む]

受信: 2006年2月 8日 (水) 22時11分

» ミュンヘン~終わりなき復讐劇 [Osaka-cinema-cafe]
もうすぐ「トリノオリンピック」が開催されます。 平和な、民族の祭典のはずのオリンピックですが、 この映画の舞台となる1972年のミュンヘン・オリンピックでは アスリートが殺されるという事件が起きています。 その事件から今年で34年。 ちょうど僕の生まれた年なので、僕はもちろん覚えていませんが、 教科書や授業で習った記憶があります。 映画「ミュンヘン」(S・スピルバーグ監督) 1972年のミュンヘン・オリンピックで イスラエル人アスリート11人がテロで死亡。 イスラエル... [続きを読む]

受信: 2006年2月 9日 (木) 02時24分

» 「ミュンヘン」 [共通テーマ]
1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中に起きたイスラエル選手団襲撃事件。選手11名は全員死亡。モサドはゲリラ11名の殺害を企てる・・・ 「わたしは正しいのか?」。スピルバー [続きを読む]

受信: 2006年2月 9日 (木) 16時46分

» 12 ミュンヘン [毎週水曜日にMOVIE!]
またしても自分が世の中をしらないと思い知らされました。 「ホテル・ルワンダ」から始まり、今年は世界のことに目をしかと向けろと示唆される映画にばかりあいます。いい年して、知らないことが多すぎるのでこれをきっかけに学びたいと思います。 1972年のミュンヘンオリンピックで、イスラエルの選手団がパレスチナ人に11人虐殺されてしまう。政府は復讐のために、5人の男を集め首謀者を殺そうと決意する。 そのリーダーに選ばれたモサドのアヴナー(エリック・バナ)。普通に生きる人間である彼が、普通の暮らしを... [続きを読む]

受信: 2006年2月 9日 (木) 22時54分

» 「ミュンヘン 」 Munich [俺の明日はどっちだ]
頭脳警察の PANTA が、♪ 銃を取って叫べ! あるいは、♪ さようなら世界夫人よ と歌っていたあの頃、連合赤軍の浅間山荘事件が起きて心情的に多くの人たちの中に70年安保の終焉を感じ、またイスラエルのテルアビブ、ロッド空港での日本人ゲリラ奥平剛士、安田安之、岡本公三による自動小銃乱射に対して、日本の新左翼の運動が一般の学生から完全に乖離したと実感せざるを得なかったあのころ、ミュンヘンで事件は起こった。 映画を観�... [続きを読む]

受信: 2006年2月10日 (金) 00時06分

» ミュンヘン [Alice in Wonderland]
本日は朝から首が痛く夕方になっても治らなかったのだけど2時間44分のミュンヘンを観に来ました。話に盛り上がりはなかったものの平和ってなんなんだろう?正義ってなに?と悩まされる映画でした。ただ中東問題やパレスチナ問題などの知識のなさに少し凹んでしまいまし...... [続きを読む]

受信: 2006年2月10日 (金) 12時28分

» 【劇場鑑賞12】ミュンヘン(MUNICH) [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
1972年ミュンヘン・オリンピック 世界は11人のアスリートが 殺されるのを目撃した この映画は、その後の物語である。 [続きを読む]

受信: 2006年2月10日 (金) 20時12分

» 映画「ミュンヘン」 [しょうちゃんの映画観賞日記]
2006年5本目の劇場鑑賞です。劇場で観ました。「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」のスティーヴン・スピルバーグ監督作品。「この映画は史実に基づいた物語である。」から始まりました。内容はてっきり「黒い九月」がイスラエルの選手村を襲撃した時の「黒い九...... [続きを読む]

受信: 2006年2月12日 (日) 00時24分

» ミュンヘン [ちつ子の調教シネマCAFE]
エンドロールが流れ始めてもあたし、暫く席を立てなかったわ。 強烈な虚脱感に襲われた、というか茫然と何も考えられない状態のまま出口に向ったのを記憶しているわね。 公開初日に友達と観に行ったのだけれど、シアターを出て数分間はお互い....... [続きを読む]

受信: 2006年2月12日 (日) 17時58分

» あなたはミュンヘンで感動したかい? [Shinri-Xの毎日楽しく頑張っていこう!]
スピルバーグのミュンヘンを見ました。 実話にもとづく映画は、本当に重いですね~。 映画のような話だとよく言いますが、本当の話なんですね。 もう少し歴史的背景を勉強しようと思いました。 ミュンヘンは、おすすめできます。... [続きを読む]

受信: 2006年2月13日 (月) 22時31分

» 社会派超大作「ミュンヘン」見てきました [よしなしごと]
 30個目のアカデミー賞受賞なるか?スティーブンスピルバーグの「ミュンヘン」を見てきました。 [続きを読む]

受信: 2006年2月13日 (月) 23時08分

» 映画『ミュンヘン』は、『SAYURI』にも匹敵する一大国際プロジェクトでした。 [海から始まる!?]
 エリック・バナ(もしくはダニエル・クレイグ)が、考え込んでしまっているかように、がっくり肩を落として座っているシルエット。  映画『ミュンヘン』の予告編から事前に私が得たイメージ映像はこれだけでした。  アメリカでの先行公開が、アカデミー賞をぎりぎりで狙える12月23日であり、日本でも事前のマスコミ向けの試写も年明けにわずか1回行なわれただけだったので、映画『ミュンヘン』に関する大体のストーリーは伝えられたにせよ、誰が出ているのかというような情報はあまり入ってきてはいませんでした。監...... [続きを読む]

受信: 2006年2月15日 (水) 00時21分

» White February, Black September [憔悴報告]
みんな行っちゃった。 トリノに行っちゃった。 ひとりだけミュンヘンで居残り。 [続きを読む]

受信: 2006年2月16日 (木) 15時43分

» ミュンヘン(2月4日公開) [オレメデア]
1972年9月5日の未明. ドイツでは,「ミュンヘンオリンピック」が行われていた. その選手村で,パレスチナのゲリラ「Black September(黒い9月)」と名乗る組織が乱入. イスラエル人の選手をはじめとする11人が人質になり,全員が死亡するという衝撃の事件が起こった. ...... [続きを読む]

受信: 2006年2月17日 (金) 19時19分

» 「ミュンヘン」(第3回)■呪われた作品 [映画と出会う・世界が変わる]
この映画はスピルバーグ作品の中では「シンドラーのリスト」と同系列に扱われるが、必ずしも同じ系統の作品ではない。「シンドラーのリスト」にはシンドラーというユダヤ人を虐殺から救う正義の主人公とユダヤ人を虐殺するナチスという明確な対立軸があった。しかし、この...... [続きを読む]

受信: 2006年2月18日 (土) 23時25分

» 「ミュンヘン」(第2回)■題名は何故、「ミュンヘン」なのであ... [映画と出会う・世界が変わる]
映画「ミュンヘン」の題名は何故、「ミュンヘン」なのであろうか。ベースになったものがジョージ・ジョナスの「標的は11人 モサド暗殺チームの記録」であるから、「標的」とか「報復」とかであってもいいはず。確かにミュンヘン・オリンピックでの事件が発端であるが、...... [続きを読む]

受信: 2006年2月18日 (土) 23時25分

» 「ミュンヘン」テロの狂気と正義 [soramove]
「ミュンヘン」★★★☆ エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ラッシュ主演 スティーヴン・スピルバーグ監督、2005年、アメリカ 1972年 ミュンヘン・オリンピック開催中に、 パレスチナゲリラによる イスラエル選手団襲撃事件が起こった。 人...... [続きを読む]

受信: 2006年2月19日 (日) 16時26分

» ミュンヘン [WILD ROAD]
『ミュンヘン』 2005年アメリカ(164分) 監督:スティーヴン・    スピルバーグ 音楽:ジョン・ウィリアムズ 出演:エリック・バナ    ダニエル・クレイグ    キアラン・ハインズ    マチュー・カソヴィッツ    ハンス・ジシュラー ...... [続きを読む]

受信: 2006年2月19日 (日) 23時00分

» 『ミュンヘン』★★★★・91点 [ヘーゼル・ナッツ☆シネマ カフェ]
『ミュンヘン』公式サイト 制作年度/国;'05/米 ジャンル;社会派ドラマ               配給;アスミック・エース  上映時間;2時間44分  PG−12 監督;スティーヴン・スピルバーグ 出演;エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/ジェフリー・ラッシュ観...... [続きを読む]

受信: 2006年2月20日 (月) 09時22分

» 映画『ミュンヘン』を観て [KINTYRE’SPARADISE]
原題:Munich(アメリカ)上映時間:164分監督:スティーヴン・スピールバーグ出演:エリック・バナ(アヴナー)、ダニエル・クレイグ(スティーヴ)、キアラン・ハインズ(カール)、マチュー・カソヴィッツ(ロバート)、ハンス・ジシュラー(ハンス)、ジェフリー・ラ...... [続きを読む]

受信: 2006年2月20日 (月) 09時34分

» 『ミュンヘン』 [ストーリーの潤い(うるおい)]
「今はいがみ合っている者同士でも、人間的なコミュニケーションを続ければ、いつかはそれが、殺し合いの抑止力になる」 そう感じさせられるシーンがいくつも。 [続きを読む]

受信: 2006年2月24日 (金) 05時24分

» 「ミュンヘン」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
今から34年前の1972年、西ドイツ(現在のドイツ)のミュンヘンでミュンヘンオリンピックが開催された。開会式は8月26日に行われたのだが、それから10日後の9月5日に世界中を震撼させる大事件が起こった。世に言う「ミュンヘンオリンピック事件」で在る。 パレスチナの武装グループ”黒い九月(ブラック・セプテンバー)”のメンバー8人が、オリンピック会場内のイスラエル選手村に乱入。イスラエル人選手とコーチの2名を殺害した上、�... [続きを読む]

受信: 2006年3月 1日 (水) 03時43分

» 『ミュンヘン / MUNICH』 ☆今年20本目☆ [honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜]
『ミュンヘン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/syriana/原題:MUNICH製作:2005年アメリカ監督:スティーヴン・スピルバーグ出演:エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/キアラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ/ハンス・ジシュラー/ジェフリー・ラッシュ ....... [続きを読む]

受信: 2006年3月23日 (木) 06時02分

» ミュンヘン 06年169本目 [猫姫じゃ]
ミュンヘン 2005年   スティーブン・スピルバーグ 監督エリック・バナ , ダニエル・クレイグ , キアラン・ハインズ , マチュー・カソヴィッツ やっぱり、こういうのが、今のスピルバーグなのね。 ミュンヘン五輪で実際に起きたテロの映画化。 http://usarambler....... [続きを読む]

受信: 2006年9月 6日 (水) 10時03分

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