2008年1月16日 (水)

ジョージ・A・ロメロ新作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」

Diary_of_the_dead240 噂のロメロの新作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」はアメリカで2月15日公開。

 元々、インデペンデント系映像作家である彼は、一時期ハリウッドで”ゾンビ外”ホラー等も撮ったりしていたのですが、老齢にさしかかりもう”撮りたいものだけとるんじゃ”といわんばかりにここにきてゾンビ物に復帰。それでも復帰作「ランド・オブ・ザ・デッド」は彼にしては結構オールスター作品でしたが、今回は更に”インデペンデント”のルーツに帰り、無名の出演者&製作スタッフと組んで低予算作品で”ゾンビが人類を襲った最初の日”に焦点を当てたインデペンデントな匂いの漂う作品。

 ただ大きな問題は18日から公開されヒットが予想される「クローバーフィールド HAKAISHA」が全く同様なアイデアの作品であること。中1ヶ月で似たようなアイデアの作品とぶつからなくてはならないのはちょっと危ないかも(ライバルは俊英・JJエイブラムスだし、でもいずれにしても「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」だし)。

Diary of the Dead - Exclusive Trailer

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2007年9月23日 (日)

「ソウ4」SAW IV

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 今やアメリカではハロウィーン名物となった超残虐シリーズ四年連続第四弾。ただ今年に入ってこういう”超残虐人体切断系”がヒットしなくなって来ているだけに興行成績にご注目を(血の飛び散る&断裂面を見せられるのに弱い私には嬉しいニュース?)。

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「インベージョン」Invasion

Invasion_270 街の人たちが、静かに、そして不気味に別の”もの”に変って行く恐怖。ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」の3度目の映画化です。ニコール・キッドマン&ダニエル・クレイグ共演第一弾(?・第二弾は「ライラの冒険・黄金の羅針盤」。最終段階でワシャウスキー兄弟が仕上げに参加しています。

しかし日本語タイトルはせめて「インベイジョン」にしてほしかったなあ(べーっと伸ばすと間抜けな感じになりませんか?)。

続きに予告編あり。

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2006年9月 7日 (木)

秋のホラー映画ご紹介

日本の怪談映画はお盆(納涼?)と昔は決まっていたのですが、アメリカのホラー映画はハロウィーン(意義はお盆に近い-先祖様がお帰りになる日)時期。最近は正面衝突を避けてかなり分散していますが、今年も「The Juon 2/呪怨2(10/13公開)」、「テキサス・チェーンソー・ザ・ビギニング(10月1日公開・新ポスター追加しました)」、そして「ソウ3/SAW III」等が公開されますが、これ他にも何本か秋から初冬にかけてやってきます。以下にて3本ご紹介。

Thecovenant220フィンランドでの実績を認められホラー「エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃」でハリウッド・デビューし、「ダイハード2」で大抜擢され認められながら、ジーナ・デイビスとくっついて「カットスロート・アイランド」、「ロング・キス・グッドナイト」とコケを連発し、別れても「ディープ・ブルー」に沈んでしまったレニーハーリン監督が、原点に戻って低予算ホラーにチャレンジするのがこの作品。今週末公開なのに全然話題になっていないんですが・・・”続き”に作品情報あり。

Bkline

Return220大ヒットした「The Juon /呪怨」に主演・(何故か)生き残ったものの続編「The Juon 2/呪怨2(10/13公開)」では、どうもゲスト的な扱いになりそうな”元ヴァンパイア・キラー”サラ・ミシェルゲラーが主演するもう一本のホラー作品。タイトルと予告編から想像するに“黄泉帰り”ホラーになっていそう。”続き”に作品情報あり。

Bkline

Bug220映画の創世記からホラー映画は重要なジャンルだった訳ですが、1970年台のこのジャンル近代化ムーブメントにあたって大きな役割を果たした映画といえばやはり「エクソシスト」。その「エクソシスト」の監督ウィリアム・フリードキンがアシュレイ・ジャッド、ハリー・コニャックJrといった顔ぶれで描くのが「バグ/Bug」。予告編を見る限りかな~り薄気味悪いのですが・・・12月1日から限定公開というのはホラー映画の公開形態としてはかなり意味深★で1)出来が悪く公開後即DVD、2)出来が良くてアカデミー賞狙い?のどちらでしょうか。”続き”に作品情報あり。

★通常ホラージャンルの映画はどかんと拡大公開して早めに稼いですぐ消えるのが常。

続き”に3作品の作品情報あります。  人気blogランキング参加中。 banner_02

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2006年8月 9日 (水)

タランティーノ/ロドリゲス新作 グラインドハウス/ Grind House プレビュー

2007.1.3 新予告編&Photo追加

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2006/10/12追記:遂に予告編登場:残酷な場面/エロを含みます。->消されてしまいました。新予告編の登場をお待ちください。

Grind_house0_220「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の盟友クエンティン・タランティーノ とロバート・ロドリゲスの二人が共同で監督を手がける新作は70年代のエクスプロイテーション(キワモノ)映画へのオマージュ「グラインド・ハウス」Grind House(2~3本立ての安物映画を上映する場末の映画館・元々はストリップ劇場の意味)。

そのキワモノ世界を再現するため60分程度の映画の二本立て形式(最新のタランティーノ・インタビューだとやはり60分には収まらなくなっているらしい・笑)になっており、ロドリゲスがゾンビもの 「Planet Terror」 、タランティーノ監督がスプラッターもの(スラッシャー) 「Death Proof」を監督、更にお遊びとして2つの作品の間には、架空の映画の予告編やコマーシャルが流れる予定で、これをEli Roth、Edgar Wright、そしてロドリゲス、タランティーノが監督し、場合によっては「グラインドハウス2」で映画化するとか・・・

現時点で公開は2007年4月6日ですが、タランティーノパートは8~9月撮影らしいのでどうなりますか(ロドリゲスパートは「シン・シティ2」の準備もありもう終わっているとのこと)。

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続きにキワモノ感覚満載のそれぞれのポスター&作品情報あり

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2006年7月25日 (火)

ソウ3/ Saw III プレビュー

2006.12.20
ブログパーツ、こちらへお引越し。
Bkline

2006/9/14予告編追加:

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Bkline

私の一番苦手(血が多いと言うより“断裂面”が嫌)な映画ソウの3年連続第三弾。今年のハロウィーン・シーズンは伽椰子&俊夫(The Juon 2/呪怨)VSレザーフェイス(テキサス・チェーンソー・ザ・ビギニング)VSジグソウの三つ巴決戦。今度は“歯”に拘っているのもまた嫌。

ソウ3/ Saw III
分野: ホラー・サスペンス・続編
米国公開日: 2006年10月27日(拡大公開)
米国公式サイト:
米国配給会社: Warner Bros. Pictures Distribution
日本公開日:2006年
主演:Tobin Bell, Shawnee Smith, Bahar Soomekh, Angus MacFadyen, Dina Meyer
監督:Darren Lynn Bousman
製作:Leigh Whannell, James Wan, Daniel J. Heffner
上映時間:未定
レイティング:未定

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2006年6月 9日 (金)

「テキサス・チェーンソー・ザ・ビギニング」Texas Chainsaw Massacre: The Beginning

2006.9.13予告編追加:

9月6日追記:新ポスター追加。
Tcm220

Bkline

Tcm_b220昨日、一昨日とお伝えしたように貞子に伽椰子に俊夫と日本のお化けの米国進出に、ハリウッド側も迎撃体制。でも出てくるのがダミアン(オーメン)にレザーフェイス(テキサス・チェーンソー)と何故か昔の大スターばかり。それでいいのかハリウッド。

ホラーというより“スラッシャー”映画として一分野を築いた「悪魔のいけにえ」こと“Texas Chainsaw Massacre(テキサス電動鋸虐殺)”。そのリメーク“テキサス・チェーンソー”が結構当った為に、今度はその主人公レザーフェイスの誕生に焦点を当てた新作がこちら。あらゆる伝説には始まりがある・・・という予告編は「スターウォーズ・Episode I」の乗り。ハロウィーンにはレザーフェイスVS伽椰子の興行戦争です。

続きに作品情報(予告編は米国サイトにあり・残酷描写を含むため時間限定公開)
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2006年6月 8日 (木)

ジャパニーズ・ホラーハリウッドへ行く、その2「パルス」Pulse

Pulse220その1「The Juon2」に続きましての登場は、黒沢清監督の2001年作品「回路」のハリウッド版リメイク「Pulse」。携帯を通じて別の世界に繋がってしまう設定がスティーブン・キングの最新小説「Cell」の中でおきるPulseと呼ばれる大破局に似ていますが、こちらはこじんまりと恐怖が忍び寄ります。全く知らない若手キャストゆえに怖さ倍増。ポスターが怖い・・・・

続きに作品情報(予告編あり)   人気blogランキング参加中。 banner_02

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2006年6月 7日 (水)

J-ホラーハリウッドへ行く、その1「The Juon 2/呪怨」

2006.9.13予告編追加:

6月26日追記:
最新Photo(続きの中にあり)&公式サイトへのリンクを追加しました。今回の主役はサラ・ミシェル・ゲラーの妹役アンバー・タンブリン。失踪した姉を探しに来て呪われた家に足を踏み入れてしまうことに・・・・・

Grudge_two220「リング」「ダーク・ウォーター」と日本発のホラー映画のハリウッド版リメイクが盛んですが、その中でも日本版と同じ清水崇監督の手によってリメークされた「THE JUON/呪怨」の続編「The Gradge 2」が今年のハロウィーンシーズンに向けて登場(13日の金曜日公開ですが、あまり日本のお化けには関係がないような気が・・・)。内容的には日本版「呪怨2」とは違った内容となるそうですが、前作同様清水監督がメガホンを取り、前作からサラ・ミシェル・ゲラーも、伽椰子さんも俊夫君(ポスターじゃ堂々の主役)も帰ってくるそうな(怖)。さりげなくジェニファー”フラッシュダンス”ビールズがいるのが、とても気になります。

続きに作品情報。   人気blogランキング参加中。 banner_02

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2006年5月18日 (木)

「オーメン」The Omen (2006)

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勿論1976年に公開されたホラー映画の名作「オーメン」の30年ぶりのリメーク。呪われし悪魔の子・ダミアンを巡っての恐怖の基本は同じ模様ですが、勿論アップグレードしているはず。当時はグレゴリー・ペックがホラー映画に出る事で話題でしたが、今回は地味目のメンバー。6年6月6日公開!と安易に決められた企画じゃないことを祈ります。

「オーメン」The Omen (2006)
分野: ホラー/サスペンス/リメーク
米国公開日: 2006年6月6日(拡大公開)
米国公式サイト:http://www.theomenmovie.com/
米国配給会社: 20th Century Fox Distribution
日本公開日:2006年6月
主演:Julia Stiles, Liev Schreiber, Mia Farrow, David Thewlis, Pete Postlethwaite
監督:John Moore
製作:Glenn Williamson, John Moore, Jeffrey Stott
上映時間:105分
レイティング:未定

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2006年4月26日 (水)

この夏・最大の話題作(ただしネット上)「スネークス・オン・ア・プレイン」

5月13日:正式ポスター追加しました。
Snakes_on_a_plane220ハワイからロスアンゼルスに向かうフライトに乗った犯罪証人。証言阻止をもくろむ犯罪組織の送った刺客は機内に隠された数千匹のスネークだった・・・

どこからどう考えてもばりばりのB級作品。名が知れた出演者も証人保護を担当するFBI捜査官としてサミュエル・L・ジャクソンが出ているだけなのですが、インターネットで勝手にファンが独自の応援サイトを立上げ、自分でポスターをつくったり勝手に予告編をつくったりの“祭り”状態。略称SoaP。プレミア、エンタテイメントウイークリー等の雑誌は勿論、ニューズウイーク等の一般誌にも取り上げられて大変な盛り上がりを見せ、カルト映画になってしまった、もしくはファンのおもちゃになった作品。予告編の登場が5月の「ポセイドン」の公開時、映画そのものは8月公開なのですがその盛り上がり方は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」以来。

問題は8月公開までにみんな飽きちゃうのではないかということ。さてさてどうなりますか。サミュエル・L・ジャクソンが「パルプ・フィクション」の時並みの口の悪さ(M@#$r F%&#rの連発)で盛り上げてくれるとのことです。
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ファンサイト:
プレインズ・オン・ア・スネイク パロディ
スネイクス・オン・ア・ブログ(プレミアパーティ参加への道・ブログ)
クウォート・トラッカー(セリフ予想)

続きに作品情報とスチルがあります。

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2006年4月21日 (金)

「最■絶叫計画」Scary Movie 4 レビュー

Sm4_220_2計画通り(?)、全米で週末興行成績第一位に躍り出て只今大ヒット中の大馬鹿パロディ映画本家の第四作。”最終(1)”、最新(2)”のクリエイター・ウェイアンズ兄弟に代わり、「裸の銃(ガン)を持つ男」シリーズのデヴィッド・ザッカーが前作”最狂(3)”から監督を務めている分、”危なさ”減量、”お馬鹿”大増量。今回も”3”の路線を引き継いでいます。

”3”の基本が「RING(米国版”リング”)」と「サイン」だったのに対して、今回は「グラッジ(米国版”呪怨”)」と「宇宙戦争」がプロット(そんなもんあるのか?)の中心。ここに「Saw」「ヴィレッジ」という伝統的(?)スケアリームービーに加え「ミリオンダラー・ベイビー」「ブロークバックマウンテン」「華氏911」等のパロディをぶち込んでいます。

「ブローク・バックマウンテン」にも出ていたアナ・ファリスが主演なのはご愛嬌ですが、ビル・プルマンはそんなことしちゃっていいのという役柄(「インデペンデンスデイ」の大統領は何処?)。「グラッジ(米国版”呪怨”)」がらみで、無茶苦茶日本語会話も飛び出します。映画ファン・特にアメリカン馬鹿コメディ好きなら気軽に楽しめるコメディで、まじめに大馬鹿をやっている(トラアイポッドのSFXなんて無茶苦茶お金かかってそう)ですが、アメリカのTVを見ていないとわからないジョークが多すぎ(ドクターフィル?)な点が日本の方にはマイナスです。

しかし、いまさらトムクルーズのギャグでアメリカの観客は楽しいのでしょうか?

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以下:2005年12月20日記事:
SM4_1SM4_2SM4_3

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2006年3月30日 (木)

「ブラザース・グリム」、ついに見ました

Grim1「のんびり亭」映画情報で紹介し、昨年アメリカで公開されながら劇場で見逃し、やっと最近DVDで見たシリーズ、その1が、この「ブラザース・グリム」(昨年8月15日に書いた紹介記事、こちら)。

テリー・ギリアムが監督し、マット・デイモンとヒース・レッジャーがグリム兄弟に扮し、イタリアの宝石モニカ・ベルッチが呪われた美女に扮するこの映画。面白くならないはずはない、はずなのに、それなのになんとなく盛り上がらず日米共にあまりヒットしたとは言えず、ああ、またテリー・ギリアムの新作はいつの事か状態。

一番悲しいのはヒース・レッジャーに「ブロークバック・マウンテン」イメージがついてしまって、何だか男同士でいると怪しい所。これは将来のある身にとっては結構重要な問題?まだ未見の「カサノバ」では勿論プレイボーイ役をやっているそうですが、今後男っぽいアクション映画みたいな作品だと苦労しそう。

「ハリー・ポッター」の原作者ローリングは、テリー・ギリアムに「ハリー」映画の監督をやってもらいたかったそうで、おどろおどろしい森のイメージにハリーを重ねてみるのも一興です。
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2006年2月18日 (土)

アカデミー賞アニメ部門本命参上!「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

3月12日追記:やはり本命が来ました。残念ながら制作会社アードマン社の倉庫が焼けてしまい、多くの過去の作品を彩ってきたキャラクター・セット等が燃えてしまったのですが(ウォレスとグルミットは、この映画のキャンペーンで世界ツアー中で無事だった)、これを機会に是非より多くの人に見てもらって続編を見たい一本(続編がこんなにシンプルに見たい映画はそうありません)。
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wallaceandgromit日本では「ハウルの動く城」が本年度のアカデミー賞アニメ部門にノミネートされた事で、「千と千尋の神隠し」以来の受賞が期待されていますが、その前に立ちふさがる最大のライバルはこの作品。「コープス・ブライド」も強力ですが、前哨戦の結果を見るとやはりこの「ウォレスとグルミット」が最有力で、「ハウルの動く城」は3番手です。

ではこの作品のどこがそんなに評価されているのか、単に苦労して作ったから努力賞で評価されているのか(クレイアニメは莫大な手間隙がかかる)。いえいえそんな事はありません。これは私の感想ですが、1)親しみやすいキャラクター、2)シンプルだけど楽しいストーリー、3)鮮やかな色彩感覚といったアニメの基本がしっかりしている事がこの作品の強みだと思います。とにかくキャラクターがみな“立っている“のが強み。

CGを利用した3次元アニメ全盛のこの時代に、あえて粘土で作った登場人物、背景等をすこしずつ動かして作るクレイアニメ。もう一つの手間のかかるストップ・モーションアニメ(人形を少しずつ動かし撮影)の「ティム・バートンのコープス・ブライド」と公開が重なったのも不思議な縁ですが、是非双方とも次回作はすぐに公開してもらいたいものです (2010年までは待てません)。ティム・バートン夫人ヘレン・ボーナム・カーターがどちらでも声で出演、そしてどちらもホラー映画要素を味付けに使っているのも奇縁。ちなみに製作者に言わせると「世界初のヴェジタリアン・ホラー映画(笑)」。

個人的にはよりダークで美しい「コープス・ブライド」にアカデミー賞を上げたいし、やはり同国人としては「ハウル」にも頑張って欲しいのですが、過去に3度に渡りアカデミー賞の短編アニメ部門で受賞している実績も考えれば、大本命でしょう。

作品の紹介・情報はこちらをご覧下さい。
日本公式サイト:http://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/Chekila/wandg/
本映画公式サイト:http://www.wandg.jp/teaser/index.html

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2005年11月 9日 (水)

「アンダーワールド2」Underworld: Evolution

2006年3月15日追記:日本公開は2006年4月22日から。詳細は日本版公式サイトをご覧下さい。ヒロイン・ケイト・ベッキンセイルの新作コメディ・「クリック」の記事はこちら
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evolution1狼男(Lycans )VSヴァンパイヤ(Death Dealers)の地下世界での戦いを描き、中ヒット&DVDも良く売れた「アンダーワールド」の続編、「アンダーワールド2」Underworld: Evolution登場。オリジナルのメンバーが揃ったこの続編はそれぞれの種の起源と、新たに誕生する新しい“種”を描いて更に激しいアクション映画になる模様(続編の王道)。

前作で監督と結婚&その後「ヴァン・ヘルシング(こちらも狼男VSヴァンパイヤ映画でしたね)」でも活躍のケイト・ベッキンセイルはなんだかアクション映画ヒロインが定着してきてしまい、「パールハーバー」「セレンディピティ」といったそこはかとなくイギリスな上品な役(元々イギリス人)役に戻れるのでしょうか。次回作はアダムサンドラーと共演の「Click(2006年夏公開)」なのでなんだかますますイギリス離れしそうですが。

この人もうまく化けるとポスト・ジュリアロバーツを狙える人なのですが、「アヴィエイター」ではケイト・ブランシェットに食われて目立ちませんでした。ここから逆襲なるか?

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続きに作品情報

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2005年10月22日 (土)

ハロウィン・シーズン到来:「LOTD」と「ソウ2」SAW II

saw2_1先週末の全米興行成績の第一位に「ザ・フォッグ」が躍り出た事でお判りのように、アメリカはただ今月末のハロウィンに向けて、怪奇・ホラー・キング(スティーブン、「シャイニング」記事こちら)映画祭りの真っ盛り。元々は日本のお盆と同じで、秋の収穫を祝い、ご先祖様や亡くなった人を偲ぶものだったのが、今はお化けかぼちゃとコスプレ大会です。

この時期になると続々と怖い映画が公開されますが、今年の目玉は、低予算ながら斬新なアイデアと恐怖で予想外のヒットとなった「ソウ」の続編「ソウ2」。実は私は見ていません。血を見るのが怖いというより、切れる、千切れる、切断面が苦手なんです・・・なんだか、そんなシーン全開みたいな空気あり。続編もそんな予感で一杯。さてどうしようかの思案中(見るならばその前に「1」をDVDで見るつもりですが、気が進まないなあ)。

で、この続編のポスター、劇場で見かけたな~と思っていたら「あまりに残酷」という事で新しく作られたものに変更(って、断裂面がないだけであまり変わりはありませんが)。どちらも下の“続き”に入れておきますので、気の弱い方はクリックしないで下さい。

で、「ソウ1・2」よりももっとぐちゃぐちゃなのに(多分)、こちらは平気で見てしまうのが、この夏公開で、ハロウィーンにあわせDVDが発売になった「ランド・オブ・ザ・デッド」。過去に3回も紹介しましたが、“ゾンビ学創設者”ジョージ・A・ロメロの待望のゾンビ映画第四作です。

今やDVDのビジネスは劇場公開を凌ぐビッグビジネス。映画館での公開が話題づくりの予告になりつつある昨今ですが、確かにこの作品は、ハロウィーン時期公開予定をわざわざ初夏・激戦区に持ってきて惨敗。でもきっとこうしてハロウィン時期にDVDを発売して稼ぐ戦略だったのでしょう。実際に売れ行きは良いとの事。

で、この作品はいきなり「レイティング無し・無修正・ディレクターズ カット」版*。元もとの劇場公開版と4分違い程度らしいのですが、劇場では使えなかった残酷シーンが、差し替えてあって満載らしいです(続きにこちらも残虐ポスターとDVD特典入れてあります)。メイキングも楽しそうですが、何よりロメロ自身の解説つきで見ると、楽しさ一杯。是非大いに売れて続編を作って欲しいものです。

*この「ディレクターズ カット」版、DVDの発売に合わせ10月19日に1回だけ、全米各所で劇場上映したにもかかわらず、肝心の地元ピッツバーグではその公開劇場無し。でもこの時期のピッツバーグには、ロメロ演出のお化け屋敷やサビーニ演出のイベントあるんで、そちらで我慢します。

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2005年8月26日 (金)

「ランド・オブ・ザ・デッド」 Land of The Dead

landofthedead1過去に2回に渡り「のんびり亭」本館で扱いましたが、いよいよ日本公開という事で、再度ご紹介。

アメリカで絶賛されながら、劇場公開では苦杯をなめた「本家」ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ神話大系」最新作。もともと制作費に$20M(邦貨22億位)しかかかっていないので、DVD(米国では10月18日発売-当初の公開予定時期-ハロウィーンシーズン)と海外公開で十分元は取れるとは思いますが、是非この巨匠に続編を取らせて欲しいと心から思っています。スティーブン・キングも「Entertainment Weekly」で二人のジョージ(ロメロとルーカス)を比較し、同年代で同じ時期(70年代中期)にかたやゾンビ、かたやスターウォーズという「神話」を生み出しながら、如何にロメロが冷遇されてきたか、について熱く語っていました。

同じ思いのスタッフ・俳優陣(この予算では考えられない位に豪華)が、生み出した最新作。是非劇場でお楽しみください。

過去記事:
祝ロメロ復活!ランド・オブ・ザ・デッド(June 25, 2005) 続きに本文あり
Summer Movie 3:Land of the Dead(May 01, 2005)


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2005年8月 1日 (月)

「ザ・フォッグ」The Fog

theFog1ホラー映画リメークブームにのってジョン・カーペンターの1980年の作品がリメーク(カーペンターは製作に回る)。元の作品はカリフォルニアの小さな漁村を深い「霧」に乗って何者かが襲う。一体彼らは何者なのか?何故この小さな漁村を襲うのか?という作品でしたが、果たして今回は如何に?

「ザ・フォッグ」The Fog

分野:サスペンス・ホラー 米国公開日:10月14日

日本公開日:未定

主演: Tom Welling, Maggie Grace, Selma Blair, DeRay Davis, Rade Serbedzija

監督: Rupert Wainwright

製作: John Carpenter, Debra Hill

公式サイト: http://www.sonypictures.com/movies/thefog/site/

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