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2006年3月13日 (月)

今年最も見たくない映画・「ユナイテッド93」と「ワールド・トレード・センター」

5月8日再追記:4月25日にニューヨークのトライベッカ・フィルム・フェスティバルでお披露目、4月28日からは全米で公開されたこの作品。予想を覆して、評論家からは絶賛に次ぐ絶賛。映画としては非常に優れたものになっているようです。しかしながら個人的にはどうしても映画館に足を踏み入れる事が出来ずに躊躇している次第。迷っているうちに上映が終わってしまいそう・・・(顛末はこちらをご覧下さい)
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4月15日再追記:どうも私と同じように考えている人も多いようで、ニューヨーク・サンフランシスコ等でこの”予告編”に対し、クレームがあったとかでニューヨークの劇場では一部予告編の上映を中止したとか。私も観ましたが、映画館の中で観客が息を飲むのが伝わってきました。興行的な不安が囁かれています。
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3月30日追記:公開を1ヶ月前にして「フライト93」が「ユナイテッド93」に変更となりました。93とは、93便の意味ですから意味的には同じなのですが、アメリカの団結(ユナイテッド)と航空会社(ユナイテッド)を掛け合わせて、いるものと思われます。ポスターには自由の女神、そしてWTC。益々見にいかなくなりそう・・・・(タイトル・ポスター差し替えました)
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常に期待の新作を紹介しておりますこの「USAのんびり亭」映画情報。しかし今年公開の映画の中でどうしても映画館に足を運びたくない映画が二本。4月28日に公開される「フライト93(ここに来て「ユナイテッド93」にタイトル変更説あり)」と、8月11日に公開されるニコラス・ケイジ主演、オリバー・ストーン監督の「ワールド・トレード・センター」。そう、二本とも今年で5年目を迎える2001年9月11日のあの日の出来事を描く映画です。

既にアメリカのTVドキュメンタリーでは何回か取り上げられ、映画としてもマイケル・ムーア監督が、「華氏911」にて、真っ黒が画面で当日の音声だけを響かせるという形で扱い(アメリカの映画館でこのシーンですすり泣きを聞きました)、スコセージは「ギャング・オブ・ニューヨーク」の中で、スピルバーグは「ミュンヘン」の中で象徴としてワールド・トレード・センターを見せています。日本でも既にドラマで取り上げられているそうですから、映像作品としては初めてではありませんが、映画館の暗闇の中で、ノンフィクションの「作品」として対峙するには、まだまだ自分の心の準備が出来ていません。

願わくは、こんな私の懸念を払拭するような、真摯な、そして優れた作品になって欲しいもの。当時「ワールド・トレード・センター」のあった街に住み、今「フライト93」墜落現場の近くに住むものの祈りです。
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United93_220「フライト93」Flight 93
当日の4機目としてワシントンDCを目指していながら、乗客の抵抗により墜落したとされる(今だ撃墜説の消えない)ユナイテッド93便内のドラマを描く作品。

「ボーン・スプレマシー」「ブラッディ・サンデー」のポール・グリーングラス監督が無名の俳優を使い描きます。4月28日公開。配給はUniversal Pictures。公式サイトはこちら:http://www.flight93.net/
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world_trade_center1「ワールド・トレード・センター」World Trade Center
ニコラス・ケイジとマイケル・ペーニャの二人が当日救援に向かいながらビルの崩壊と共に閉じ込められてしまった実在のポート・オーソリティ(港湾局)のオフィサーを演じるのがこの「ワールド・トレード・センター」World Trade Center。

マギー・ギレンホール(ジェイクの姉)、マリア・ベロ(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」共演という実力者を揃え、オリバー・ストーンが監督する(それが一番怖い)という話題作ですが・・・Paramount Pictures の配給で8月11日公開。

3月30日移動・下記が旧ポスター:

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コメント

今日は。
flight93は来月公開なのですね。
私の知人がこの飛行機に乗っていて、帰らぬ人になりました。
真摯に作ってくれていたら良いのですが、中途半端なプロパガンダやエンターテイメントになっていたらやりきれないですね。
私もこれを観るのはまだちょっと怖いです。

投稿: ノラネコ | 2006年3月15日 (水) 21時06分

★ノラネコさん、コメントありがとうございます。そうですか・・知人の方が。

現場から車で1時間+の所に住んでいるので、今年こそは追悼に参加したいと思っています。サイトを見る限りでは、Flight93はかなりまじめなつくりになっているようですが、それでも大きな不安が残ります。よほどの事がないと見れませんが、アメリカでの反響などはご報告します。

投稿: rambler | 2006年3月18日 (土) 21時10分

ramblerさん、はじめまして。  検索で発見しました。
いわゆる「9・11同時多発テロ」の悲しみを身近で感じられたようですね。
私は最近、ハリウッド映画について調べていると、ある事実に辿りつきました。
そして「ユナイテッド93」も米政府の公式報告を広める為では? と感じてます。
5月の「Zogby」世論調査では、42%が政府は「事実をもみ消している」との結果。
(実際、01年に旅客機からは、携帯電話は通じなかったらしいです…。)

22歳のディラン・エイブリー監督たちが自主制作した911ドキュメンタリー、
「Loose Change=ルース・チェインジ」がNETで大人気なのをご存知でしょうか?
現在、初の劇場公開用の3弾を制作中です。未だに根強い撃墜説を追わずに、
93便はクリーブランド・ホプキンズ空港に着陸したという情報を調べています…。
又、ビル崩壊の原因は公式報告の火災を否定し、爆破解体と指摘しています。

「マトリックス」ではないですが、アメリカ政府とマスコミが事実を隠したら、
私達はどうやって「真実」を知る事が出来るでしょう? …と考えました。
http://www.loosechange911.com/
http://www.loosechange911.com/download/trailer.wmv
http://harmonicslife.net/Blog/2006/JimmyWalterTVAds/comm_8.4.wmv

「LC」はまだ日本語化されてませんが、2弾を無料で落とせます。410MB。
人気でしたが先週、削除され騒然…。「911 Cover Up」で再登場しています。
ZIPのDVDripConCenのsrtがグーグル用の英語字幕です。PCの詳しい方に。
http://video.google.com/videoranking
http://www.loosechange911.com/download/lc2e_subs.zip
http://www.question911.com/links.php
http://www.911truth.org/article.php?story=20060522022041421
http://www.wa3w.com/911/index.html

「ルース・チェインジ FINAL CUT」 米メジャーも興味を示しているとの事。
去年までは普通の大学生だったエイブリー監督=右側と、チャーリー・シーン。
http://www.loosechange911.com/img/charlie.gif

彼らだけでなく各分野の専門家が、ようやく声をあげ始めたと聞きます。
私はNHKに米国で高まる911真実追求運動・放送希望メールを送りました。
長文失礼しました。何らかの参考になればと。海外生活頑張って下さい。

投稿: TRUTH | 2006年7月10日 (月) 21時33分

★Truthさん、長文のコメントどうもありがとうございます。

私も個人的には93便の米軍による撃墜はかなり疑っていますが、それ以外の陰謀説も同じぐらい疑っています(調査の根拠になっている「Zogby」って、アメリカ国内のアラブ系アメリカ人団体ってご存知ですか?)。

日本でもこの映画の公開が近いと思いますが、日本での反響は如何でしょうか。

投稿: rambler | 2006年7月11日 (火) 09時35分

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