2006年アカデミー賞全部門予想
3月3日追記:予測に”見どころ”を加筆しました。ご参考下さい。
スーパーボウルもグラミーもトリノオリンピックも終わりましたが、いよいよアカデミー賞の発表が1週間後にせまりました。
昨年は日記の中で予想を行いまして、19部門を予測、的中10部門、対抗に推した作品受賞6部門、まったくのコケが3部門でしたが、最大の後悔は作品賞をはずした事。その時点で「ミリオンダラー・ベイビー」を見ていなくて、スコセージへの同情をしての失敗。反省から今年は作品賞候補全てを見ての予想。個人の好き嫌い(作品賞候補は全部素晴らしいと思いますが)、同情抜きの全部門制覇狙い!
以下、続きに全部門予測あります(長文ご覚悟を)。本命は◎、対抗○、穴には△。作品タイトルをクリックすると過去の関連記事へ飛びます。人気blogランキングに参加中。是非ご支援を 
■ 作品賞
◎ブロークバック・マウンテン
○クラッシュ
△グッドナイト&グッドラック
ミュンヘン
カポーティ
見どころ:あまりに前哨戦で賞を取り過ぎた「ブロークバック・マウンテン」に反発の声も?という事で対抗馬として「クラッシュ」が取り上げられています。しかしまあ、今年ブロークバックマウンテンが取れなかったら、それはハリウッドが”偏見”を持っているからだと叩かれそうなので、結局本命に落ち着くと見ています。
本来最もアカデミー賞会員好み(メディアの勇気を描く)の「グッドナイト&グッドラック」は、きっとどこか(個人予測・脚本賞)で残念賞があるはず。ユダヤ・コミュニテイからの反発を買ったスピルバーグにチャンスはなく(個人的にはアカデミー賞をとった「シンドラー」「ライアン」等より”進化・深化”した作品だと思いますが)、「カポーティ」には主演男優賞が行くのではないでしょうか(昨年の「レイ」パターン)。
■ 監督賞
◎アン・リー (ブロークバック・マウンテン)
○ジョージ・クルーニー (グッドナイト&グッドラック)
△ポール・ハギス (クラッシュ)
スティーブン・スピルバーグ (ミュンヘン)
ベネット・ミラー (カポーティ)
見どころ:こちらアン・リーでがちがち。というのも「ブロークバック・マウンテン」の成功は、誰が考えても監督の手腕によるところが大きい為。
■ 主演男優賞
◎フィリップ・シーモア・ホフマン (カポーティ)
○ヒース・レジャー (ブロークバック・マウンテン)
△デヴィッド・ストラザーン (グッドナイト&グッドラック)
ホアキン・フェニックス (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
テレンス・ハワード (Hustle & Flow)
見どころ:ホフマンVSレジャーですが、演技を比較したらホフマンの圧勝。ただ、昨年の「レイ」=ジェイミー・フォックス、キャサリーン・ヘップバーン=ケイト・ブランシェットのようにアカデミー賞=実在人物そっくり賞ではないという、反発もあり、カポーティ=ホフマンに対する反発もあるかと思われます。その意味でホキアン・フィニックス=ジョニー・キャッシュも厳しいかと。
■ 主演女優賞
◎リース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
○フェリシティ・ハフマン (Transamerica)
キーラ・ナイトレイ (プライドと偏見)
ジュディ・デンチ (Mrs .Henderson Presents)
シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)
見どころ:リースVSハフマン。主演男優賞部門で実在人物に関する反発を書きましたが、それすら跳ね返してしまいそうな勢いがあるのが、リース。作品賞、主演男優賞等が地味な分、ここは華やかなリースの勝利かと思われます。シャーリーズ&ナイトレイは当日の華やかショーアップ要員。
■ 助演男優賞
◎ジョージ・クルーニー (シリアナ)
○ポール・ジアマッティ (シンデレラマン)
△マット・ディロン (クラッシュ)
ジェイク・ギレンホール (ブロークバック・マウンテン)
ウィリアム・ハート (ヒストリー・オブ・バイオレンス)
見どころ:予測の難しい部門。個人的にはジアマッティなのですが、今年の最高殊勲選手であるクルーニー有利と見ています(グッドナイト&グッドラックの助演分も加点されるため)。ウィリアムハートは出番身近すぎ、ギレンホール若すぎ(今後主演男優賞が狙える素材)、マットディロンにカムバック賞で受賞の可能性が少しあり。
■ 助演女優賞
◎レイチェル・ワイズ (The Constant Gardener)
○キャスリーン・キーナー (カポーティ)
△ミシェル・ウィリアムス (ブロークバック・マウンテン)
エイミー・アダムス (Junebug)
フランシス・マクドーマンド (スタンドアップ)
見どころ:こちらも難関。華やかさでワイズを選んでみました(主演部門でリース優位と考えている理由と同じ)。もしウィリアムス&レジャー受賞になると、映画で夫婦、実生活で夫婦の受賞となりますが。
■ 脚本賞
◎ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ (グッドナイト&グッドラック)
○ポール・ハギス、ボビー・モレスコ (クラッシュ)
ノア・ボーンバッハ (The Squid and the Whale)
ウディ・アレン (Match Point)
スティーブン・ギャガン (シリアナ)
見どころ:「クラッシュ」優位説の高い中、あえて「グッドラック」。アメリカでの作品評価の高さはこちらだと思うので。
■ 脚色賞
◎ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ (ブロークバック・マウンテン)
○ダン・フッターマン (カポーティ)
ジェフリー・ケイン (The Constant Gardener)
ジョシュ・オルソン (ヒストリー・オブ・バイオレンス)
トニー・クシュナー (ミュンヘン)
■ 撮影賞
◎ロドリゴ・プリエト (ブロークバック・マウンテン)
○ディオン・ビーブ (SAYURI)
ロバート・エルスウィット (グッドナイト&グッドラック)
ウォーリー・フィスター (バットマン ビギンズ)
エマニュエル・ルベッキ (ニュー・ワールド)
■ 編集賞
◎ヒューズ・ウィンボーン (クラッシュ)
○マイケル・マッカスカー (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
マイケル・カーン (ミュンヘン)
マイク・ヒル、ダニエル・P・ハンリー (シンデレラマン)
クレア・シンプソン (The Constant Gardener)
見どころ:今年の穴馬「クラッシュ」の活躍に対する評価は、脚本ではなくこちらと見ております。
■ 美術賞
◎ジョン・マイヤー (SAYURI)
○クリスタ・ムンロ (グッドナイト&グッドラック)
グラント・メイジャー (キング・コング)
サラ・グリーンウッド (プライドと偏見)
スチュアート・クレイグ (ハリー・ポッターと炎のゴブレット)
見どころ:「アカデミー賞最有力作品」をうたい文句にしてきた「SAYURI」。作品評価ではなく、技術部門関連で大暴れしそう。
■ 衣装デザイン賞
◎コリーン・アトウッド (SAYURI)
○ジャクリーヌ・デュラン (プライドと偏見)
△ガブリエラ・ペスクッチ (チャーリーとチョコレート工場)
アリアンヌ・フィリップス (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
サンディ・パウエル (Mrs. Henderson Presents)
■ メイキャップ賞
◎ハワード・ベルガー、タミ・レイン (ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女)
デヴィッド・リロイ・アンダーソン、ランス・アンダーソン (シンデレラマン)
デイヴ・エルシー、アネット・マイルズ (スター・ウォーズ/シスの復讐)
見どころ:2005年最大のヒットでありながら、全く無視の「シスの復讐」。唯一の可能性のこの賞もどうなるでしょうか?
■ 作曲賞
◎グスターボ・サンタオラヤ (ブロークバック・マウンテン)
○ ジョン・ウィリアムズ (SAYURI)
ジョン・ウィリアムズ (ミュンヘン)
アルベルト・イグレシアス (The Constant Gardener)
ダリオ・マリアネッリ (プライドと偏見)
見どころ:ダブルノミネートの巨匠ジョン・ウィリアムス有力と見られていますが、映画が終わったあとも心に残る旋律は「ブロークバック」でした。さてどちらが勝つのでしょうか?
■ 主題歌賞
◎"In the Deep" (クラッシュ)
"It's Hard Out Here for a Pimp" (Hustle & Flow)
"Travelin' Thru" (Transamerica)
■ 録音賞
◎クリストファー・ボイズ (キング・コング)
○テリー・ポーター、トニー・ジョンソン他 (ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女)
ポール・マッシー他 (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
アンディ・ネルソン (宇宙戦争)
ケヴィン・オコネル、グレッグ・P・ラッセル (SAYURI)
■ 音響編集賞
◎マイク・ホプキンス、イーサン・ヴァン・ダー・リン (キング・コング)
ワイリー・ステートマン (SAYURI)
リチャード・キング (宇宙戦争)
■ 視覚効果賞
◎ジョー・レッテリ、ブライアン・ヴァント・ハル他 (キング・コング)
ディーン・ライト、ビル・ウェステンホッファ (ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女)
デニス・ミューレン、パブロ・ヘルマン他 (宇宙戦争)
■ 長編アニメーション賞
◎ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
○ティム・バートンのコープスブライド
ハウルの動く城
見どころ:「ハウル」の可能性は極めて低いと思います。日本人としては残念ですがウォレスVSブライド(キルビルか?笑)。アカデミーに愛し続けられてきたウォレス優位です。
■長編ドキュメンタリー賞
◎MURDERBALL
○皇帝ペンギン
△Enron: The Smartest Guys in the Room
ダーウィンの悪夢
Street Fight
■ 外国語映画賞
◎Paradise Now (パレスチナ)
○Tsotsi (南アフリカ)
△白バラの祈り/ゾフィー・ショル最期の日々 (ドイツ)
戦場のアリア (フランス)
Don't Tell (イタリア)
以下のカテゴリーは全く見ていないし、評判も良くわからないので、EW誌、プレミア誌の予測を読んでの受け売りです。
■ 短編映画賞 (実写)
◎Ausreisser (The Runaway) 完全にEW誌の受け売りですが。
Cashback
The Last Farm
Our Time Is Up
Six Shooter
■ 短編映画賞 (アニメ)
◎9 ティムバートンが長編版をつくるとか。
○One Man Band ピクサー作品
Badgered
The Moon and the Son: An Imagined Conversation
The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello
■ 短編映画賞 (ドキュメンタリー)
◎The Mushroom Club 広島の“60年後“を描いた作品だとか。是非こちらでお願いします(これだけは、希望)
The Death of Kevin Carter: Casualty of the Bang Bang Club
God Sleeps in Rwanda
A Note of Triumph
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コメント
★ramblerさん、
こんにちは、初めてご挨拶に伺いました。
先日来、「第78回アカデミー賞」でのTBの行き来が叶いありがとうございます。
いやぁ、全部門予想とは凄い!
そして、何よりも、作品賞候補すべてをご覧になった上で授賞式に臨まれることが羨ましいです(^^)、さぞかし、スリリングでしょうね!!
こちら日本でも、授賞式一ヶ月前くらいまでに、もう少し今回各部門に候補を出している作品が鑑賞できるのであれば…、まぁ、僕なども同様に全部門予想出しをしてみたいところなのですが…。
いや、まぁ、仕方がありません。^^
さて、当方でも、昨年に引き続き、4人ほどでの「6部門予想」を近日中にまとめエントリーする予定ですので、その際に、また、TB等でお知らせをさせてください!
***
先ほど、別サイトの方でストーンズの記事を目に留めました!
こちら日本では、先週「さいたまスーパーアリーナ追加公演」が発表されました。
ここら辺に触れた当方のエントリーがありますので、後刻TBさせてください。
何にせよ、こちらでも3月22日の「東京ドーム公演」まで後一ヶ月を切り、ストーンズ狂は愈々落ちつかなくなりつつ…と云ったところです。((^^)
それでは、また、当方にもお気軽に遊びにいらしてください!
今後とも、宜しくお願いいたします。
投稿: ダーリン/Oh-Well | 2006年2月27日 (月) 16時26分
★ダーリン/Oh-Wellさん、コメントありがとうございます。
アカデミー賞、私も全部門等と気張らずに6部門にしておけば、5/6で優勝してチケットをお願い出来たのですが(笑)。来年こそは完全制覇!
ストーンズの件、いよいよ日本公演が近づいてきましたね~。相変わらず絶好調のようですので、日本公演をお楽しみに(選曲は北米ツアー前半に近いのか、後半に近いのか、すごく楽しみです)。
投稿: rambler | 2006年3月 7日 (火) 13時50分