« 歯ごたえ満点の2時間43分「ウォッチメン」 | トップページ | 天使と悪魔/ANGELS & DEMONS »

2009年4月26日 (日)

アメリカの闇「消されたヘッドライン」

 日本ではあまり良く知られていませんが、実はアメリカの首都・ワシントンDCはけっこう危ない街。巨大な公園のようなこの街は人気のないエリアも多くスラム街も存在します。ひと気のない街で夜中に殺されても単なる強盗で片付けられてしまうでしょう。またニューヨークとは違ったストレスが多いこの街で誰かが線路に飛び込んでも、また突き落とされたとしても単にアンラッキーと片付けられてしまいかねません。TVで3分、もしくは新聞の片隅の小さな記事となってそして3日もたてば忘れ去られてしまう、悲しいけれどそれが現実です。しかもその単純に見える事件の背後に巨大な闇が動いているのだとしたら?

 警察は忙しすぎて機能せず、ニューヨークのようにスパイダーマンやデアデビルといったヒーロー達が助けてくれない現状の中で誰が助けてくれるのか?他のメディアに押され利益が上がらずぼろぼろになって巨大なメディアグループ傘下に堕ちているアメリカの新聞社に頼る事は出来るのでしょうか。
 
確かにワシントンDCの新聞社「ワシントングローブ社」**のカル・マカフレイの様な掟破り、型破りな古豪型の敏腕記者も存在しますがこのタイプは恐竜と同じで今や絶滅寸前。同社でブログを駆使して活躍するデラ・フレイ記者は優秀ですがまだまだひよっこ。だとすれば頼りになるのは結局自分自身。一人一人がインターネットに代表されるメディアを駆使して自ら市民ジャーナリストとなってこの闇と戦って行くしかないのでしょう。

以下は続きに

State_of_play480以上は本日試写会に行ってきた映画「消されたヘッドライン/State of Play」の宣伝への協力記事です。ただ試写につられての提灯記事ではなく、これがなかなか楽しめる映画でした。

 野獣記者カル・マカフレイ役をラッセル・クロウ、駆け出し記者デラ・フレイをレイチェル・マクアダムス、鬼の編集長を“クイーン”ヘレン・ミレン、若手有望議員コリンズをベン・アフレックというある意味、笑ってしまうような“タイプ・キャスティング”ではあるのですが、それぞれが持ち味を発揮していて見ていて楽しいアンサンブル。特にヘレン・ミレンはF-Wordの連発でそれで女王様、如何なものか(笑)。またロビン・ライト・ペン*やジェフ・ダニエルズといった脇がきちんと固めていてめまぐるしく展開するストーリーをわかり易く見せてくれます。脚本は「ボーン・シリーズ」&「フィクサー」に関ったトニー・ギルロイ他と監督ケヴィン・マクドナルド(「ラスト・キング・オブ・スコットランド」)。

*ご存知、ショーン・ペンの奥様(2007年離婚も復縁したらしい)。時折ショーンの前妻マドンナに似ているように見えてびっくり。「フォレストガンプ」でもワシントンDCにいましたよね。
**ワシントンを舞台にしたスリラーらしく「ウォーターゲイト・ビル」が登場します。どこからどうみても「ワシントン・グローブ」は・・・・・

映画の詳細はこちらをご覧下さい:「ワシントングローブ社日本支社HP


|

« 歯ごたえ満点の2時間43分「ウォッチメン」 | トップページ | 天使と悪魔/ANGELS & DEMONS »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメリカの闇「消されたヘッドライン」:

» 英ドラマの映画化!☆ 『消されたヘッドライン / STATE OF PLAY』 ☆ [honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜]
イギリス・BBCテレビの人気ドラマを映画化した作品らしいけど、もちろん本家は全く知らず。 ラッセル・クロウとベン・アフレック、そしてオスカー女優のヘレン・ミレンという三つ巴のキャストに、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督と...... [続きを読む]

受信: 2009年4月30日 (木) 06時18分

« 歯ごたえ満点の2時間43分「ウォッチメン」 | トップページ | 天使と悪魔/ANGELS & DEMONS »