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2006年6月 6日 (火)

「ザ・ブレイク・アップ」The Break Up・レヴュー

thebreakup220Break Upとは“破局”のこと。シカゴの観光ガイド・ゲイリー(ヴィンス・ボーン)と、ギャラリーで働くブルック(ジェニファー・アニストン)のカップルの“破局”をめぐるコメディの新作。メディアからは評判が悪かったのですが、実に7割近くも女性観客を集めて大ヒット。超ヒット「X-MEN」をたった1週で興行Topの座から引きずりおろしました(詳しくはこちら)。

この所「ドッジボール」「ウェディング・クラッシャーズ」と主演コメディが毎年夏の大ヒットになっている絶好調ヴィンスと「フレンズ」を卒業して“ムービースター”としての地位を固めようとしながら、中々代表作に恵まれないジェニファー(昨年の「ディレイルド」「迷い婚」が共にコケ)の組み合わせから考えると、当然の事ながらこれは“大爆笑ラブコメ”を予想する所ですが、”笑い”に関してはくすくす笑いが中心で、全体としては結構切ない内容。このあたりのコメディXシリアスの掛け合わせの比率が必ずしもうまくいっているとは言えず確かに評論家受けは悪そうですが、どうしてどうして30代以降のカップルであれば“ある、ある”と思わせる”リアルな破局ポイント”が一杯。鑑賞後妻とどう捉えたかディスカッションをしてしまいましたが、女性の視点から見ると、その些細な部分が違って見えている事を発見。思わずぞっとしました(笑)。

この役を引き受けたのはプラーベートで“破局”を迎えたばかりのジェニファーにはかなり辛かったはずで、結果この映画の共演が縁でヴィンスと付き合っている(らしい)訳ですが、この映画の公開にあわせて前夫・ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーに子供が産まれたのも奇遇(その二人の共演した「Mr. &Mrs.スミス」にヴィンスが脇役出演)。しかしこうしたプライヴェートの話題をも“ヒット”に結び付けてしまう事こそが“ムービースター”としてのパワーの証。ジェニファーにとっては、キャリアのターニングポイントになる作品かも知れません。   人気blogランキング参加中。 banner_02

過去関連記事:
ジェニファー・アニストンの勝負作2本 2006年3月21日
ディレイルド」Derailed 2005年11月12日
迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-」Rumor Has It(予告)2005年11月26日

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