2009年3月 8日 (日)

デビット・フィンチャーの新領域「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」

Curious_case_of_benjamin_button480 デビット・フィンチャー監督による静謐な人生ドラマ。80歳の赤ん坊として生まれ若返って行く男(ベンジャミン・バトン=ブラット・ピット)と幼馴染(デイジー=ケイト・ブランシェット)*の70年に渡るロマンスを縦軸に、そこに関る人々の人生が様々な形で交錯します。「世にも不思議な物語」の体裁をとりながらどんな人生にも出会い、別れ、四季があり、折り重なり合って交錯し、そしてはかなく消え去って往く様を淡々と描きます。

 監督のデビット・フィンチャーは、「エイリアン3」で長編デビュー後、ブラピと組んだ「セブン」「ファイトクラブ」で刺激の強い“映像技巧派の若きエース”ポジションを確立した人ですが、個人的にはどうも馴染めずにいました(「ゲーム」「パニック・ルーム」は悪いほうに“技巧”がこけた作品かと思っています)。

 しかし前作「ゾディアック」あたりからその映像技巧を一歩引かせて、“物語”を紡ぐ事に全力を注いでいるように進化し、今回はかつての”技巧的映像サスペンス職人”から“映画作家”としての成長と円熟が感じ取れる新領域に突入しています。勿論しわくちゃの老人が若返るゴシックホラー的な味付け**は彼ならではのテイスト。また全編を通じての光と影の使い方の巧みさは改めてこの作家の実力を知らしめてくれます。

 今年のアカデミー賞で13部門にノミネートされながら「スラムドック$ミリオネア」に主要部門で破れ美術、メーキャップ、視覚の3技術部門受賞に留まりましたが、作品自体の持つ“静かなパワー”が強い印象を鑑賞後の心に残す作品です。

*これが3度目と成るフィンチャー&ブラット・ピットの顔合わせ。「バベル」で倦怠期の夫婦を演じていたブラピ&ブランシェットの本格的な組み合わせ、その「バベル」夫婦の娘を演じていたエル・ファニングがブランシェットの子供時代を演じ、またかつて「レジェンド・オブ・フォール」でブラピの相手を務めたジュリア・オーモンドがブラピ&ブランシェットの○○○を演じる妙。“ガラドリエル”ブランシェットと“白の女王”ティルダ・スウィントン(ブラピとは「バーン・アフター・リーディングでも競演」)という印象の似た二人の女性を主人公の人生の重要な恋愛相手に起用する等、ハリウッドワールドもまた“出会いと別れ”、そして輪廻転生の世界?

**フィッツジェラルドの原作の舞台はボルティモアですが、映画はニューオリンズ。ブラピも出ている「インタビュー・ウィズ・バンパイア」や、「スケルトン・キー」等の南部ゴシック譚の色が強く出ておどろおどろしい印象を生み出しています。

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2009年2月21日 (土)

第81回アカデミー賞予想&結果発表

2月23日追記:
遂に発表になりました今年のアカデミー賞。私の予想の結果は11勝13敗(次点があたったのが7つ)という結果で5割をきりました(涙)。主要六部門は五つを当てたのですが。敗因は「ダークナイト」が技術関連を独占するのでは?という予想がはずれたこと。技術部門まで「スラムドッグ$ミリオネア」が押さえるのは読めませんでした。結果は続きに。

 明日22日(日本時間明後日)はアカデミー賞の発表。ヒュージャックマンの司会はどうか、ブランジェリーナのダブル受賞はあるか、故ヒース・レッジャーの助演男優賞受賞はあるかといった話題で盛り上がっていますが、アメリカを離れてしまった今、盛り上がらないことはなはだしく(笑)、例年は4本は見ている作品賞候補で見ているのは殆ど無し(涙)。色々なサイトを見ながら今年も予想を立ててみました。◎が本命、○対抗予想、発表後に受賞作をBd_star13で表示します。

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2009年2月20日 (金)

ゴールデン・ラズベリー賞(RAZZI AWARDS)予想・結果

Love_guru500_22月22日追記:やはり作品賞は「愛の伝道師 ラブ・グル」にっ!結果は下記の通り。

 さていよいよ22日はアカデミー賞の発表。ブランジェリーナのダブル受賞はあるか、故ヒース・レッジャーの助演男優賞受賞はあるかといった話題で盛り上がっていますが、その前夜は2008年公開映画中の最低作品を決めるゴーデンラズベリー賞(通称RAZZI AWARDS)の発表式。殆どが日本未公開、そして私も「ディザスター・ムービー!/おバカは地球を救う」しか見ていない状況ではありますが、予想をしてみます。◎が私の予想。発表後に受賞作をBd_star13で表示します。

以下、続きに。
こちらが米国公式サイト

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2008年12月14日 (日)

2009年ゴールデングローブ賞

1月12日(米国11日)、昨年は脚本家協会のストの影響で中止されたゴールデングローブ賞の表彰式が行われ、ダニーボイル監督がインドで撮った「ムラムドッグ・ミリオネア」が主要な賞を、そして女優ではケイト・ウィスレットが見事、主演&助演で二冠を、そして故ヒースレッジャーが助演男優賞を獲得しました。以下受賞作にはBd_star13

Bkline_2

 アカデミー賞の前哨戦であるゴールデングローブ賞へのノミネート作品が発表になりました。候補作は続きにありますが、トム・クルーズがまさかあの役でノミネートとは・・・・ジョークがきついかも。2008年(今年)の授賞式がストの関係で流れたのでTV関係者が狙ったのでは?ブラット・ピット&アンジェリーナ・ジョリーのダブルノミネートとか。

面白いのはハビエル・バルデム。今年の男優賞を席巻したあの「ノーカントリー」の役回りとはうって変っての役柄(モテ男)での登場。

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2008年2月24日 (日)

第80回アカデミー賞予測ー>結果

 今年の結果は24部門中12部門正解の50%(昨年と全く同じ)、対抗としたものが5問正解で、かすらなかったのが7部門でした。

 「アビエイター」「ブロークバックマウンテン」「ベベル」と3年連続で作品賞をはずした私には待望の作品賞正解でしたが、細かな取りこぼしが多くこの結果。皆様の予想は如何でしたか?以下受賞作にBd_kira8。斜体の文字は結果に対する言い訳です。

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2008年1月23日 (水)

第80回アカデミー賞ノミネート作品発表

アメリカの本日早朝に行われたアカデミー賞のノミネート作品・人をご紹介します。

予想通り「ノーカントリー」VS「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の血なまぐさい作品が主要部門を押さえ共に8部門で先頭ランナー。ついで文芸作品「つぐない」とスリラー「フィクサー」が7部門で続き、「JUNO/ジュノ」がいい感じですぐ後ろにつけています。

関連リンク:
アカデミー賞総合ページ
私の個人的な予想(と結果)

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2008年1月20日 (日)

第80回アカデミー賞、ノミネート予想

1/22/2008
 ノミネート作品発表に伴いノミネート作品にはBd_star13を、予想をはずした分には打ち消し線を入れました。結果は6部門で22勝8敗。昨年の予想では25勝した+パーフェクトがあったのですが、今年はパーフェクトが無し。★の後ははずした言い訳です。

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2008年1月14日 (月)

ゴールデングローブ賞・結果

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

 アカデミー賞の前哨戦の中でも最も重要なゴールデングローブ賞(GG)が今晩、きらびやかに発表っ!のはずだったのですが、脚本家協会のストライキを俳優協会などが支援した為に、表彰式は中止で思いっきり地味な発表となりました。TVの発表を見ていたのですが、司会者が淡々と読み上げるだけ・・・・こんなものをプライムタイムに放送しなければならなかったNBCには同情致します。

 大きな問題はこのまま行くとアカデミー賞も同じようなことになりかねないこと。有名人のまったくでない”読み上げ”だけの式典だと視聴率も上がらず、受賞作のアピールにもならずで深刻な打撃を受けかねない今年の状況です。

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2008年1月 2日 (水)

2008年アカデミー賞総合

昨年に引き続き交通整理の為にアカデミー賞関連の総合案内ページを作りました。ご利用下さい。

候補対象となる2007年の映画を振り返ってのYouTube映像。非常に良く出来ているので是非ご覧下さい。

Oscarsposter220 第80回アカデミー賞予測(日本時間25日夜以降結果発表)
第80回アカデミー賞ノミネート作品発表 1/22/2008
第80回アカデミー賞、ノミネート予想 1/19
ゴールデングローブ賞・結果 1/13

2008年アカデミー賞を占う、その1:作品賞 11/27/2007
2008年アカデミー賞を占う、その2:監督賞 11/28/2007
2008年アカデミー賞を占う、その3:主演男優賞 12/15/2007
2008年アカデミー賞を占う、その4:主演女優賞 12/16/2007
ゴールデングローブ賞のノミネート発表 12/14/2007

昨年(2007年)アカデミー賞関連総合ページ

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2007年12月16日 (日)

2008年アカデミー賞を占う、その4:主演女優賞

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

1 マリオン・コティラード/Marion Cotillard 「エディット・ピアフ 愛の賛歌」La Vie en Rose 2 ★ ◎
2 ジュリー・クリスティ/Julie Christie Away from Her 3 ★ ★
3 ケイト・ブランシェット/Cate Blanchett Elizabeth: The Golden Age 11 ★ ★
4 アンジェリーナ・ジョリー/Angelina Jolie 「マイティ・ハート 愛と絆」A Mighty Heart 7 ◎ ★
5 ジョディー・フォスター/Jodie Foster 「ブレイブ・ワン」The Brave One 6 - ★
6 キーラ・ナイトレイ/Keira Knightley 「つぐない」Atonement 12 ○ ★
7 エイミー・アダムス/Amy Adams 「魔法にかけられて」Enchanted 4 ◎ ◎
8 エレン・ペイジ/Ellen Page 「ジュノー」Juno 5 ◎ ◎
9 ローラ・リニー/Laura Linney The Savages 1 ◎
10 ニコール・キッドマン/Nicole Kidman Margot at the Wedding 9 ◎
11 ハリー・ベリー/Halle Berry Things We Lost in the Fire 8 ○
12 ニッキー・ブロンスキー/Nikki Blonsky 「ヘアスプレー」Hairspray 10 ○ ◎
13 ヘレン・ボナム・カーター 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」Sweeney Todd ◎
14 ケリ・ラッセル/Keri Russell, 「ウェイトレス おいしい人生のつくりかた」Waitress 13 ○
15 タン・ウェイ/Tang Wei 「ラスト、コーション 色/戒」 Lust, Caution na ○

注:作品名の後ろにある数字は「Awards Daily's Oscar Watch」の有力順位。その後の★◎○は雑誌「Entartainment Weekly 11/9号」による有力度合い。これにゴールデングローブ賞ノミネート(ドラマ部門★、ミュージカル・コメディ部門◎を加えて作成。

2008年アカデミー賞を占う、その1:作品賞 (11/27/2007)
2008年アカデミー賞を占う、その2:監督賞 (11/28/2007)

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2008年アカデミー賞を占う、その3:主演男優賞

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

ゴールデン・グローブ賞候補も発表になったところで、「作品賞」「監督賞」に続きアカデミー賞の方の男優賞候補予想もご紹介します。

Lead Actor
1 ダニエル・デイ・ルイス/Daniel Day Lewis 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」There Will Be Blood 1 ★ ★
2 デンゼル・ワシントン/Denzel Washington, 「アメリカン・ギャングスター」American Gangster 5 ★ ★
3 ジェームス・マカヴォイ/James McAvoy, 「つぐない」Atonement 4 ◎ ★
4 ジョージ・クルーニー/George Clooney 「マイケル・クレイトン」Michael Clayton 11 ◎ ★
5 ヴィゴ・モーテンセン/Viggo Mortensen, Eastern Promises 13 ◎ ★
6 トミー・リー・ジョーンズ/Tommy Lee Jones 「エラの谷」In the Valley of Elah 3 ★
7 トム・ハンクス/Tom Hanks 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」Charlie Wilson's War na ◎ ◎
8 フィリップ・シーモア・ホフマン/Philip Seymour Hoffman Before the Devil Knows You're Dead /The Sages 7 ○ ◎
9 ライアン・ゴスリング/Ryan Gosling, Lars and the Real Girl 19 ○ ◎
10 ジョニー・ディップ/Johnny Depp 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」Sweeney Todd na ○ ◎
11 ジョシュ・ブローリン/Josh Brolin 「ノーカントリー」No Country for Old Men 6 ◎
12 ジョン・C・ライリー Walk Hard:The Dewey Cox Story ◎
13 エミール・ハーシュ/Emile Hirsch, 「荒野へ」Into the Wild 9 ○
14 ジョン・キューザック/John Cusack Grace is Gone na ○
15 クリスチャン・ベール/Christian Bale, 「ユマ行き3時10分発」3:10 to Yuma, Rescue Dawn 8 -
16 ラッセル・クロウ/Russell Crowe, 「ユマ行き3時10分発」3:10 to Yuma 10 -
17 フランク・ランジェラ/Frank Langella Starting out in the Evening 2 -
18 ケイシー・アフレック/Casey Affleck, 「愛しき者はすべて去りゆく」Gone Baby Gone 12 -
19 ブラット・ピット/Brad Pitt, 「ジェシー・ジェームス暗殺」The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford 14 -
20 サム・リレイ/Sam Riley Control 15 -

注:作品名の後ろにある数字は「Awards Daily's Oscar Watch」の有力順位。その後の★◎○は雑誌「Entartainment Weekly 11/9号」による有力度合い。これにゴールデングローブ賞ノミネート(ドラマ部門★、ミュージカル・コメディ部門◎を加えて作成。

2008年アカデミー賞を占う、その1:作品賞 (11/27/2007)
2008年アカデミー賞を占う、その2:監督賞 (11/28/2007)

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2007年12月15日 (土)

ゴールデングローブ賞のノミネート発表

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

 アカデミー賞の前哨戦、ゴールデングローブ賞のノミネートが発表。早くから有力候補とされながら、まだ見ていなかった人が多く未知数とされていた「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師師」と「チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War」の2作品が入っているという事は、ここから大きなどんでん返しはなさそうです。

第65回 ゴールデン・グローブ賞ノミネート

■ 作品賞(ドラマ部門)
アメリカン・ギャングスター(監督:リドリー・スコット)
つぐない(監督:ジョー・ライト)
イースタン・プロミセスEastern Promises(監督:デヴィッド・クローネンバーグ)
ザ・グレート・ディベイターズThe Great Debaters(監督:デンゼル・ワシントン)
マイケル・クレイトンMichael Clayton(監督:トニー・ギルロイ)
ノーカントリー(監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドThere Will Be Blood(監督:ポール・トーマス・アンダーソン)

■ 作品賞(コメディ・ミュージカル部門)
Across The Universe(監督:ジュリー・テイモア)
チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War(監督:マイク・ニコルズ)
ヘアスプレー(監督:アダム・シャンクマン)
ジュノーJuno(監督:ジェイソン・ライトマン)
スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師師(監督:ティム・バートン)

■ 監督賞
ティム・バートン(スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー
ジュリアン・シュナーベル(潜水服は蝶の夢を見る)
リドリー・スコット(アメリカン・ギャングスター
ジョー・ライト(つぐない

■ 主演男優賞(ドラマ部門)
ジョージ・クルーニー(マイケル・クレイトンMichael Clayton)
ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッドThere Will Be Blood)
ジェームズ・マカヴォイ(つぐない
ヴィゴ・モーテンセン(イースタン・プロミセスEastern Promises)
デンゼル・ワシントン(アメリカン・ギャングスター

■ 主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)
ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師師
ライアン・ゴズリング(Lars and the Real Girl)
トム・ハンクス(チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War
フィリップ・シーモア・ホフマン(The Savages)
ジョン・C・ライリー(Walk Hard: The Dewey Cox Story)

■ 主演女優賞(ドラマ部門)
ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)
ジュリー・クリスティ(Away from Her)
ジョディ・フォスター(ブレイブ ワン)
アンジェリーナ・ジョリー(マイティ・ハート/愛と絆)
キーラ・ナイトレイ(つぐない

■ 主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)
エイミー・アダムス(魔法にかけられて)
ニッキー・ブロンスキー(ヘアスプレー)
ヘレナ・ボナム=カーター(スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ/愛の賛歌)
エレン・ペイジ(ジュノーJuno)

■ 助演男優賞
ケイシー・アフレック(ジェシー・ジェームズ暗殺)
ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー
フィリップ・シーモア・ホフマン(チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War
ジョン・トラヴォルタ(ヘアスプレー)
トム・ウィルキンソン(Michael Clayton)

■ 助演女優賞
ケイト・ブランシェット(アイム・ノット・ゼアI'm Not There)
ジュリア・ロバーツ(チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War
セルシャ・ローナン(つぐない
エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)
ティルダ・スウィントン(マイケル・クレイトンMichael Clayton)

■ 脚本賞
クリストファー・ハンプトン(つぐない
アーロン・ソルキン(チャーリー・ウィルソンズ・ウォーCharlie Wilson's War
ロナルド・ハーウッド(潜水服は蝶の夢を見る)
ディアブロ・コディ(ジュノーJuno)
ジョエル&イーサン・コーエン(ノーカントリー

■ 作曲賞
ダリオ・マリアネッリ(つぐない
ハワード・ショア(イースタン・プロミセスEastern Promises)
クリント・イーストウッド(Grace is Gone)
マイケル・ブルック、カーキ・キング、エディ・ヴェダー(Into the Wild)
アルベルト・イグレシアス(君のためなら千回でも)

■ 主題歌賞
"Despedida"(Love in the Time of Cholera)
"Grace is Gone"(Grace is Gone)
"Guaranteed"(Into the Wild)
"That's How You Know"(魔法にかけられて)
"Walk Hard"(Walk Hard: The Dewey Cox Story)

■ アニメーション映画賞
ペルセポリス(ソニー・ピクチャーズ・クラシックス)
レミーのおいしいレストラン(ディズニー)
ザ・シンプソンズ MOVIE(20世紀フォックス)

■ 外国語映画賞
潜水服は蝶の夢を見る(フランス)
4ヶ月、3週と2日(ルーマニア)
君のためなら千回でも(アメリカ)
ラスト、コーション[色・戒](台湾)
ペルセポリス(フランス)

■ セシル・B・デミル賞
スティーヴン・スピルバーグ

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2007年11月29日 (木)

2008年アカデミー賞を占う、その2:監督賞

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

12/15/2007 日本公開タイトルにあわせタイトルを修正しました&ゴールデン・グローブ賞候補発表。
「チャーリー・ウィルソンの戦争」ー>「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
「贖罪」ー>「つぐない」
「ノー・カントリー」ー>「ノーカントリー」
「アイム・ナット・ゼア」ー>「アイム・ノット・ゼア」
「The Diving Bell and the Butterfly」->「潜水服は蝶の夢を見る」
(umikarahajimaruさん、ご指摘ありがとうございます)

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 昨日の作品賞関連に引き続き、監督賞の有力候補のご紹介。ご存知のように監督賞は作品賞と切っても切れない関係にあるため、ここでも「ノーカントリー」No Country for Old Menのコーエン兄弟監督、「アメリカン・ギャングスター」American Gangsterのリドリー・スコット監督、 「つぐない」Atonementのジョー・ライト監督が現時点で有力候補とされています。

 台風の目(まだ未公開であまり関係者も見ていない)のはここでもマイク・ニコルズ監督作品「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」Charlie Wilson's Warとティム・バートン監督の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」


1 . ジョエル&イーサン・コーエン/Joel and Ethan Coen
  「ノーカントリー」No Country for Old Men 1 ★
2 . リドリー・スコット/Ridley Scott,
  「アメリカン・ギャングスター」American Gangster 4 ★
3 . ジョー・ライト/Joe Wright,
  「つぐない」Atonement 2 ◎
4 . マーク・フォスター/Marc Forster,
  「カイト・ランナー」The Kite Runner 3 ◎
5 . ショーン・ペン/Sean Penn,
  「荒野へ」Into the Wild 5 ◎
6 . マイク・ニコルズ/Mike Nicholes
  「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」Charlie Wilson's War na ★
7 . ティム・バートン/Tim Burton
  「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」Sweeney Todd na ◎
8 . ジュリアン・シュナベル/Julian Schnabel
  「潜水服は蝶の夢を見る」The Diving Bell and the Butterfly na ◎
9 . トニー・ギルロイ/Tony Gilroy,
  「マイケル・クレイトン」Michael Clayton 6 ○
10 . シドニー・ルメット/Sidney Lumet,
  Before the Devil Knows You're Dead 8 ○
11 . ジェイソン・ライトマン/Jason Reitman,
  「ジュノー」Juno 9 ○
12 . トッド・ヘインズ/Todd Haynes,
  「アイム・ノット・ゼア」I'm Not There 7 -
13 . ジェームス・マンゴルド/James Mangold,
  「ユマ行き3時10分発」3:10 to Yuma 10 -
14 . ポール・トーマス・アンダーソン/Paul Thomas Anderson,
  「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」There Will Be Blood 13 ○
15 . デビット・クローネンバーグ/David Cronenberg,
  「イースタン・プロミセス」Eastern Promises 15 ○
16 . ベン・アフレック/Ben Affleck,
  「愛しき者はすべて去りゆく」Gone Baby Gone 11 -
17 . サラ・ポーリー/Sarah Polley,
  「アウェイ・フロム・ハー」Away from Her 12 -
18 . ジョン・カーネイ/John Carney,
  「ONCE ダブリンの街角で」Once 14 -

注:作品名の後ろにある数字は「Awards Daily's Oscar Watch」の有力順位。その後の★◎○は雑誌「Entartainment Weekly 11/9号」による有力度合い。これを掛け合わせて作成。

2008年アカデミー賞を占う、その1:作品賞 (11/27/2007)
2008年アカデミー賞を占う、その2:監督賞 (11/28/2007)


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2007年11月27日 (火)

2008年アカデミー賞を占う、その1:作品賞

2008年・第80回アカデミー賞関連の最新の予想・ノミネート情報等はこちら:2008年アカデミー賞総合

12/15/2007 日本公開タイトルにあわせタイトルを修正しました&ゴールデン・グローブ賞候補発表。
「チャーリー・ウィルソンの戦争」ー>「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
「贖罪」ー>「つぐない」
「ノー・カントリー」ー>「ノーカントリー」
「アイム・ナット・ゼア」ー>「アイム・ノット・ゼア」
「The Diving Bell and the Butterfly」->「潜水服は蝶の夢を見る」

Bkline

 早いもので2007年も後1ヶ月少々。映画界では年末の大作に注目が集まる時期ですが、アメリカでは来年のアカデミー賞に向けての追い込み時期&日本では何故か訳もなく「アカデミー賞の本命」が出回る時期。

 実際にほんとの所はどうなのか有力サイト「Awards Daily's Oscar Watch」と雑誌「Entartainment Weekly 11/9号」予測記事を掛け合わせてチャートを作って見ました。まずは作品賞候補から:

作品賞有力候補:
1 . 「つぐない」Atonement 1 ★
2 . 「アメリカン・ギャングスター」American Gangster 4 ★
3 . 「ノーカントリー」No Country for Old Men 2 ◎
4 . 「マイケル・クレイトン」Michael Clayton 3 ◎
5 . 「荒野へ」Into the Wild 5 ◎

けっこう有力候補:
6 . 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」Charlie Wilson's War na ★
7 . 「カイト・ランナー」The Kite Runner 6 ◎
8 . 「ジュノー」Juno 7 ◎
9 . 「ユマ行き3時10分発」3:10 to Yuma 8 ○
10 . 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」There Will Be Blood 10 ○

ひょっとしたら:
11 . 「ゾディアック」Zodiac 9 -
12 . The Diving Bell and the Butterfly na ○
13 . 「ヘアスプレー」Hairspray na ○
14 . 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」Sweeney Todd na ○
15 . 「アイム・ノット・ゼア」I'm Not There 11 -
16 . Before the Devil Knows You're Dead 12 -
17 . 「愛しき者はすべて去りゆく」Gone Baby Gone 13 -
18 . 「ONCE ダブリンの街角で」Once 14 -

 台風の目はマイク・ニコルズ監督、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン共演の「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」Charlie Wilson's Warとティム・バートンXデョニー・ディップの名コンビが送る血みどろミュージカル「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」Sweeney Todd の2本。まだ関係者向けの試写もあまり行われておらず化けるか、こけるか注目されています。

注:作品名の後ろにある数字は「Awards Daily's Oscar Watch」の有力順位。その後の★◎○は雑誌「Entartainment Weekly 11/9号」による有力度合い。これを掛け合わせて作成。

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2007年2月26日 (月)

第79回アカデミー賞速報まとめ

以下、当日東部時間午後8時から速報を下記のようにまとめました。
発表の結果はこちらにまとめてあります:第79回アカデミー賞・速報・結果
2.26追記:写真へのリンク、YouTubeの動画を加え、長くなりますので”続き”に移しました。

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続きを読む "第79回アカデミー賞速報まとめ"

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2007年2月25日 (日)

第79回アカデミー賞・速報・結果

遂に発表になりました第79回アカデミー賞。超激戦の作品賞を制し、アメリカの巨匠マーティン・スコセッシに監督賞をもたらしたのは「ディパーテッド」。下に全カテゴリーの受賞作品をご紹介。実際の速報は全てこちらにまとめました:第79回アカデミー賞速報まとめ

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私の予想はBd_star13、受賞作にはBd_kira8印もしくはポスター画像。12勝12敗は昨年より大幅後退・・・・

Line500_1

Departed1_220_1 作品賞/Best motion picture of the year
- 「 リトル・ミス・サンシャイン
Bd_kira8ディパーテッド
Bd_star13バベル
- 「 クィーン
- 「 硫黄島からの手紙

作品賞予測についての記事はこちら: 第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24

Line500_1
Departed1_220_1監督賞/Achievement in directing
Bd_kira8Bd_star13マーティン・スコセッシ 「 ディパーテッド
- クリント・イーストウッド 「 硫黄島からの手紙
- アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 「 バベル
- スティーヴン・フリアーズ 「 クィーン
- ポール・グリーングラス 「 ユナイテッド93

Line500_1
Little_miss_sunshine_220脚本賞/Original screenplay
Bd_kira8Bd_star13リトル・ミス・サンシャイン 」 マイケル・アーント
- 「 クィーン 」 ピーター・モーガン
- 「 バベル 」 ギジェルモ・アリアガ
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ギレルモ・デル・トロ
- 「 硫黄島からの手紙 」 アイリス・ヤマシタ、ポール・ハギス

Line500_1
Thelastkingofscotland220主演男優賞/Performance by an actor in a leading role
Bd_kira8Bd_star13 フォレスト・ウィテカー 「 ラストキング・オブ・スコットランド 」
- ピーター・オトゥール 「 ヴィーナス/Venus 」
- レオナルド・ディカプリオ 「 ブラッド・ダイヤモンド
- ウィル・スミス 「 幸せのちから 」
- ライアン・ゴスリング 「 ハーフネルソン/Half Nelson 」

Line500_1
Queen_220_1 主演女優賞/Performance by an actress in a leading role
Bd_kira8Bd_star13 ヘレン・ミレン 「 クィーン
- ジュディ・デンチ 「 あるスキャンダルの覚え書き 」
- メリル・ストリープ 「 プラダを着た悪魔
- ペネロペ・クルス 「 ボルベール〈帰郷〉 」
- ケイト・ウィンスレット 「 リトル・チルドレン

Line500_1
Dreamgirls220_1_2 助演女優賞/Supporting Actress
Bd_kira8Bd_star13 ジェニファー・ハドソン 「 ドリームガールス
- ケイト・ブランシェット 「 あるスキャンダルの覚え書き 」
- アドリアナ・バラッザ 「 バベル
- 菊地凛子 「 バベル
- アビゲイル・ブレスリン 「 リトル・ミス・サンシャイン

Line500_1
Panslabyrinth_220 撮影賞/Achievement in cinematography
Bd_star13 「 トゥモロー・ワールド 」 エマニュエル・ルベッキ
Bd_kira8「 パンズ・ラビリンス 」 ギレルモ・ナヴァロ
- 「 ブラック・ダリア 」 ヴィルモス・ジグモンド
- 「 ジ・イリュージョニスト/The Illusionist(原題) 」 ディック・ポープ
- 「 イリュージョンVS(ザ・プレステイジ) 」 ウォーリー・フィスター

Line500_1
Departed1_220_1 編集賞/Achievement in film editing
Bd_kira8Bd_star13ディパーテッド 」 セルマ・スクーンメイカー
- 「 ユナイテッド93 」 クレア・ダグラス、クリストファー・ラウズ、リチャード・ピアソン
- 「 バベル 」 スティーヴン・ミリオン、ダグラス・クライス
- 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 スティーヴン・ローゼンブラム
- 「 トゥモロー・ワールド 」 アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン
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Inconvenient_truth220_1 歌曲賞/Achievement in music written for motion pictures (Original song)
Bd_star13 Listen 「 ドリームガールス 」 作曲: ヘンリー・クリーガー、Scott Cutler、作詞: Anne Preven -
Bd_kira8I Need to Wake Up 「 不都合な真実 」 作詞・作曲: メリッサ・エスリッジ
- Love You I Do 「 ドリームガールス 」 作曲: ヘンリー・クリーガー、作詞: Siedah Garrett -
- Our Town 「 カーズ 」 作詞・作曲: ランディ・ニューマン
- Patience 「 ドリームガールス 」 作曲: ヘンリー・クリーガー、作詞: Willie Reale

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Marie_antoinette220_2 衣装デザイン賞/Achievement in costume design
Bd_star13ドリームガールス 」 シャレン・デイヴィス
Bd_kira8「 マリー・アントワネット 」 ミレーナ・カノネロ
- 「 Curse of the Golden Flower 」 ユー・チュンマン
- 「 プラダを着た悪魔 」 パトリシア・フィールド
- 「 クィーン 」 コンソラータ・ボイル

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Babel220_1 作曲賞/Achievement in music written for motion pictures (Original score)
Bd_kira8Bd_star13バベル 」 グスターボ・サンタオラヤ
- 「 クィーン 」 アレクサンドル・デプラ
- 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 フィリップ・グラス
- 「 The Good German 」 トーマス・ニューマン
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ハビエル・ナバレテ

Line500_1

Potc_dc_2_2 視覚効果賞/Achievement in visual effects
Bd_kira8Bd_star13パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
- 「 ポセイドン
- 「 スーパーマン リターンズ
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Departed1_220_1 脚色賞/Adapted screenplay
Bd_kira8Bd_star13ディパーテッド 」 ウィリアム・モナハン
- 「 リトル・チルドレン 」 トッド・フィールド、トム・ペロッタ
- 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 パトリック・マーバー
- 「 ボーラット (原題) 」 サシャ・バロン・コーエン、Anthony Hines、Peter Baynham、Dan Mazer、Todd Phillips
- 「 トゥモロー・ワールド 」 アルフォンソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン、David Arata、Mark Fergus、Hawk Ostby

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Little_miss_sunshine_220 助演男優賞/Performance by an actor in a supporting role
Bd_star13 エディ・マーフィー 「 ドリームガールス
Bd_kira8アラン・アーキン 「 リトル・ミス・サンシャイン
- ジャッキー・アール・ヘイリー 「 リトル・チルドレン
- マーク・ウォルバーグ 「 ディパーテッド
- ジャイモン・フンスー 「 ブラッド・ダイヤモンド

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Happyfeet_220 長編アニメ映画賞/Best animated feature film of the year
Bd_star13カーズ 」 監督:ジョン・ラセター
Bd_kira8「 ハッピー フィート 」 監督:ジョージ・ミラー
- 「 モンスター・ハウス 」 監督:ギル・ケナン

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Iwojima360_2 音響編集賞/Achievement in sound editing
Bd_star13パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
- 「 アポカリプト 」
- 「 ブラッド・ダイヤモンド
- 「 父親達の星条旗
Bd_kira8硫黄島からの手紙
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Panslabyrinth_220メイクアップ賞/Achievement in makeup
Bd_kira8Bd_star13 「 パンズ・ラビリンス 」 David Marti and Montse Ribe
- 「 アポカリプト 」 Aldo Signoretti、Vittorio Sodano
- 「 もしも昨日が選べたら 」 辻一弘、ビル・コルソ

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美術賞/Achievement in art direction
Panslabyrinth_220Bd_star13ドリームガールス
  ジョン・マイヤー(美術監督)、ナンシー・ヘイグ(装置)
Bd_kira8「 パンズ・ラビリンス 」
  エウヘニオ・カバイェーロ、Pilar Revuelta(装置)
- 「 グッド・シェパード (原題) 」
  ジャニーン・オペウォール(美術監督)、グレッチェン・ラウ、Leslie E. Rollins (装置)
- 「 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
  リック・ハイリンクス(美術監督)、シェリル・キャラシク(装置)
- 「 イリュージョンVS(ザ・プレステイジ) 」
  ネイサン・クローリー(美術監督)、Julie Ochipinti(装置)
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Dreamgirls220_1_2録音賞/Achievement in sound mixing
Bd_kira8Bd_star13ドリームガールス
- 「 アポカリプト 」
- 「 ブラッド・ダイヤモンド
- 「 父親達の星条旗
- 「 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

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短編アニメ映画賞/Best animated short film
Bd_star13 「 マッチ売りの少女/“The Little Matchgirl” 」
- 「 Lifted 」
Bd_kira8 「 The Danish Poet 」
- 「 Maestro 」
- 「 熱血どんぐりハンター!/No Time for Nuts 」

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短編実写映画賞/Best live action short film
Bd_star13 「 Eramos Pocos 」 Borja Cobeaga
Bd_kira8 「 West Bank Story 」 Ari Sandel
- 「 Helmer & Son 」 Soren Pilmark、Kim Magnusson
- 「 ちいさなビンタ/Binta and the Great Idea 」 ハビエル・フェサー、Luis Manso
- 「 The Saviour 」 Peter Templeman、Stuart Parkyn

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Inconvenient_truth220_1 長編ドキュメンタリー映画賞
Bd_kira8Bd_star13不都合な真実
- 「 Deliver Us From Evil 」
- 「 Iraq In Fragments 」
- 「 Jesus Camp 」
- 「 My Country, My Country 」

Line500_1
短編ドキュメンタリー映画賞/Best documentary short subject
Bd_star13 「 Two Hands 」
Bd_kira8「 The Blood of Yingzhou District 」
- 「 Recycled Life 」
- 「 Rehearsing a Dream 」

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外国語映画賞/Best foreign language film of the year
Bd_star13 「 パンズ・ラビリンス 」 監督: ギレルモ・デル・トロ メキシコ
Bd_kira8「 善き人のためのソナタ 」 監督: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク ドイツ
- 「 After the Wedding 」 監督: スザンヌ・ビエール デンマーク
- 「 Days of Glory 」 監督: ラシッド・ブシャール アルジェリア
- 「 Water 」 監督: ディーパ・ミータ カナダ

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第27回ゴールデン・ラズベリー賞発表!

 アカデミー賞の前日恒例の年間最低映画を選ぶゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞が発表となり、予想通りの大本命「氷の微笑2/ Basic Instinct 2」が4部門での受賞という栄冠(?)に輝きました。どう考えても狙っていたとしか思えないのですが、残念ながら表彰式にはシャロン・ストーンの参加は無し・・・・。またM・ナイト・シャマランが「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water」で監督賞と助演男優賞の両部門で同時受賞という快挙を成し遂げました。

以下受賞作にはRazzy19マーク。

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Basic_instinct220_2_1最低映画賞
Razzy19 「 氷の微笑2/ Basic Instinct 2 」
 「リトルマン/Little Man」
 「 レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water 」
 「ウィッカーマン/Wicker Man」
 「ブラッドレイン/Bloodrayne」

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Lm2_220最低主演男優賞
Razzy19 ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ「リトルマン/Little Man」
 ティム・アレン「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」「シャギードッグ/The Shaggy Dog」、「ズーム/Zoom」
 ラリー・ザ・ケーブルガイ「Larry The Cable Guy: Health Inspector」
 ニコラス・ケイジ「ウィッカーマン/Wicker Man」
 ロブ・シュナイダー「がんばれ!ベンチウォーマーズ」、「リトルマン/Little Man」

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Ss_220最低主演女優賞
Razzy19 シャロン・ストーン「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 ヒラリー・ダフ、ヘイリー・ダフ「マテリアル・ガールス/Material Girls」
 リンジー・ローハン「ラッキー・ガール」
 ジェシカ・シンプソン「Employee Of The Month」
 クリスタナ・ローケン「ブラッドレイン/Bloodrayne」

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Syamalan1最低助演男優賞
 ベン・キングズレー「ブラッドレイン/Bloodrayne」
 ダニー・デヴィート「Deck The Halls」
Razzy19 M・ナイト・シャマラン「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
 マーティン・ショート「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 デイヴィッド・シューリス「オーメン」、「氷の微笑2」

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Ce_220最低助演女優賞
 ケイト・ボズワース「スーパーマン・リターンズ」
 ミシェル・ロドリゲス「ブラッドレイン/Bloodrayne」
Razzy19 カーメン・エレクトラ「デイト・ムービー/Date Movie」、「最■絶叫計画/Scary Movie 4」
 ジェニー・マッカーシー「John Tucker Must Die」
 クリスティン・チェノウェス「Deck The Halls」、「ピンクパンサー」

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Lm2_220最低スクリーン・カップル賞
 ヒラリー・ダフ&ヘイリー・ダフ「マテリアル・ガールス/Material Girls」
 ニコラス・ケイジ&熊の着ぐるみ/Nicolas Cage & His Bear Suit「ウィッカーマン/Wicker Man」」
 ティム・アレン&マーティン・ショート「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 シャロン・ストーンの不釣合いな胸/Sharon Stone's Lop-Sided Breasts「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
Razzy19 ショーン・ウェイアンズ&ケリー・ワシントンかマーロン・ウェイアンズのどちらか
  「リトルマン/Little Man」Shawn Wayans & EITHER Kerry Washington OR Marlon Wayans

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Lm1_220最低リメイク賞
Razzy19 「リトルマン/Little Man」
 「ピンクパンサー/Pink Panther」
 「ポセイドン/Poseidon」
 「シャギードッグ/The Shaggy Dog」
 「ウィッカーマン/Wicker Man」

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Basic_instinct220_2_1最低続編または前編賞
 「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 「ビッグ・ママズ・ハウス2/Big Momma's House 2」
 「ガーフィールド2/Garfield 2: A Tail Of Two Kitties」
 「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 「テキサス・チェーンソー/ザ・ビギニング/Texas Chainsaw Massacre: The Beginning」

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Syamalan1最低監督賞
 ロン・ハワード「ダヴィンチ・コード」
Razzy19 M・ナイト・シャマラン「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
 ウーヴェ・ボル「ブラッドレイン/Bloodrayne」
 マイケル・ケイトン=ジョーンズ「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 キーネン・アイボリー・ウェイアンズ「Little Man」

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Basic_instinct220_2_1最低脚本賞
Razzy19 「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
  脚本Leora Barish & Henry Bean、Joe Eszterhasの作り出したキャラクターに基づく
 「リトルマン/Little Man」
  原作・脚本 Keenan Ivory Wayans, Marlon Wayans, and Shawn Wayans
 「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
  原作・脚本M. Night Shyamalan
 「ウィッカーマン/Wicker Man」
  脚色Neil LaBute 、Anthony Schafferの脚本に基づく
 「ブラッドレイン/Bloodrayne」
  脚本 Guinevere Turner, Video Gameに基づく

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Rv_220_2最低家族向け作品賞(ファミリーエンタテイメントを言い訳にした最低作品/Worst Excuse for Family Entertainment)
 「デック・ザ・ホールズ」Deck The Halls
 「ガーフィールド2/Garfield 2: A Tail Of Two Kitties」
Razzy19 「RV」
 「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!/Santa Clause 3」
 「シャギードッグ/The Shaggy Dog」

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ラジー賞公式サイト :http://www.razzies.com/
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過去記事:27回ゴールデン・ラズベリー賞ノミネート作品

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第79回アカデミー賞最終予測・作品賞

 悩みに悩んだ本年の作品賞の私のチョイスはBd_star13バベル」です。

 まれに見る激戦で5本ともに可能性を残す中、日本人としては心情的に「硫黄島からの手紙」を押したい所ですが、ここは冷静にもう1本の日本人が出てくる映画を選びました。以下、各候補作の強み(○)と弱み(X)、そして何故選んだかの理由を。

作品賞/Best motion picture of the year
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Little_miss_sunshine_220 - 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 23% ◎ 1
○:連結度が高い賞を受賞。ヘヴィな候補作品が並ぶ中で唯一の“心温まる”作品。興行的成功(観客の支持)。
X:あまりにも小品でスケールが小さい。監督賞・編集賞等の部門のノミネート無し。

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Departed1_220_1 - 「 ディパーテッド 」 25% - 2
○:今年はスコセッシの年。監督・脚色・編集・音楽などのスタッフのアンサンブルの完成度の高さ(アカデミー会員からの内部支持)。大ヒット(観客の支持)。
X:(スコセッシらしく)暴力的で血生臭い。リメイク。スター共演の“商業的映画”への反発。

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Babel220_1 Bd_star13バベル 」 20% - 3
○:ヘヴィな主題を扱ってはいるが、グローバルなスケール感あり。野心的な作品。
X:“芸術映画”すぎる。評論的には賛否両論。興行的には成功とは言えない(観客の支持なし)。

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Queen_220_1 - 「 クィーン 」 17% - 4
○:演技、スタッフへの評価も含め作品への評価は最も高い。
X:スケールが小さすぎ(良く出来たTV映画との評価あり)。

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Iwojima360_2 - 「 硫黄島からの手紙 」 15% - 5
○:作品への評価は高い。アカデミー賞作品賞の名にふさわしい格調ありとの声。
X:外国語映画。興行的には成功と言えない(観客の支持なし)。2年前も作品賞・監督賞をさらっており今回は良いのではとの声高し。

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上記の不在の中で、EW誌(タイトル後の%)は「 ディパーテッド 」、プレミア誌(%の後の◎印)とUSA Today(◎の後の順位)が「 リトル・ミス・サンシャイン 」を選んでいる中であえて「バベル」を押したのはそのグローバルなスケール感。

 アメリカ映画の収入の半分以上が海外市場からもたらされるようになって久しいのですが、これを反映して映画の中身もグローバル化の様相。今回のアカデミー賞では、アフリカン・アメリカンの演技部門のノミネートが当たり前になり(フォレスト・ウィテカー、エディ・マーフィ、ジェニファー・ハドソンが受賞する可能性高し)、また英国(「クイーン」の関係者全員・ジュデイ・デンチ、ケイト・ウィンスレット)、メキシコ(「バベル」「パンズ・ラビリンス」「フューチャー・ワールド」はメキシコ人監督&スタッフは多数メキシコ、「バベル」のアドリアナ・パラッザ)、スペイン(ペネロペ・クルーズ)、オーストリア(ケイト・ブランシェット)、日本(「硫黄島からの手紙」、ご存知「バベル」の菊地凛子、メイクアップの辻一弘氏、日系ですがアイリス・ヤマシタ)、中国(「Curse of the Golden Flower」のユー・チュンマン)等の俳優・スタッフによって作られており、また「ブラッド・ダイアモンド(アフリカ)」、「マリー・アントワネット(フランス)、「ディパーテッドの”原作”は香港作品)」、「アポカリプト(中央アメリカ)」、「硫黄島からの手紙(日本)」、「パンズ・ラビリンス(スペイン)」と舞台も多様化してきています。

 こうした流れを反映して、アメリカ/メキシコ、モロッコ、日本という3つの舞台を結んでのドラマが展開し、皆違った言葉をしゃべる「バベル」がこのグローバル化の流れに適しているのではというのが、私の個人的な読み。さあ、どうなるでしょうか。発表は明日アメリカ時間2月25日日曜東部時間夜8時・日本時間26日月曜午前10時。速報致しますので是非お立ち寄りください:第79回アカデミー賞速報・結果

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関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24
第79回アカデミー賞最終予測・監督賞・脚本・脚色部門賞 2/22
第79回アカデミー賞最終予測・演技関連部門賞 2/21
第79回アカデミー賞最終予測・技術関連部門賞 2/20Up
第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他 2/19Up

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2007年2月23日 (金)

第79回アカデミー賞最終予測・監督・脚本・脚色賞

 いよいよ大詰め、作品賞、監督賞、脚本賞、脚色賞という作品の「質」を問う重要部門の予想を・・・と思ったのですが、実は未だ作品賞については悩んでいます。

 「アビエイター(スコセッシ)」VS「ミリオンダラー・ベイビー(イーストウッド)」という対決軸があって、今年こそはスコセッシの年と考えてはずした一昨年(「ミリオンダラー・ベイビーだけ未見だった)。作品賞候補5本をきちんとみた上で、不動の大本命「ブロークバック・マウンテン」でがち、と読んで「クラッシュ」の逆転劇を見抜けなかった昨年。今年も5本とも鑑賞してはいますが、過去2年に比べてもはるかに読みにくい今年。後24時間だけ悩みます。

監督賞・脚本賞・脚色賞の予測は以下の通り。

先頭についているBd_star13が私の予想。終わりについている予測は左から
Entertainment Weekly誌予測(◎本命、○対抗)ー主要部門は%で表示
Premier誌
USA Today(2/12付)予測です(主要部門のみ。順位)

監督賞/Achievement in directing
Bd_star13 マーティン・スコセッシ 「 ディパーテッド 」 40% ◎ 1
- クリント・イーストウッド 「 硫黄島からの手紙 」 25% - 5
- アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 「 バベル 」 15% - 4
- スティーヴン・フリアーズ 「 クィーン 」 10% - 3
- ポール・グリーングラス 「 ユナイテッド93 」 10% - 2

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脚本賞/Original screenplay
Bd_star13リトル・ミス・サンシャイン 」 マイケル・アーント 30% ◎ -
- 「 クィーン 」 ピーター・モーガン 25% - -
- 「 バベル 」 ギジェルモ・アリアガ 20% - -
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ギレルモ・デル・トロ 20% - -
- 「 硫黄島からの手紙 」 アイリス・ヤマシタ、ポール・ハギス 5% - -

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脚色賞/Adapted screenplay
Bd_star13ディパーテッド 」 ウィリアム・モナハン 40% ◎ -
- 「 リトル・チルドレン (原題) 」 トッド・フィールド、トム・ペロッタ 25% - -
- 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 パトリック・マーバー 15% - -
- 「 ボーラット (原題) 」 サシャ・バロン・コーエン、Anthony Hines、Peter Baynham、Dan Mazer、Todd Phillips 10% - -
- 「 トゥモロー・ワールド 」 アルフォンソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン、David Arata、Mark Fergus、Hawk Ostby 10% - -

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関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24
第79回アカデミー賞最終予測・監督賞・脚本・脚色部門賞 2/22
第79回アカデミー賞最終予測・演技関連部門賞 2/21
第79回アカデミー賞最終予測・技術関連部門賞 2/20Up
第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他 2/19Up
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2007年2月22日 (木)

第79回アカデミー賞最終予測・演技部門賞

 一昨日の第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他、昨日の技術関連部門賞予測に引き続きまして、本日は演技部門賞の予測です。

 正直に言ってあまりに当たり前の予想過ぎますが、ここから一人は番狂わせで落ちるのではないかと予想しています(昨年のブロークバックマウンテンのことを考えると何でもあり?)。番狂わせがあるとすると、最激戦区エディ・マーフィと、勝ちすぎでちょっと反発も出ているジェニファー・ハドソン。

先頭についているBd_star13が私の予想。終わりについている予測は左から
Entertainment Weekly誌予測(◎本命、○対抗)ー主要部門は%で表示
Premier誌
USA Today(2/12付)予測です(主要部門のみ。順位)

主演男優賞/Performance by an actor in a leading role
Bd_star13 フォレスト・ウィテカー 「 ラストキング・オブ・スコットランド 」 30% ◎ 1
- ピーター・オトゥール 「 ヴィーナス/Venus 」 25% - 2
- レオナルド・ディカプリオ 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 20% - 3
- ウィル・スミス 「 幸せのちから 」 10% - 3
- ライアン・ゴスリング 「 ハーフネルソン/Half Nelson 」 15% - 5

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主演女優賞/Performance by an actress in a leading role
Bd_star13 ヘレン・ミレン 「 クィーン 」 40% ◎ 1
- ジュディ・デンチ 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 20% - 2
- メリル・ストリープ 「 プラダを着た悪魔 」 20% - 2
- ペネロペ・クルス 「 ボルベール〈帰郷〉 」 10% - 2
- ケイト・ウィンスレット 「 リトル・チルドレン 」 10% - 2

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助演男優賞/Performance by an actor in a supporting role
Bd_star13 エディ・マーフィー 「 ドリームガールス 」 35% ◎ 1
- アラン・アーキン 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 30% - 4
- ジャッキー・アール・ヘイリー 「 リトル・チルドレン (原題) 」 15% - 2
- マーク・ウォルバーグ 「 ディパーテッド 」 15% - 5
- ジャイモン・フンスー 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 5% - 3

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助演女優賞/Supporting Actress
Bd_star13 ジェニファー・ハドソン 「 ドリームガールス 」 30% ◎ 1
- ケイト・ブランシェット 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 25% - 2
- アドリアナ・バラッザ 「 バベル 」 25% - 4
- 菊地凛子 「 バベル 」 10% - 3
- アビゲイル・ブレスリン 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 10% - 5

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関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24
第79回アカデミー賞最終予測・監督賞・脚本・脚色部門賞 2/22
第79回アカデミー賞最終予測・演技関連部門賞 2/21
第79回アカデミー賞最終予測・技術関連部門賞 2/20Up
第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他 2/19Up
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2007年2月21日 (水)

第79回アカデミー賞最終予測・技術関連部門賞

 昨日の第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他に引き続きまして、本日は技術関連部門賞の予測です。

先頭についているBd_star13が私の予想。
終わりについている予測は左から
Entertainment Weekly誌予測(◎本命、○対抗)
Premier誌
USA Today(2/12付)予測です(主要部門のみ)

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撮影賞/Achievement in cinematography
Bd_star13 「 トゥモロー・ワールド 」 エマニュエル・ルベッキ ◎ ◎ -
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ギレルモ・ナヴァロ ○ - -
- 「 ブラック・ダリア 」 ヴィルモス・ジグモンド - - -
- 「 The Illusionist 」 ディック・ポープ - - -
- 「 イリュージョンVS(ザ・プレステイジ) 」 ウォーリー・フィスター - - -

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編集賞/Achievement in film editing
Bd_star13ディパーテッド 」 セルマ・スクーンメイカー △ ◎ -
- 「 ユナイテッド93 」 クレア・ダグラス、クリストファー・ラウズ、リチャード・ピアソン ◎ - -
- 「 バベル 」 スティーヴン・ミリオン、ダグラス・クライス ○ - -
- 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 スティーヴン・ローゼンブラム - - -
- 「 トゥモロー・ワールド 」 アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン - - -

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美術賞/Achievement in art direction
Bd_star13ドリームガールス 」 ◎ ◎ -
  ジョン・マイヤー(美術監督)、ナンシー・ヘイグ(装置)
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ○ - -
  エウヘニオ・カバイェーロ、Pilar Revuelta(装置)
- 「 グッド・シェパード (原題) 」 - - -
  ジャニーン・オペウォール(美術監督)、グレッチェン・ラウ、Leslie E. Rollins (装置)
- 「 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 」 - - -
  リック・ハイリンクス(美術監督)、シェリル・キャラシク(装置)
- 「 イリュージョンVS(ザ・プレステイジ) 」 - - -
  ネイサン・クローリー(美術監督)、Julie Ochipinti(装置)
Line500_1

衣装デザイン賞/Achievement in costume design
Bd_star13ドリームガールス 」 シャレン・デイヴィス ○ ◎ -
- 「 マリー・アントワネット 」 ミレーナ・カノネロ ◎ - -
- 「 Curse of the Golden Flower 」 ユー・チュンマン ○ - -
- 「 プラダを着た悪魔 」 パトリシア・フィールド - - -
- 「 クィーン 」 コンソラータ・ボイル - - -

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メイクアップ賞/Achievement in makeup
Bd_star13 「 パンズ・ラビリンス 」 David Marti and Montse Ribe ◎ ◎ -
- 「 アポカリプト 」 Aldo Signoretti、Vittorio Sodano - - -
- 「 もしも昨日が選べたら 」 辻一弘、ビル・コルソ - - -

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作曲賞/Achievement in music written for motion pictures (Original score)
Bd_star13バベル 」 グスターボ・サンタオラヤ ○ ◎ -
- 「 クィーン 」 アレクサンドル・デプラ ◎ - -
- 「 あるスキャンダルの覚え書き 」 フィリップ・グラス ○ - -
- 「 The Good German 」 トーマス・ニューマン - - -
- 「 パンズ・ラビリンス 」 ハビエル・ナバレテ - - -

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歌曲賞/Achievement in music written for motion pictures (Original song)
Bd_star13 Listen 「 ドリームガールス
  作曲: ヘンリー・クリーガー、Scott Cutler、作詞: Anne Preven - ◎ ◎ -
- I Need to Wake Up 「 不都合な真実 」
  作詞・作曲: メリッサ・エスリッジ - - -
- Love You I Do 「 ドリームガールス
  作曲: ヘンリー・クリーガー、作詞: Siedah Garrett - - - -
- Our Town 「 カーズ 」
  作詞・作曲: ランディ・ニューマン - - -
- Patience 「 ドリームガールス
  作曲: ヘンリー・クリーガー、作詞: Willie Reale - - -

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録音賞/Achievement in sound mixing
Bd_star13ドリームガールス 」 ◎ ◎ -
- 「 アポカリプト 」 - - -
- 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 - - -
- 「 父親達の星条旗 」 - - -
- 「 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 」 - - -

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音響編集賞/Achievement in sound editing
Bd_star13パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 」 ◎ ◎ -
- 「 アポカリプト 」 - - -
- 「 ブラッド・ダイヤモンド 」 - - -
- 「 父親達の星条旗 」 - - -
- 「 硫黄島からの手紙 」 - - -

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視覚効果賞/Achievement in visual effects
Bd_star13パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 」 ◎ ◎ -
- 「 ポセイドン 」 - - -
- 「 スーパーマン リターンズ 」 - - -

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関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24
第79回アカデミー賞最終予測・監督賞・脚本・脚色部門賞 2/22
第79回アカデミー賞最終予測・演技関連部門賞 2/21
第79回アカデミー賞最終予測・技術関連部門賞 2/20Up
第79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他 2/19Up
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2007年2月20日 (火)

79回アカデミー賞最終予測・外国語部門他

 いよいよ1週間を切ったアカデミー賞の発表。今週はべったりアカデミー賞の予測を行います。まずは外国語映画、アニメ、長編、短編のドキュメンタリーの予測から。

先頭についているBd_star13が私の予想。
終わりについている予測は左から
Entertainment Weekly誌予測(◎本命、○対抗)
Premier誌
USA Today(2/12付)予測です(主要部門のみ)

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外国語映画賞/Best foreign language film of the year
Bd_star13 「 パンズ・ラビリンス 」 監督: ギレルモ・デル・トロ メキシコ ◎ ◎ -
- 「 善き人のためのソナタ 」 監督: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク ドイツ ○ - -
- 「 After the Wedding 」 監督: スザンヌ・ビエール デンマーク - - -
- 「 Days of Glory 」 監督: ラシッド・ブシャール アルジェリア - - -
- 「 Water 」 監督: ディーパ・ミータ カナダ - - -

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長編アニメ映画賞/Best animated feature film of the year
Bd_star13 「 カーズ 」 監督:ジョン・ラセター ◎ - -
- 「 ハッピー フィート 」 監督:ジョージ・ミラー - ◎ -
- 「 モンスター・ハウス 」 監督:ギル・ケナン - - -

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長編ドキュメンタリー映画賞
Bd_star13 「 不都合な真実 」 ◎ - -
- 「 Deliver Us From Evil 」 ○ - -
- 「 Iraq In Fragments 」 - - -
- 「 Jesus Camp 」 - - -
- 「 My Country, My Country 」 - - -

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短編ドキュメンタリー映画賞/Best documentary short subject
Bd_star13 「 Two Hands 」 ◎ - -
- 「 The Blood of Yingzhou District 」 - ◎ -
- 「 Recycled Life 」 - - -
- 「 Rehearsing a Dream 」 - - -

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短編アニメ映画賞/Best animated short film
Bd_star13 「 マッチ売りの少女/“The Little Matchgirl” 」 ◎ - -
- 「 Lifted 」 - ◎ -
- 「 The Danish Poet 」 ○ - -
- 「 Maestro 」 ○ - -
- 「 熱血どんぐりハンター!/No Time for Nuts 」 - - -

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短編実写映画賞/Best live action short film
Bd_star13 「 Eramos Pocos 」 Borja Cobeaga ◎ - -
- 「 West Bank Story 」 Ari Sandel - ◎ -
- 「 Helmer & Son 」 Soren Pilmark、Kim Magnusson ○ - -
- 「 ちいさなビンタ/Binta and the Great Idea 」 ハビエル・フェサー、Luis Manso - - -
- 「 The Saviour 」 Peter Templeman、Stuart Parkyn - - -

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関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測・作品賞 2/24
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2007年1月24日 (水)

第27回ゴールデン・ラズベリー賞ノミネート作品

 光あれば影がある・・・(サスケ?)という事で、華やかなアカデミー賞の候補作の発表の影で、2006年の最低映画を決めるゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞の候補作の発表がひそやかにありました。女優として過去最高の実績を誇るシャロン・ストーンの悪名高き「氷の微笑2/ Basic Instinct 2」が最多ノミネートは当然ですが、男優としての過去最高実績を誇っていたシルベスター・スタローン「ロッキー・ザ・ファイナル」が、選に漏れたことが最大のサプライズ。個人的にはDVDを見て凍りついた「ブラッドレイン」は当然として、シャマランがここまできてしまったのが悲しい・・・

 発表式はアカデミー賞前夜の2月24日。過去ポール・ヴァーホーヘン監督(「ショーガール」)、トム・グリーン(コメディアン・ドリュー・バリモア元夫)とハリー・ベリー(「キャットウーマン」)しかいない受賞者の登場はあるのでしょうか?関連作品のポスター等は明日にも追加致します。

ラジー賞公式サイト :http://www.razzies.com/
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最低映画賞候補
 「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 「リトルマン/Little Man」
 「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
 「ウィッカーマン/Wicker Man」
 「ブラッドレイン/Bloodrayne」

最低主演男優賞
 ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ「リトルマン/Little Man」
 ティム・アレン「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」「シャギードッグ/The Shaggy Dog」、「ズーム/Zoom」
 ラリー・ザ・ケーブルガイ「Larry The Cable Guy: Health Inspector」
 ニコラス・ケイジ「ウィッカーマン/Wicker Man」
 ロブ・シュナイダー「がんばれ!ベンチウォーマーズ」、「リトルマン/Little Man」

最低主演女優賞候補
 シャロン・ストーン「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 ヒラリー・ダフ、ヘイリー・ダフ「マテリアル・ガールス/Material Girls」
 リンジー・ローハン「ラッキー・ガール」
 ジェシカ・シンプソン「Employee Of The Month」
 クリスタナ・ローケン「ブラッドレイン/Bloodrayne」

最低助演男優賞候補
 ベン・キングズレー「ブラッドレイン/Bloodrayne」
 ダニー・デヴィート「Deck The Halls」
 M・ナイト・シャマラン「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
 マーティン・ショート「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 デイヴィッド・シューリス「オーメン」、「氷の微笑2」

最低助演女優賞候補
 ケイト・ボズワース「スーパーマン・リターンズ」
 ミシェル・ロドリゲス「ブラッドレイン/Bloodrayne」
 カーメン・エレクトラ「デイト・ムービー/Date Movie」、「最■絶叫計画/Scary Movie 4」
 ジェニー・マッカーシー「John Tucker Must Die」
 クリスティン・チェノウェス「Deck The Halls」、「ピンクパンサー」

最低スクリーン・カップル賞候補
 ヒラリー・ダフ&ヘイリー・ダフ「マテリアル・ガールス/Material Girls」
 ニコラス・ケイジ&熊の着ぐるみ/Nicolas Cage & His Bear Suit「ウィッカーマン/Wicker Man」」
 ティム・アレン&マーティン・ショート「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 シャロン・ストーンの不釣合いな胸/Sharon Stone's Lop-Sided Breasts「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 ショーン・ウェイアンズ&ケリー・ワシントンかマーロン・ウェイアンズのどちらか
  「リトルマン/Little Man」Shawn Wayans & EITHER Kerry Washington OR Marlon Wayans

最低リメイク賞候補
 「リトルマン/Little Man」
 「ピンクパンサー/Pink Panther」
 「ポセイドン/Poseidon」
 「シャギードッグ/The Shaggy Dog」
 「ウィッカーマン/Wicker Man」

最低続編または前編賞候補
 「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 「ビッグ・ママズ・ハウス2/Big Momma's House 2」
 「ガーフィールド2/Garfield 2: A Tail Of Two Kitties」
 「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!」
 「テキサス・チェーンソー/ザ・ビギニング/Texas Chainsaw Massacre: The Beginning」

最低監督賞候補
 ロン・ハワード「ダヴィンチ・コード」
 M・ナイト・シャマラン「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
 ウーヴェ・ボル「ブラッドレイン/Bloodrayne」
 マイケル・ケイトン=ジョーンズ「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
 キーネン・アイボリー・ウェイアンズ「Little Man」

最低脚本賞候補
 「氷の微笑2/ Basic Instinct 2
  脚本Leora Barish & Henry Bean、Joe Eszterhasの作り出したキャラクターに基づく
 「リトルマン/Little Man」
  原作・脚本 Keenan Ivory Wayans, Marlon Wayans, and Shawn Wayans
 「レディ・イン・ザ・ウォーター/ Lady In The Water
  原作・脚本M. Night Shyamalan
 「ウィッカーマン/Wicker Man」
  脚色Neil LaBute 、Anthony Schafferの脚本に基づく
 「ブラッドレイン/Bloodrayne」
  脚本 Guinevere Turner, Video Gameに基づく

最低家族向け作品賞候補(ファミリーエンタテイメントを言い訳にした最低作品/Worst Excuse for Family Entertainment)
 「デック・ザ・ホールズ」Deck The Halls
 「ガーフィールド2/Garfield 2: A Tail Of Two Kitties」
 「RV」
 「サンタクローズ3/クリスマス大決戦!/Santa Clause 3」
 「シャギードッグ/The Shaggy Dog」

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アカデミー賞ノミネート速報

 本朝発表となりましたアカデミー賞ノミネート作品。びっくりは「ドリームガールス」が最多8部門(「バベル」が7つ)にノミネートされながら、作品賞候補からはずれたこと。私の個人的な予想とその当落の言い訳はこちら:アカデミー賞主要部門ノミネート予測(結果)

■作品賞候補

Departed1_220_1Babel220_1Little_miss_sunshine_220Queen_220_1Iwojima360_2

Bkline

ディパーテッド
バベル
リトル・ミス・サンシャイン
クィーン
硫黄島からの手紙

■監督賞候補
マーティン・スコセッシ (ディパーテッド
スティーヴン・フリアーズ (クィーン
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ (バベル
クリント・イーストウッド (硫黄島からの手紙)
ポール・グリーングラス (ユナイテッド93

■主演男優賞候補

Fw360Po360Rg360Ws360Ld360

Bkline

フォレスト・ウィテカー (ラストキング・オブ・スコットランド)
ピーター・オトゥール (ヴィーナス・Venus)
ライアン・ゴズリング (Half Nelson)
ウィル・スミス (幸せのちから)
レオナルド・ディカプリオ (ブラッド・ダイヤモンド)

■主演女優賞候補
ヘレン・ミレン (クィーン
ジュディ・デンチ (Notes on a Scandal)
メリル・ストリープ (プラダを着た悪魔)
ケイト・ウィンスレット (Little Children)
ペネロペ・クルス (ボルベール<帰郷>)

■助演男優賞候補
エディ・マーフィ (ドリームガールズ)
アラン・アーキン (リトル・ミス・サンシャイン
ジーモン・ハンスゥ (ブラッド・ダイヤモンド)
マーク・ウォルバーグ (ディパーテッド
ジャッキー・アール・ヘイリー (Little Children)

■助演女優賞候補

ジェニファー・ハドソン (ドリームガールズ
菊地凛子 (バベル)
ケイト・ブランシェット (Notes on a Scandal)
アビゲイル・ブレスリン (リトル・ミス・サンシャイン
エイドリアナ・バラッツァ ((バベル

■脚本賞候補
ギレルモ・アリアガ (バベル
ピーター・モーガン (クィーン
マイケル・アーント (リトル・ミス・サンシャイン
アイリス・ヤマシタ (硫黄島からの手紙)
ギレルモ・デル・トロ (Pan's Labyrinth)

■脚色賞候補
サシャ・バロン・コーエン他 (ボラット)
アルフォソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン他 (トゥモロー・ワールド)
ウィリアム・モナハン (ディパーテッド
トッド・フィールド、トム・ペロッタ (Little Children)
パトリック・マーバー (Notes on a Scandal)

■外国語映画賞候補
パンズ・ラビリンス (メキシコ)
善き人のためのソナタ (ドイツ)
Water (カナダ)
Days of Glory (アルジェリア)
After the Wedding (デンマーク)

■長編アニメーション賞候補
カーズ
ハッピー フィート
モンスター・ハウス

続きを読む "アカデミー賞ノミネート速報"

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2007年1月22日 (月)

アカデミー賞主要部門ノミネート予測(結果)

1月23日追記:
本日朝、ノミネート発表・こちらにノミネート作品の一覧を、下記に結果と言い訳を追記致します。候補作・人には★マーク

1月23日(火曜)の発表とせまったアカデミー賞ノミネート発表の個人的な最終予測。昨年のこの時点における「ブロークバック・マウンテン」のような大本命が存在せず、「 ディパーテッド 」、「 ドリームガールズ 」、そして「 バベル 」の3作品が並列で作品、監督、演技部門に絡む展開。技術部門(音楽&衣装)等を含めて考えると「ドリームガールズ」の最多ノミネートが予測されます。

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作品賞/Best Picture
★「 ディパーテッド
ドリームガールズ
★「 バベル
★「クイーン
★「硫黄島からの手紙」

 日本では本命扱いの「硫黄島からの手紙」は当確すれすれで、「リトル・ミス・サンシャイン」の方が本命と見ていますが、ここは日本人としての期待をこめて無理やり(笑)。実は上記7本の中で見ていないのは、「硫黄島からの手紙」だけだったりします(今週から地元で上映が開始されました)。

1/23:結果・4勝1敗。
 「リトル・ミス・サンシャイン」に喰われたのは、「硫黄島」ではなく「ドリームガールス」だったようです。個人的には厳しいと見ていた「硫黄島」のノミネートは嬉しい限り。

★「リトル・ミス・サンシャイン
ユナイテッド93

関連記事: 「硫黄島」を食うか?「リトル・ミス・サンシャイン」/作品賞予測

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監督賞候補/Director
ビル・コンドン 「 ドリームガールズ
★マーティン・スコセッシ 「 ディパーテッド
★クリント・イーストウッド 「 硫黄島からの手紙 」
★ステファン・フレアス 「クイーン
★アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 「 バベル

 作品賞と同じ理由でこちらもイーストウッドを入れてあえてジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスをはずしました。伏兵はポール・グリーングラス。作品賞は厳しいもののひょっとするとこちらでは、誰かを食うかも・・・

ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス 「リトル・ミス・サンシャイン
★ポール・グリーングラス 「 ユナイテッド93

1/23結果・4勝1敗
 やはり台風の目はポール・グリングラスでした。こちらでも喰われたのは「ドリームガールス」。


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主演男優賞/Lead Actor
★フォレスト・ウィテカー 「 ラスト・キング・オブスコットランド/Last King of Scotland 」
★ピーター・オトゥール 「 ヴィーナス/Venus 」
★ウィル・スミス 「 幸せのちから 」
★ライアン・ゴスリング 「 ハーフ・ネルソン/Half Nelson 」
★レオナルド・ディカプリオ 「 ブラッド・ダイアモンド

 誰が選ばれても最終的にフォレスト・ウィテカーの勝利かと思いますが、固い線で選んでみました。

1/23結果:5勝
こちらは堅い線で予想して正解。波乱無し。

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主演女優賞/Lead Actress
★ヘレン・ミレン 「クイーン
★メリル・ストリープ 「 プラダを着た悪魔
★ジュディ・デンチ 「 ノーツ・オン・スキャンダル/Notes on a Scandal 」
★ペネロペ・クルズ 「 ヴォルバー 」
★ケイト・ウィスレット 「 リトル・チルドレン

 ゴールデングローブでエリザベス二冠を得て、ヘレン・ミレンの行く手をさえぎる者なし。他の人は参加賞?

1/23結果:5勝
こちらも堅い線で予想して正解。波乱無しで面白くなさすぎ

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助演男優賞/Supporting Actor
★エディー・マーフィー 「 ドリームガールズ
ブラッド・ピット 「 バベル
ジャック・ニコルソン 「 ディパーテッド
マイケル・シーン 「クイーン
★ジーモン・ハンスゥ 「 ブラッド・ダイアモンド

最も激戦なのがこの部門。ゴールデングローブをとったエディ・マーフィ、この人がいなきゃアカデミー賞の夜が寂しいジャック・ニコルソン以外は流動的で下記の3人との入れ替えもあり。
★ジャッキー・アール・ヘイリー 「 リトル・チルドレン
アダム・ビーチ 「 父親達の星条旗
★アラン・アーキン 「リトル・ミス・サンシャイン

★マーク・ウォールバーグ「 ディパーテッド

1/23結果:2勝3敗
今回の最大の波乱(当初から予想は難しかったのですが)。最大のびっくりは「ディパーテッド」からのノミネートがアカデミー賞男ジャック・ニコルソンではなく、マーク・ウォールバーグだったこと。「がんばれ!ベアーズ」のジャッキー・アール・ヘイリーの復活は嬉しい(怖い役ですが)

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助演女優賞/Supporting Actress
★ジェニファー・ハドソン 「 ドリームガールズ
★菊地凛子 「 バベル
★アドリアナ・バラーザ 「 バベル
★アビゲイル・ブレスティン 「リトル・ミス・サンシャイン
★ケイト・ブランシェット 「 ノーツ・オン・スキャンダル/Notes on a Scandal 」

 日本期待の菊地凛子のノミネートは固いと思いますが、残念ながら最優秀はジェニファー・ハドソンにかなわず。しかしここまで残っただけで素晴らしいので、発表当日はもうちょっと良いカッコで来てください(笑)。

1/23結果:5勝
菊地凛子さん、おめでとうございます。こちらも固いところで全勝。

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過去関連記事:アカデミー賞総合ページ
・「ゴールデン・グローブ賞速報
・「2007アカデミー賞を探る:作品賞」 
・「2007アカデミー賞を探る:監督賞
・「2007アカデミー賞を探る:主演男優賞
・「2007アカデミー賞を探る:主演女優賞
・「2007アカデミー賞を探る:助演女優賞
・「2007アカデミー賞を探る:助演男優賞

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2007年1月20日 (土)

「硫黄島」を食うか?「リトル・ミス・サンシャイン」/作品賞予測

Lms220 既に日本公開されており、「ラムの大通り」えいさんの2006年ベストワンの栄冠にも輝いた「リトル・ミス・サンシャイン」。愛すべき小品ではありますが、実はアカデミー賞戦線においては日本期待の「硫黄島からの手紙」をノミネートから蹴落とす作品になるかも知れません。

 可愛らしいタイトルとは裏腹に、全員どこか壊れ&「Loser(負け犬)」家庭のアルバカーキからロスアンゼルスまでの珍道中★の中で、世の中勝ち負けではないこと(トライするものこそが勝者)を教えてくれ、そしてひょっとして壊れているのは周りの方(観ている側の我々も含めて)かもしれないと思わせる“毒”を含んだ、しみじみとした良い映画。アメリカでは夏に公開されて息の長いヒットとなり、年末からはアカデミー賞作品賞戦線にも顔を出し始めました。

 通常アカデミー賞候補とは秋以降、特に年末に公開されるのですが、この作品の場合、夏に公開されて観客の支援を受けてじわじわと生き残るというパターンは昨年の「クラッシュ」そっくり。昨年はその「クラッシュ」が、この時点まで無敵だった「ブロークバック・マウンテン」をまさままさかの大逆転で作品賞を得た訳ですが、今年の「クラッシュ」的存在がこの「リトル・ミス・サンシャイン」です。

 現時点でノミネートが確実そうなのは「ディパーテッド」と「ドリーム・ガールズ」。それに続くのが「バベル」&「クイーン」。そうすると残り1席を「硫黄島からの手紙」「ユナイテッド93」、そしてこの「リトル・ミス・サンシャイン」の3本で争う訳ですが、作品としては優れていても、一部には強烈な拒否反応を起こした「ユナイテッド93」がやや不利。日本では「硫黄島」が、“確実”、“本命”等と書いていますが、アカデミー賞に対して直結度の高い、製作者組合賞、ブロードキャスト批評家賞、ゴールデン・グローブ賞の結果を見ると、これは圧倒的に「リトル・ミス・サンシャイン」有利。「硫黄島」はかろうじてゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞で首の皮一枚つながったという所でしょう。★★

 可愛い顔をして「硫黄島」を喰うか?「リトル・ミス・サンシャイン」。ノミネートの発表は1月23日(火曜日)、アメリカの早朝&日本の晩です。

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

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続きに★の解説&「LMS」関連の楽しいビデオあり(ネタばれ注意。

続きを読む "「硫黄島」を食うか?「リトル・ミス・サンシャイン」/作品賞予測"

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2007年1月16日 (火)

ゴールデン・グローブ賞速報

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

ただ今始まりましたゴールデン・グローブ賞表彰式TV中継。ただ今より速報いたします。ー>東海岸午後11時7分。シュワルツネッガーの「We will be back!」の一言で全放送終了。作品賞は「バベル」!

・ドラマ部門の主演男優&女優はがちがちの本命・フォーレスト・ウィテカー&ヘレン・ミレンで特にサプライズ無し。これでヘレン・ミレンは一晩でエリザベスI世&エリザベスII世の演技でダブル受賞となりました。
・作品賞・ミュージカル/ドラマはやはり「ドリームガールズ」。助演2人と共に今晩の主役。
・監督賞は予想通りスコセッシ。
・プリンスいつの間にか客席に。トイレにいってた?遅刻?
・「硫黄島からの手紙」、最優秀外国語作品賞受賞!ステージにはプロデューサー・スピルバーグと登場し、スピーチのしめで「Great, Ken Watanabe!」と渡辺謙を称えました(本人は奥様・南果歩と参加しています)。
・大本命ヘレン・ミレンがTVミニシリーズ部門「エリザベス」で主演女優賞。「クイーン」で映画の主演女優賞を獲得するとエリザベス女王I&IIで二冠となりますが、如何に?
・激闘の助演男優賞はエディ・マーフィ!
・さすがのメリル、ストリープ。きめは勿論「That's All!」
・プリンス、登場せずに会場がざわざわ。ジャスティン・ティンバーブレイク(プレゼンター)が、「僕がもらって帰ります」とやって大うけ。
・いきなり開始5分で日本期待の菊地凛子、落選。
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以下受賞者には★。です。人気blogランキング参加中。 banner_02

作品賞(ドラマ部門)
■ノミネート
★『Babel/バベル
『Bobby/ボビー』
The Departed/ディパーテッド
『Little Children/リトル・チルドレン』
『The Queen/クイーン』

 作品賞(ミュージカル/コメディ部門)
■ノミネート
『Borat/ボラット』
The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔
★『Dreamgirls/ドリームガールズ
『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
『Thank You for Smoking/サンキュー・スモーキング』

 監 督 賞
■ノミネート
クリント・イーストウッド『Flags of Our Fathers』
クリント・イーストウッド『Letters from Iwo Jima』
スティーブン・フリアーズ『The Queen』
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『Babel
★マーティン・スコセッシ『The Departed

 主演男優賞(ドラマ部門)
■ノミネート
レオナルド・ディカプリオ『Blood Diamond』
レオナルド・ディカプリオ『The Departed
ピーター・オトゥール『Venus』
ウィル・スミス『The Pursuit of Happyness』
★フォレスト・ウィテカー『The Last King of Scotland』

 主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)
■ノミネート
★サシャ・バロン・コーエン『Borat』
ジョニー・デップ『Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest』
アーロン・エッカート『Thank You for Smoking』
キウェテル・イジョフォー『Kinky Boots』
ウィル・フェレル『Stranger Than Fiction』

 主演女優賞(ドラマ部門)
■ノミネート
ペネロペ・クルス『Volver』
ジュディ・デンチ『Notes on a Scandal』
マギー・ギレンホール『Sherrybaby』
★ヘレン・ミレン『The Queen』
ケイト・ウィンスレット『Little Children』

 主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)
■ノミネート
アネット・ベニング『Running with Scissors』
トニ・コレット『Little Miss Sunshine』
ビヨンセ・ノウルズ『Dreamgirls
★メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada
レニー・ゼルウィガー『Miss Potter』

 助演男優賞
■ノミネート
ベン・アフレック『Hollywoodland』
★エディ・マーフィ『Dreamgirls
ジャック・ニコルソン『The Departed
ブラッド・ピット『Babel
マーク・ウォルバーグ『The Departed

 助演女優賞
■ノミネート
アドリアナ・バラサ『Babel』
ケイト・ブランシェット『Notes on a Scandal』
エミリー・ブラント『The Devil Wears Prada
★ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls
菊地凛子『Babel
いきなり大本命の受賞。やっぱりこの人の年になりそう。

 外国語作品賞
■ノミネート
『Apocalypto/アポカリプト』(アメリカ)
★『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』(アメリカ)
『The Lives of Others』(ドイツ)
『Pan's Labyrinth/パンズ・ラビリンス』(メキシコ)
『Volver/ボルベール』(スペイン)

 アニメ賞
■ノミネート
★『Cars/カーズ』
『Happy Feet/ハッピーフィート』
『Monster House/モンスター・ハウス』

 脚 本 賞
■ノミネート
Babel/バベル
The Departed/ディパーテッド
『Little Children/リトル・チルドレン』
『Notes on a Scandal』
★『The Queen/クイーン』

 音 楽 賞
■ノミネート
Babel/バベル
『The Da Vinci Code/ダ・ヴィンチ・コード』
『The Fountain/ファンテン』
『Nomad』
★『The Painted Veil/五彩のヴェール』

 オリジナルソング賞
■ノミネート
“A Father's Way”『The Pursuit of Happyness/幸せのちから』
“Listen”『Dreamgirls/ドリームガールズ
“Never Gonna Break My Faith”『Bobby/ボビー』
★“The Song Of The Heart”『Happy Feet/ハッピーフィート』“Try Not To Remember”『Home Of The Brave』

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2007年1月 6日 (土)

アカデミー賞総合案内

ごちゃごちゃとややこしくなってきましたので、ここで一度整理ページを作りました。過去の関連記事は”続き”にあり。

79thposter320 最新関連記事:
第79回アカデミー賞速報・結果(日本時間2/26午前10時開始)

第79回アカデミー賞最終予測
作品賞 2/24Up
監督賞・脚本・脚色部門賞 2/22Up
演技関連部門賞 2/21Up
技術関連部門賞 2/20Up
外国語部門他 2/19Up

・「アカデミー賞ノミネート速報」「硫黄島」、菊地凛子ノミネート。2007.1.23
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2006年12月13日 (水)

2007アカデミー賞を探る:助演男優賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

 最後になってしまった助演男優賞ですが、こちらは超のつく大激戦。「ドリームガールズ」で、ドリームガールズをバックにして歌って踊って演技が出来ることを証明したエディ・マーフィ、「父親達の星条旗」では抜きん出た存在感を示したアダム・ビーチ、「ディパーテッド」で、主役と言ってもおかしくない存在感を示したジャック・ニコルソン、地味ながら賞レースの序盤戦を着々と制している「ザ・クイーン/The Queen」のマイケル・シーン、「がんばれ!ベアーズ(オリジナル)」の子役からダークな役柄で復帰の「リトル・チルドレン」のジャッキー・アール・ヘイリー、ここにきて急上昇の「ブラッド・ダイアモンド」のシャイモン・フンスーと候補者が目白押しです。

 日本では「硫黄島からの手紙」の二宮和也が有力候補という報道があるようですが、助演女優賞候補における「バベル」の菊地凛子とは違い、現時点ではまだ名前を挙げるところは無いようです(作品自体の評価がうなぎのぼりですので、20日の公開にあわせこれから注目されるかも知れませんが)。

有力候補:
●エディー・マーフィー 「 ドリームガールズ 」 ★ A A
アダム・ビーチ 「 父親達の星条旗 」 ★ A A
●ブラッド・ピット 「 バベル 」 ★ A B
●ジャック・ニコルソン 「 ディパーテッド 」 ★ B A
マイケル・シーン 「 ザ・クイーン/The Queen 」 ★ B A
ジャッキー・アール・ヘイリー 「 リトル・チルドレン 」 ★ B A
アラン・アーキン 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 ★ B B

第二グループ:
シャイモン・フンスー 「 ブラッド・ダイアモンド 」 - B B
●マーク・ウォールバーグ 「 ディパーテッド 」 ★ C -
スティーブ・カレル 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 ★ C -
●ベン・アフレック 「 ハリウッドランド 」 ★ C -
ジェームス・マカヴォイ 「 ラスト・キング・オブスコットランド/Last King of Scotland 」 ★ C -

第三グループ:
ダスティン・ホフマン 「 ストレンジャー・ザン・フィクション 」 - C -
レオナルド・ディカプリオ 「 ディパーテッド 」 - - B
マット・ディーモン 「 ディパーテッド 」 - - B
マイケル・ペーニャ 「 ワールド・トレード・センター 」 - - B

評価の見方:左から
サイト:【Oscar Watch】(候補作に挙げられた物は★)
雑誌:【Entartainment Weekly 11/17号】 3段階評価・A-C評価に換算(Aが最有力)
雑誌:【Premiere 12月号】 2段階評価・A-Bに換算(Aが最有力)

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・「2007アカデミー賞を探る:主演男優賞」(2006.12.4)
・「2007アカデミー賞を探る:主演女優賞」(2006.12.5)
・「2007アカデミー賞を探る:助演女優賞
・「2007アカデミー賞を探る:助演男優賞」(2006.12.12)

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2006年12月12日 (火)

2007アカデミー賞を探る:助演女優賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

 ある意味では最も注目されているこの助演女優賞部門。「バベル」での体当たりの演技が評価されて、日本の菊地凛子(菊凛子, umikarahajimaruさん、ご指摘ありがとうございました)のノミネートが噂されているからです。日本では年末の様々な受賞で急浮上してきたかのように書かれていますが、アメリカのメディアでは既に9月から噂になっていました。では、本当にノミネート、受賞の可能性はあるのでしょうか?

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 結論から言うと、ノミネートはかなり有力ですが、最優秀には手がとどかなそうというのが現時点の予測です。ノミネートに関しては、ハンディキャップのある役は過去の例から見ても評価されやすく、またその大胆なヌードもプラスで、下記の各誌全てが有力候補として取り上げておりかなり堅そうです。しかしながら受賞に関しては①は「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソンの歌って演技しての評価が高く、さすがにここまでは手が届かなさそう、②同じ「バベル」のアドリアナ・バラーザも評価が高いため票が割れる可能性があることです。いずれにしても、現時点でエマ・トンプソン、ケイト・ブランシェット、トニ・コラット等の名だたる女優を抑えて名前が挙がっているだけでもこれは快挙だと思います。

 テイタム・オニール、アナ・パキンとこの部門は子役が過去に受賞しているのですが、今回も「リトル・ミス・サンシャイン」脅威の10歳・アビゲイル・ブレスティンのノミネートはありそう。おかしいのは「ボビー」での演技が評価されてのシャロン・ストーン。2006年はじめに公開された「氷の微笑2」ではラジー賞の大本命と見られており、このダブル・ノミネートはあるのでしょうか?

有力候補:
●ジェニファー・ハドソン 「 ドリームガールズ 」 ★ A A
●菊地凛子 「 バベル 」 ★ A B
●アドリアナ・バラーザ 「 バベル 」 ★ C A
アビゲイル・ブレスティン 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 ★ B B
シャロン・ストーン 「 ボビー 」 ★ B B

第二グループ:
エマ・トンプソン 「 ストレンジャー・ザン・フィクション 」 - B A
●ケイト・ブランシェット 「 ノーツ・オン・スキャンダル/Notes on a Scandal 」 - A B
ジル・クレイバーグ 「 ラニング・ウィズ・シザース/Running with Scissors 」 - C A
フィリス・サマーヴィル 「 リトル・チルドレン 」 - C A
トニ・コラッテ 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 ★ - B

第三グループ:
シャリーカ・エップス 「 ハーフ・ネルソン/Half Nelson 」 ★ - -
サンドラ・ブロック 「 インフェイマス/Infamous 」 ★ - -
デミ・ムーア 「 ボビー 」 ★ - -
キャスリーン・オハラ 「 フォー・ユア・コンシダレーション/For Your Cosideration 」 - B -
アニカ・ノミ・ローズ 「 ドリームガールズ 」 - B -
メリル・ストリープ 「 今宵、フィッツジェラルド劇場で 」 - C -
ロビン・ライト・ペン 「 ブレーキング・アンド・エンタリング/Breaking and Entering 」 - C -
●エミリー・ブラント「プラダを着た悪魔」

評価の見方:左から
サイト:【Oscar Watch】(候補作に挙げられた物は★)
雑誌:【Entartainment Weekly 11/17号】 3段階評価・A-C評価に換算(Aが最有力)
雑誌:【Premiere 12月号】 2段階評価・A-Bに換算(Aが最有力)

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2006年12月 6日 (水)

2007アカデミー賞を探る:主演女優賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

 アカデミー賞の華、主演女優賞ですが最近は受賞すると離婚してしまう恐ろしい賞(ハリー・ベリー、ヒラリー・スワンク、そしてリース・ウィザースプーン)。こちらは混戦の主演男優賞と違って本命対抗がはっきりしています。現時点で誰もが認める大本命は「 ザ・クイーン/The Queen 」で、エリザベス女王(二世)を演じたヘレン・ミレン。あまりの評価の高さに、反発が起きるのでは(昨年の作品賞における「ブロークバック・マウンテン」のように)と心配されるほど。対抗は「 プラダを着た悪魔 」でのミランダ役が圧倒的だった13回ノミネートの記録保持者(2回受賞)のメリル・ストリープで、14回目のノミネートは固そう。

 続く第二グループは「007カジノ・ロワイヤル」で自宅をボンドに襲撃された(?)ジュディ・デンチ、若くして4回ノミネートのケイト・ウィンスレット(ディカプリオとダブル受賞したら面白いのに)、毎年名前は挙がるアネット・ベニング。落ち着いた候補の中、一点の鮮やかな原色イメージ・ペネロペ・クルズ。こうしてみるとミレン・デンチ・ウィンスレット・エマ・トンプソンの英国VSストリープ・ベニングの米国勢対決の感があります。最近強かったニコール・キッドマン/ケイト・ブランシェット/ナオミ・ワッツのオーストラリア勢はちょっと後退(といいながら、第三グループには来てます)。

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●ヘレン・ミレン 「 ザ・クイーン/The Queen 」 ★ A A
●メリル・ストリープ 「 プラダを着た悪魔 」 ★ A A

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第二候補グループ
●ジュディ・デンチ 「 ノーツ・オン・スキャンダル/Notes on a Scandal 」 ★ A B
●ペネロペ・クルズ 「 ヴォルバー 」 ★ B A
●ケイト・ウィスレット 「 リトル・チルドレン 」 ★ B A
●アネット・ベニング 「 ラニング・ウィズ・シザース/Running with Scissors 」 ★ B A

更に続く第三勢力:
●マギー・ギレンホール 「 シェリー・ベイビー/Sherrybaby 」 ★ C B
●ビヨンセ・ノウルズ 「 ドリームガールズ 」 ★ C -
ナオミ・ワッツ 「 ペインテッド・ヴェール/The Painted Veil 」 - B B
マリリン・ハック 「 ホーム・フォー・プリム/Home for Purim 」 ★ - -
キャリー・ウェッブ 「 ホーム・フォー・プリム/Home for Purim 」 ★ - -
ケイト・ブランシェット 「 グッド・ジャーマン/The Good German 」 - B -
シエンナ・ミラー 「 ファクトリー・ガール/Factory Girl 」 - C -
グレッチェン・モール 「 ノトーリアス・ベティ・ペイジ/The Notorious Bettie Page 」 - C -
●レネ・ゼルウィガー 「 ミス・ポッター/Miss Potter 」 - C -
アシュレイ・ジャッド 「 カム・アーリー・モーニング/Come Early Morning 」 - - B
●トニ・コレット「リトル・ミス・サンシャイン」

評価の見方:左から
サイト:【Oscar Watch】(候補作に挙げられた物は★)
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2006年12月 5日 (火)

2007アカデミー賞を探る:主演男優賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

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 最近は「レイ」のジェイミー・フォックス、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンと実在の人物を演じた人ばかり受賞して、そっくりさん大賞かと言われているこの部門ですが、今年はアミン大統領を演じたフォレスト・ウィテカーくらいで、汚名返上。現時点では大混戦で本命無しですがこれは「アビエイター」でいい線まで行きながら手が届かなかったレオナルド・ディカプリオに大きなチャンス到来。理由は「ディパーテッド」と「ブラッド・ダイアモンド」の二本が共に評価が高い事。どちらかで最終的に5人の中に残ればもう一本が後押しとなる事が考えられ、混戦の中で投票者の心理に有利かと思われます。

 その他はディカプリオ同様にハリウッド・スターとしての華があるウィル・スミスと「ヴィーナス」での演技が高く評価されているピーター・オトゥール(「アラビアのロレンス」から44年!7回ノミネートされながら無冠)、そしてウガンダの“人食い”アミン元大統領を演じたフォレスト・ウィテカー、地味ながら評価の高い「 ハーフ・ネルソン/Half Nelson 」のライアン・ゴスリングとほぼ横一線。ディカプリオ以外に強いてあげればここであげないとひょっとすると・・・のピーター・オトゥールでしょうか。

 この5人以外だと「ディパーテッド」でディカプリオと激突したマット・ディーモンがやはり「ディパーテッド」と「グッド・シェパード/The Good Shepherd」の二本で有力候補。他はまだ未公開ながら前評判が高い「ペインテッド・ヴェール」のエドワード・ノートン(「ジ・イルージョニスト」もあったし)あたりがまだ可能性を残していると言えます。公開を早めた事で「硫黄島からの手紙」の渡辺謙にも頑張って欲しい所です。

現時点での有力候補:
●フォレスト・ウィテカー 「 ラスト・キング・オブスコットランド/Last King of Scotland 」 ★ A A
●ピーター・オトゥール 「 ヴィーナス/Venus 」 ★ A A
●ウィル・スミス 「 幸せのちから 」 ★ A A
ライアン・ゴスリング 「 ハーフ・ネルソン/Half Nelson 」 ★ B A
●レオナルド・ディカプリオ 「 ディパーテッド 」 ★ - -
●レオナルド・ディカプリオ 「 ブラッド・ダイアモンド 」 B A

これに続く候補:
マット・ディーモン 「 ディパーテッド 」 ★ - -
マット・ディーモン 「 グッド・シェパード/The Good Shepherd 」 - B B
デレク・ルーク 「 キャッチ・ア・ファイヤー/Catch a Fire 」 ★ B B
ヴィクター・アレン・ミラー 「 ホーム・フォー・プリム/Home for Purim 」 ★ - -
ジェイミー・フォックス 「 ドリームガールズ 」 - B -
クリスチャン・ベール 「 ザ・プレステイジ/The Prestage 」 - C -
●サーシャ・バロン・コーエン 「 ボーラット 」 - C -
ジョージ・クルーニー 「 グッド・ジャーマン/The Good German 」 - C -
グレッグ・キニア 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 - C -
エドワード・ノートン 「 ペインテッド・ヴェール/The Painted Veil 」 - C -
ニコラス・ケイジ 「 ワールド・トレード・センター 」 - - B
●ジョニー・デップ「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
●アーロン・エッカート「サンキュー・スモーキング」
●キウェテル・イジョフォー「キンキーブーツ」
●ウィル・ファレル「ストレンジャー・ザン・フィクション」

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2006年12月 3日 (日)

2007アカデミー賞を探る:監督賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

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 昨日の「作品賞」候補に続きましては密接な関連のある「監督賞」候補のご紹介。今回の最大の話題はやはり、記憶に新しい2005年アカデミー賞の再戦・マーティン・スコセッシVSクリント・イーストウッド。年末までは「アビエイター」有利と見えたアカデミー賞戦線を最後に「ミリオンダラー・ベイビー」でひっくり返したイーストウッド。5回ノミネートされながら受賞なしのスコセッシがついに無冠の帝王返却なるか。同じように無冠の帝王だったロバート・アルトマンが、名誉賞だけで他界したことを考えれば、あげられる時にあげておかなきゃという心理がアカデミー会員に働いて、来年はスコセッシの年になると見ています。

 基本的に現時点の有力候補=作品賞候補ですが、12月には、ソダーバーグ「グッド・ジャーマン/The Good German」、デニーロの久々監督作品「グッド・シェパード/The Good Shepherd」等が控えており、まだまだ逆転の可能性があります。「ブラッド・ダイアモンド」の前評判は高いのにズウィックの評価が低いのは何故?

最有力候補:
ビル・コンドン 「 ドリームガールズ 」 ★ A A
●マーティン・スコセッシ 「 ディパーテッド 」 ★ A A
●クリント・イーストウッド 「 父親達の星条旗 」 ★ A A
●ステファン・フレアス 「 ザ・クイーン/The Queen 」 ★ B A
●アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 「 バベル 」 ★ B A
●クリント・イーストウッド「硫黄島からの手紙」

可能性を残す監督:
ペドロ・アルモドヴァール 「 ヴォルバー 」 ★ B B
ポール・グリーングラス 「 ユナイテッド93 ★ C B
トッド・フィールド 「 リトル・チルドレン 」 - B B
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス 「 リトル・ミス・サンシャイン 」 ★ - -
ジェイ・バーマン 「 ホーム・フォー・プリム/Home for Purim 」 ★ - -
スティーブン・ソダーバーグ 「 グッド・ジャーマン/The Good German 」 - B -
ギレルモ・デル・トロ 「 パンズ・ラビリンスPan's Labyrinth 」 - - B
ロバート・アルトマン 「 今宵、フィッツジェラルド劇場で 」 - C -
ロバート・デ・ニーロ 「 グッド・シェパード/The Good Shepherd 」 - C -
マーク・フォスター 「 ストレンジャー・ザン・フィクション 」 - C -
オリバー・ストーン 「 ワールド・トレード・センター 」 - C -

評価の見方:左から
サイト:【Oscar Watch】(候補作に挙げられた物は★)
雑誌:【Entartainment Weekly 11/17号】 3段階評価・A-C評価に換算(Aが最有力)
雑誌:【Premiere 12月号】 2段階評価・A-Bに換算(Aが最有力)

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2006年12月 2日 (土)

2007アカデミー賞を探る:作品賞

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2006.12.20追記:
12月14日にノミネート発表となった”前哨戦”ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品には頭に●を記載。最優秀賞の発表は1月15日(日本時間16日)。

2006.12.11追記:
 本格的な賞シーズンの開幕と同時に”ナショナル・ボード・オブ・レビュー”、”LA批評家賞”をさらった「硫黄島からの手紙」が、新たな台風の目として浮上。英語字幕の日本語映画にもかかわらず評価は高く、兄弟編である「父親達の星条旗」を逆転し、こちらを作品賞に押す声が高まってきました。日本人としては嬉しい限りですが、またしてもスコセッシの前に立ちふさがるか、イーストウッド!?
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 12月に入りまして今年も残すところ僅か。いよいよ来年のアカデミー賞に向けての話題が盛り上がって参りました。ということで、アメリカの雑誌・サイト等の予測を元に、「2007年アカデミー賞を探る(9/3)」を改定しまして、12月1日時点のアカデミー賞の予測を、部門別6回に分けてお送り致します(そろそろ出没する「アカデミー賞最有力」広告に騙されないでくださいませ)。第一回は勿論作品賞から。

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 9月時点では大本命と目されていた「父親達の星条旗」が、評価は高いもののイーストウッド作品としては普通の出来との声が高いことと、興行的な失敗(年配の男性客中心から広がりがなかった)により、ノミネートは確実視されるものの、作品賞本命からは一歩後退。代わってもう一人の現役の巨匠マーティン・スコセッシの「ディパーテッド」が、評価+興行面での成功により本命に躍り出た感があります。

 対抗はまだ未公開ながら、前評判の高い「ドリームガールズ」。作品賞受賞作「シカゴ」を思い起こさせる映像+サウンドの魅力と、出演者の熱演が話題になっており、部門賞も賑わせそう。そして小品ながら「ザ・クイーン/The Queen」、「バベル」の評価も高くこのあたりが最有力候補。

 9月時点では有力候補だった「ストレンジャー・ザン・フィクション」「ヒストリー・ボーイズ」は後退。12月公開の「グッド・シェパード」「グッド・ジャーマン」「幸せのちから」「ブラッド・ダイアモンド」、そして急遽公開を繰り上げた(自信がある場合が多い)「硫黄島からの手紙」がどう絡んでくるかでまた違ってくるかと思われます。

2006.12.3追加:
逆転を狙って駆け込み公開される映画はこちら:2006年12月アメリカ公開映画

作品賞最有力候補
●「ディパーテッド」 ★ A A 4
●「ドリームガールズ」 ★ A A 4
●「バベル」 ★ A A 2
●「ザ・クイーン/The Queen」 ★ B A 4
父親達の星条旗」 ★ B A 2
「硫黄島からの手紙」

可能性を残す作品群:
●「リトル・ミス・サンシャイン」 ★ B B 2
●「リトル・チルドレン」 ★ B B 2
「ヴォルバー」 ★ C B 2
「ワールド・トレード・センター」 ★ - B 1
ユナイテッド93」 ★ - B 1
「幸せのちから」 ★ - B -
「ペインテッド・ヴェール/The Painted Veil」 ★ - B -
グッド・ジャーマン/The Good German」 - C - 2
●「プラダを着た悪魔」 ★ - - -
「ホーム・フォー・プリム/Home for Purim」 ★ - - -
グッド・シェパード/The Good Shepherd」 - B - -
ブラッド・ダイアモンド」 - C - -
●「ボビー」 - C - -
ストレンジャー・ザン・フィクション」 - C - -

●「ボラット」
●「サンキュー・フォー・スモーキング」

評価の見方:左から
サイト:【Oscar Watch】(候補作に挙げられた物は★)
雑誌:【Entartainment Weekly 11/17号】 3段階評価・A-C評価に換算(Aが最有力)
雑誌:【Premiere 12月号】 2段階評価・A-Bに換算(Aが最有力)
新聞:【USA Todayのサイト】 11/28付 5段階評価・1~5に換算(5が最有力だが実際には4が最高)

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・「2007アカデミー賞を探る:助演女優賞」(2006.12上旬公開予定)
・「2007アカデミー賞を探る:助演男優賞」(2006.12上旬公開予定)

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2006年9月 4日 (月)

2007年アカデミー賞を探る

★賞レースの最新の結果はこちら:アカデミー賞総合案内ページ

2007年夏の映画のご紹介に続き、早くも2007年アカデミー賞候補の候補のご紹介。サブカルチャー・マガジン・ローリング・ストーン誌(1008号,、以下RS誌))の記事で取り上げられた作品/俳優(前に◎)にエンタテイメント・ウイークリー誌(891/892号、以下EW誌)の記事でアカデミー賞にからんで来ると取り上げられた23本-後ろに★)を掛け合わせ、更に僭越ながら私の解説を加えてみました。きっと日本で公開される時は、皆「アカデミー賞最有力」とか書かれてしまうんでしょうね。
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Stranger_than_fiction220作品賞候補(=監督賞候補)
硫黄島の星条旗/ Flags of Our Fathers★(クリント・イーストウッド監督)
◎バベル/Babel★(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督・カンヌ映画祭で監督賞)
ストレンジャー・ザン・フィクション/ Stranger Than Fiction★(マーク・フォスター監督)
◎ザ・ヒストリー・ボーイズ/ The History Boys★(ニコラス・ハイナー監督)
ドリーム・ガールズ/Dream Girls★(ビル・コンドン監督)

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Dreamgirls_thumb殆ど未見の時点で、「The Good Shepherd★(ロバート・デニーロ監督)」、「The Good German★(スティーブン・ソダーバーグ監督)」等を入れずに、派手な「◎ドリームガールズ★」を入れている所に注目。昨年は候補と言われながら、公開延期で今月公開の「オール・ザ・キングスメン★」はRS誌では無視。部門賞に「ザ・デパーテッド★(マーティン・スコセッシ監督)」が多く入っているにも関わらず、作品賞候補に上げていないのはリメーク物であるハンディを考慮しての物と思われます。勿論ハンディを吹き飛ばして候補に挙がってくる可能性は残されています(特に監督賞)。

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Queen_220女優賞候補
◎メリル・ストリープ(プラダを着た悪魔★)
◎アネット・ベニング(Running with Scissors)
◎ニコール・キッドマン(Fur)
◎ケイト・ブランシェット(Notes on a Scandal)
◎ペネロペ・クルズ(Volvor★)
◎ヘレン・ミレン(The Queen★)

手堅い感じがしますが、「The Queen★」でエリザベス女王を演じるヘレン・ミレンの評価がここに来て上昇中。悪魔・ストリープもうかうかしていられません。ケイト・ブランシェットは他にも「The Good German★」「Babel★」にも出ていてこちらもプラスに働く可能性あり。「◎Stranger Than Fiction★」のエマ・トンプソン、「Little Children★」のケイト・ウィンスレット&ジェニファー・コネリー(助演?)が入っていないのは何故?

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Last_king_of_scotland220男優賞候補
◎レオナルド・ディカプリオ(ザ・デパーテッド★、The Blood Diamond★)
◎マット・ディーモン(ザ・デパーテッド、The Good Shepherd★)
◎ウィル・スミス(The Pursuit of Happyness)
◎ウィル・ファレル(◎Stranger Than Fiction★)
◎ブラッド・ピット(◎バベル★)
◎ライアン・フィリップ(◎硫黄島の星条旗★)
◎ピーター・オトゥール(Venus)
◎フォレスト・ウィテカー(The Last King of Scotland★)

やけにスター中心ですが、本音は下の二人にあると見ました。この2006年に「アラビアのロレンス」オトゥールの名が見られるとは。

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Babel220助演女優賞
◎ジェニファー・ハドソン(ドリーム・ガールズ★)
◎サイモン・コーウェル(American Idol)
◎ヴェラ・ファミーガ(ザ・デパーテッド★)
◎菊地凛子(バベル★)
◎マリア・ベロ(ワールド・トレード・センター★)
◎マギー・ギレンホール(ワールド・トレード・センター★)

特筆すべきは「◎バベル★」で日本のティーンエイジャーを演じた菊地凛子で、ポスターにも役所広司を押さえて顔写真入り。アメリカのメディアからも絶賛(公開は10月ですが、カンヌで試写済)されており、言葉のハンデを乗り越えてノミネートされて欲しいもの。「ワールド・トレード・センター★」コンビの評価の高さには驚きですが、確かに実力者コンビ。

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Departed1_220助演男優賞
◎エディー・マーフィー(ドリームガールズ★)
◎トビー・マグワイア(The Good German★)
◎ジャッキー・アール・ヘイリー(Little Children★)
◎ジャック・ニコルソン(ザ・デパーテッド★)

予告編を見る限りでは殆ど主演状態の”常連”ジャックに立ちふさがるのは誰か。個人的にはここに「星条旗」から誰かが入ってくる予感。

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Hoax220上記以外でEW誌が“関わってくる可能性がある”とした作品
ユナイテッド93/United 93★
ザ・プレステイジ/The Prestige
Catch A Fire★
The Hoax★
The Nativity Story★
Children of Men★
Miss Potter★

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2006年5月10日 (水)

「ナイロビの蜂」The Constant Gardener

Constantgardenerレイチェル・ワイズがアカデミー賞の助演女優賞を受賞した作品。おお、オメデトーと思ったらなんと巻頭2分で惨殺。ではその後はどうなるかというとこれが、残された旦那・レイフ・ファインズに憑いて彼を闇にいざないます。果たして彼女は夫を裏切ったのか?真実を追う夫は闇の奥に何を見出すのか?

これを美しきラブストーリーととるか(日本での宣伝はそのようですね。アメリカでの宣伝も基本的には同じ)、美しく雄大で、そして残酷なアフリカの風景を舞台にしたサスペンス物(巨匠・ジョン・ル・カレ原作)ととるかは見るほうの自由。異文化の中に白人夫婦が吸い込まれていく感覚は、時代背景は違えど「シェルタリング・スカイ」。また疑惑を抱きながら妻の死の謎を追う点では、スティーブン・キングの小説「骨の袋」を思わせますが、ここで浮かび上がる“闇”は我々が日常付き合っているだけに“幽霊”よりも怖い存在です。

ブラジルの貧民街を舞台にした「シティ・オブ・ゴッド」でアカデミー賞の監督賞にノミネートされたフェルナンド・メイレレスの描くアフリカは「ホテル・ルワンダ」以上にリアルでほとんどドキュメンタリー(監督はブラジル以上に貧しいアフリカの実態にかなりのショックを受けた模様。DVDのコメントより)。そして主役の二人をはじめとした英国俳優陣の重厚な演技が、物語にリアリティを与えていてレイチェル・ワイズの助演女優賞もなるほど納得(幽霊はやっぱり美人が似合うと、個人的には思ってしまいましたが)。

ハリウッド式“カタルシス”や、ロマンス物の“感動”を求めて映画館に行くと手痛いしっぺ返しを食いますが、ずっしりとした歯ごたえのある作品をお求めの方にはぴったりです。

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2006年3月 6日 (月)

アカデミー賞発表!

日曜だというのに仕事。家に戻って見れば表彰式の中継が終わっていました・・・(涙)。という事でとりあえずの速報です。全予測は演技部門、技術部門でかなりあてたにもかかわらず、またもや作品賞、取り逃がしました。結果は全24部門中、正解15部門、第二候補正解が5部門、はずれ4部門(内3部門が短編)という結果でした。

以下★が受賞。私の個人予測の本命は◎、対抗○、穴には△でした(見どころは3月3日に書いたもの)。[結果:]は3月6日の加筆。作品タイトルをクリックすると過去の関連記事へ飛びます。

■ 作品賞
crashブロークバック・マウンテン
★○クラッシュ
グッドナイト&グッドラック
 ミュンヘン
 カポーティ

見どころ:あまりに前哨戦で賞を取り過ぎた「ブロークバック・マウンテン」に反発の声も?という事で対抗馬として「クラッシュ」が取り上げられています。しかしまあ、今年ブロークバックマウンテンが取れなかったら、それはハリウッドが”偏見”を持っているからだと叩かれそうなので、結局本命に落ち着くと見ています。

結果:はずしました。これはどうも「ハリウッドの保守化」の結果ではなく(「クラッシュ」も同じくらい、ヘヴィな映画・救いはありますが)、前哨戦で勝ちすぎた「ブロークバック」への反発のなせるわざと思います。

本来最もアカデミー賞会員好み(メディアの勇気を描く)の「グッドナイト&グッドラック」は、きっとどこか(個人予測・脚本賞)で残念賞があるはず。ユダヤ・コミュニテイからの反発を買ったスピルバーグにチャンスはなく(個人的にはアカデミー賞をとった「シンドラー」「ライアン」等より”進化・深化”した作品だと思いますが)、「カポーティ」には主演男優賞が行くのではないでしょうか(昨年の「レイ」パターン)。

結果:「グッドナイト&グッドラック」は全然でしたが、この作品+「シリアナ」でジョージクルーニーの助演男優賞かと思われます(この効果がなければポール・ジアマッティ、行けたのに・・・)

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■ 監督賞
brokeback★◎アン・リー (ブロークバック・マウンテン
○ジョージ・クルーニー (グッドナイト&グッドラック
△ポール・ハギス (クラッシュ
 スティーブン・スピルバーグ (ミュンヘン
 ベネット・ミラー (カポーティ

見どころ:こちらアン・リーでがちがち。というのも「ブロークバック・マウンテン」の成功は、誰が考えても監督の手腕によるところが大きい為。

結果:正解。これは順当と思われます。

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■ 主演男優賞
capote★◎フィリップ・シーモア・ホフマン (カポーティ
○ヒース・レジャー (ブロークバック・マウンテン
△デヴィッド・ストラザーン (グッドナイト&グッドラック
 ホアキン・フェニックス (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
 テレンス・ハワード (Hustle & Flow)

見どころ:ホフマンVSレジャーですが、演技を比較したらホフマンの圧勝。ただ、昨年の「レイ」=ジェイミー・フォックス、キャサリーン・ヘップバーン=ケイト・ブランシェットのようにアカデミー賞=実在人物そっくり賞ではないという、反発もあり、カポーティ=ホフマンに対する反発=レッジャーのわずかな可能性もあるかと思われます。その意味でホキアン・フィニックス=ジョニー・キャッシュも厳しいかと。

結果:正解。これは順当と思われます。名優ホフマン、一気にメジャー化。まずはM:I:IIIの悪役=トム・クルーズの製作者としての読みの鋭さに脱帽

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■ 主演女優賞
reese1★◎リース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
○フェリシティ・ハフマン (Transamerica)
 キーラ・ナイトレイ (プライドと偏見)
 ジュディ・デンチ (Mrs .Henderson Presents)
 シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)

見どころ:リースVSハフマン。主演男優賞部門で実在人物に関する反発を書きましたが、それすら跳ね返してしまいそうな勢いがあるのが、リース。作品賞、主演男優賞等が地味な分、ここは華やかなリースの勝利かと思われます。シャーリーズ&ナイトレイは当日の華やかショーアップ要員。

結果:正解。これも順当と思われます。リースにとって旦那ライアン・フィリップスの出ている「クラッシュ」の作品賞で喜び倍増?

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■ 助演男優賞
syriana1★◎ジョージ・クルーニー (シリアナ)
○ポール・ジアマッティ (シンデレラマン
△マット・ディロン (クラッシュ
 ジェイク・ギレンホール (ブロークバック・マウンテン
 ウィリアム・ハート (ヒストリー・オブ・バイオレンス)

見どころ:予測の難しい部門。個人的にはジアマッティなのですが、今年の最高殊勲選手であるクルーニー有利と見ています(グッドナイト&グッドラックの助演分も加点されるため)。ウィリアムハートは出番身近すぎ、ギレンホール若すぎ(今後主演男優賞が狙える素材)、マットディロンにカムバック賞で受賞の可能性が少しあり。

結果:正解。予想通り。個人的にはジアマッティにあげたかったのですが、クルーニーの助演2本(今後益々助演はなさそう)の総合勝利

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■ 助演女優賞
gardener1★◎レイチェル・ワイズ (The Constant Gardener)
○キャスリーン・キーナー (カポーティ
△ミシェル・ウィリアムス (ブロークバック・マウンテン
 エイミー・アダムス (Junebug)
 フランシス・マクドーマンド (スタンドアップ)

見どころ:こちらも難関。華やかさでワイズを選んでみました(主演部門でリース優位と考えている理由と同じ)。もしウィリアムス&レジャー受賞になると、映画で夫婦、実生活で夫婦の受賞となりますが。

結果:正解。

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■ 脚本賞
crash◎ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ (グッドナイト&グッドラック
★○ポール・ハギス、ボビー・モレスコ (クラッシュ
 ノア・ボーンバッハ (The Squid and the Whale)
 ウディ・アレン (Match Point)
 スティーブン・ギャガン (シリアナ)

見どころ:「クラッシュ」優位説の高い中、あえて「グッドラック」。アメリカでの作品評価の高さはこちらだと思うので。
結果:ハズレ。冒険に失敗。「クラッシュ」人気を読み違いました

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■ 脚色賞
brokeback ★◎ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ (ブロークバック・マウンテン○ダン・フッターマン (カポーティ
 ジェフリー・ケイン (The Constant Gardener)
 ジョシュ・オルソン (ヒストリー・オブ・バイオレンス)
 トニー・クシュナー (ミュンヘン

結果:正解。これは順当と思われます。

以下、続きに。  人気blogランキングに参加中。是非ご支援を   banner_02

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2006年3月 4日 (土)

アカデミー賞、見所チェック

oscar2いよいよ日曜(日本時間は月曜朝)となりましたアカデミー賞の発表。作品賞候補を全て見て、そして今は会場近くにいるというのに日曜日に所用があり生中継が見れません(涙)。本日、先週書きました「2006年アカデミー賞全部門予想」に見所、ポイントを追加致しましたので、是非ご参考下さい。

良くハリウッド映画は、大作主義で質が伴わないハリボテの様な作品が多い、ネタ切れ等の批判も受けます。確かにハリウッドのスタジオから生み出される作品にはそうしたものも多いのですが、2005年の作品群は、独立スタジオ(インデペンデント系)から生み出された小粒ながらきちんとした問題意識を持った優れた作品が多く、充実した年でした。大手スタジオはこうした作品を通じて育成された人材を今後の大作に取り込んでいくはずで、今後逆襲・再生がはじまるかと思われます。人気blogランキングに参加中。是非ご支援を   banner_02

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2006年2月27日 (月)

2006年アカデミー賞全部門予想

3月3日追記:予測に”見どころ”を加筆しました。ご参考下さい。

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スーパーボウルもグラミーもトリノオリンピックも終わりましたが、いよいよアカデミー賞の発表が1週間後にせまりました。

昨年は日記の中で予想を行いまして、19部門を予測、的中10部門、対抗に推した作品受賞6部門、まったくのコケが3部門でしたが、最大の後悔は作品賞をはずした事。その時点で「ミリオンダラー・ベイビー」を見ていなくて、スコセージへの同情をしての失敗。反省から今年は作品賞候補全てを見ての予想。個人の好き嫌い(作品賞候補は全部素晴らしいと思いますが)、同情抜きの全部門制覇狙い!

以下、続きに全部門予測あります(長文ご覚悟を)。本命は◎、対抗○、穴には△。作品タイトルをクリックすると過去の関連記事へ飛びます。人気blogランキングに参加中。是非ご支援を   banner_02

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2006年2月22日 (水)

フィリップ・シーモア・ホフマン、神領域入ってました、「カポーティ」

capote作家トルーマン・カポーティが、カンザスで起こった一家四人惨殺事件を題材に、犯罪ノンフィクションというジャンルを切り拓いた傑作「冷血」を書き上げるまでを重厚に描いた作品。ご存知のように本年度のアカデミー賞作品賞候補に上がっていますが、作品賞よりも主人公のカポーティを演じるフィリップ・シーモア・ホフマンが、主演男優賞候補の本命です。

作家というのはまあ変な人が多いのですが、この人は特別。文壇に若き天才として登場し、ニューヨークの社交界の花形に躍り出ながら(ウォーホールと並ぶトリックスター。名門「プラザ・ホテル」等でパーティ三昧。ちなみにゲイです)、行き詰まっていた1959年当時のカポーティ。傲慢かつ小心、冷静にして感情的、正直でいながら大嘘つき、しかし彼から紡ぎ出される言葉は人の心を揺り動かす。そんな複雑怪奇なカポーティの人間像をフィリップ・シーモア・ホフマンが表現しています。面白かったのはなんとなく「羊たちの沈黙」を思わせるところ。この場合怪物なのは犯人ではなく、聞き出す側。様々な映画(個人的には「あの頃、ペニーレインと」のロック評論家・レスターバングス役が大好き)で既に若き演技派の名声を手にしていたホフマンですが、今回のノミネートで40歳前(トム・クルーズより若い)にしてサー・アンソニー・ホプキンスの領域。

今回のアカデミー賞主演男優賞の最大のライバルであるヒース・レッジャー(ブロークバック・マウンテン)とは、ゲイの役柄対決ではありますが、頑張っているな~と思わせるレッジャーに対し、こちらは努力を感じさせないハイレベル。次回作はなんと「ミッション・インポッシブル3」で悪役を演じる訳ですが、年上のトム・クルーズ、危うし。ということは製作者としてのトム・クルーズがセンス抜群という事でもあるのですが。

幼馴染の作家ハーパー・リー(アラバマ物語)を演じるキャサリン・キーナー(「40歳の童貞」のヒロインと同一人物?)、惨殺事件のおきた街の警察官クリス・クーパー、そしてまんまとカポーティに巻き込まれて取材に協力する犯人・クリフトン・コリンズJrと皆、落ち着いた凄みを感じさせるのはやはり監督の技量か。日本公開は「M:I:III」より後の今年の秋だそうです。

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2006年2月18日 (土)

アカデミー賞アニメ部門本命参上!「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

3月12日追記:やはり本命が来ました。残念ながら制作会社アードマン社の倉庫が焼けてしまい、多くの過去の作品を彩ってきたキャラクター・セット等が燃えてしまったのですが(ウォレスとグルミットは、この映画のキャンペーンで世界ツアー中で無事だった)、これを機会に是非より多くの人に見てもらって続編を見たい一本(続編がこんなにシンプルに見たい映画はそうありません)。
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wallaceandgromit日本では「ハウルの動く城」が本年度のアカデミー賞アニメ部門にノミネートされた事で、「千と千尋の神隠し」以来の受賞が期待されていますが、その前に立ちふさがる最大のライバルはこの作品。「コープス・ブライド」も強力ですが、前哨戦の結果を見るとやはりこの「ウォレスとグルミット」が最有力で、「ハウルの動く城」は3番手です。

ではこの作品のどこがそんなに評価されているのか、単に苦労して作ったから努力賞で評価されているのか(クレイアニメは莫大な手間隙がかかる)。いえいえそんな事はありません。これは私の感想ですが、1)親しみやすいキャラクター、2)シンプルだけど楽しいストーリー、3)鮮やかな色彩感覚といったアニメの基本がしっかりしている事がこの作品の強みだと思います。とにかくキャラクターがみな“立っている“のが強み。

CGを利用した3次元アニメ全盛のこの時代に、あえて粘土で作った登場人物、背景等をすこしずつ動かして作るクレイアニメ。もう一つの手間のかかるストップ・モーションアニメ(人形を少しずつ動かし撮影)の「ティム・バートンのコープス・ブライド」と公開が重なったのも不思議な縁ですが、是非双方とも次回作はすぐに公開してもらいたいものです (2010年までは待てません)。ティム・バートン夫人ヘレン・ボーナム・カーターがどちらでも声で出演、そしてどちらもホラー映画要素を味付けに使っているのも奇縁。ちなみに製作者に言わせると「世界初のヴェジタリアン・ホラー映画(笑)」。

個人的にはよりダークで美しい「コープス・ブライド」にアカデミー賞を上げたいし、やはり同国人としては「ハウル」にも頑張って欲しいのですが、過去に3度に渡りアカデミー賞の短編アニメ部門で受賞している実績も考えれば、大本命でしょう。

作品の紹介・情報はこちらをご覧下さい。
日本公式サイト:http://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/Chekila/wandg/
本映画公式サイト:http://www.wandg.jp/teaser/index.html

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2006年2月 9日 (木)

キーラ・ナイトレイ&スカーレット・ヨハンセン

2006.8.7追記:
キーラ・ナイトレイ(パイレーツ・オブ・カリビアン DMC)&スカーレット・ヨハンセン(マッチポイントスクープブラックダリアプレステイジ)は、共にアクトレスとして確実にステップ・アップ中。記念しまして(?)2月には半分だけだった話題の表紙を見通しで公開。クリックで拡大します。
Vanity_fair
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VF1たまには色気のある話題を、という事でアメリカで話題のこの雑誌の表紙を。

毎年アカデミー賞時期に「ハリウッド特集」を組む名門女性誌「Vanity Fair」ですが、今年のハリウッド特集の目玉は、「プライドと偏見」で見事主演女優賞ノミネートのキーラ・ナイトレイと「マッチ・ポイント」で助演女優賞ノミネートかと話題だったスカーレット・ヨハンセン(アメリカではジョハンセンですが)という若手のホープのヌード(左の表紙は全体の半分)。

本来はこれにレイチェル・マクアダムスを加えての3人が裸で登場予定だったそうですが、マクアダムスは撮影当日拒否した模様。「Vanity Fair」のサイトでこのカヴァー撮影の模様のメイキングが見れますが、仲が悪いと噂だったナイトレイ&ヨハンセン、しっかりハグ等をしています(ライバル意識があるのでこうした企画にチャレンジしたのかな?)。いずれにしても過去にデミ・ムーアの妊娠中ヌード等で話題を振りまいてきた同誌、商売上手。

こんなことをしてナイトレイのアカデミー賞に響かないのかな?とおじさんは心配してしまいますが、まあ今年はリーズ・ウィザースプーンVSフィリシティ・ホフマンの対決なので関係はないと思います。

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2006年2月 1日 (水)

アカデミー賞ノミネート発表!

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本日1/31日についに今年度のアカデミー賞各部門のノミネートが発表になりました。予想通り「ブロークバック・マウンテン」が強く最多の8部門にノミネート。これを「グッドナイト・アンド・グッドラック」と「クラッシュ」の6部門、「カポーティ」と「ミュンヘン」の5部門が追います。「カポーティ」以外の4作品は見ていますが、どれも力作で今年は水準が非常に高いのではと思っています(「SAYURI」も6部門ノミネートですが、主要部門では一つもひっからず。これがアメリカでの評価を如実にあらわしているかと考えます)。

特色はなんと言ってもインデペンデントの作品が4作品(「ミュンヘン」以外)も作品賞にノミネートされた点と確実と思っていた「ウォーク・ザ・ライン」(大手Fox)がはずれた事、「キング・コング」「SAYURI」といった大作が技術部門にしかひっかからなかった事、そして年間最大のヒット作「スターウォーズ・EPIII・シスの復讐」が技術部門にもほとんどひっかからなかった(1部門のみ)事です。

下記で私の予想と結果がありますので、ご覧ください。主要8部門にて32勝8敗、的中率80%は素人予想としてはまあまあでしょうか。これから3月5日の発表に向けて各部門の予測をしていきますのでお楽しみに。

アカデミー賞ノミネート予測(結果)・作品関連部門~作品賞、監督賞、脚本賞、脚色賞
アカデミー賞ノミネート予測(結果)演技関連部門~主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞

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2006年1月31日 (火)

ラジー賞候補発表!

アカデミー賞の季節がやってくれば、それはラジーの季節。前年の最悪映画を選ぶゴールデンラズベリー賞、略してラジー賞のノミネート作品の季節がやってきました。一応作品賞候補だけは並べておきますが、しっかし、よくもここまでつまらなそうな映画を集めたもの(笑)。ただ個人的には最初からお馬鹿なB級作品をノミネートするくらいならば、「ステルス」とか「アイランド」とかのような、「滑ってしまった超大作」を入れて欲しかったのですが。

そのほかの候補者等はこちらをご覧ください。ラジー賞公式サイト(英語)

アカデミー賞ノミネート作品の発表前日にラジー賞ノミネートが発表され、アカデミー賞授賞式の前の日にラジー賞の発表式が行われます(今年のラジーは3月4日)。昨年はハリー・ベリーが式に参加して話題を呼びましたが*、今年も誰か大物の参加はあるのでしょうか(パリス・ヒルトン、トムクルーズに期待)。

*過去、ポール・ヴァーホーヘン監督(「ショーガール」で複数部門受賞)とコメディアン・トム・グリーンが授賞式に堂々の参加。

「デュース・ビガロウ:ヨーロピアン・ジゴロ」Deuce Bigalow: European Gigolo
「ダーティ・ラブ」Dirty Love
「デュークス・オブ・ハザード」 Dukes of Hazzard
「蝋人形の館」House of Wax
「マスク2」Son of the Mask

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2006年1月28日 (土)

アカデミー賞ノミネート予測・演技関連部門

1月31日追記:結果が明らかになりましたので、以下ご紹介致します。作品賞ノミネート作ポスターはこちらにあります。以下そのままは正解、打消し線ははずれ、★がはずれの代わりの正しきノミネート、●は追記です。

昨日の作品関連部門に続き演技部門の予想。

■ 主演男優賞

フィリップ・シーモア・ホフマン (カポーティ)
ヒース・レジャー (ブロークバック・マウンテン)
ホアキン・フェニックス (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
デヴィッド・ストラザーン (グッドナイト&グッドラック)
ラッセル・クロウ (シンデレラマン)
★テレンス・ハワード

作品賞同様、上の4席は固いと思いますが、最後の一席が不確定。ここは実績と華やかさでラッセル・クロウを選びました。テレンス・ハワード(ハッスル&フロウ)、ヴィゴ・モーテンセン(ヒストリー・オブ・バイオレンス)にも可能性あり。

●4勝1敗:ラッセルクロウは電話を投げつけたのが祟ったか(笑)、やはりダメで代わりにテレンス・ハワードが入りました。昨年も候補5人中4人が実在の人物だったと思いますが、今年も3人が実在の人物。だんだんそっくりさんコンテストになっていくようで、ちょっと問題。

■ 主演女優賞
リース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
フェリシティ・ハフマン (トランスアメリカ)
キーラ・ナイトレイ (プライドと偏見)
ジュディ・デンチ (ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ)
ナオミ・ワッツ(キング・コング)
★シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)

シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)を押す声が高いのですが、ここではあえてナオミ・ワッツを入れました。いずれにしても大本命はリース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)とフェリシティ・ハフマン (トランスアメリカ)の対決なのでその他は参加賞か。

●4勝1敗:やはり5人目をはずしてしまいました。

■ 助演男優賞
ポール・ジアマッティ (シンデレラマン)
マット・ディロン (クラッシュ)
ジョージ・クルーニー (シリアナ)
ジェイク・ギレンホール (ブロークバック・マウンテン
ケビン・コスナー(アップサイド・オブ・アンガー)
★ウィリアム・ハート(ヒストリー・オブ・バイオレンス)

昨年の助演女優賞候補にあがったバージニア・マドセンのようにハリウッドはカムバックのドラマが好き。その意味でケビン・コスナーを加えました。個人的にはポール・ジアマッティを推したいのですが、現時点本命はジョージ・クルーニー(グッドナイト・アンド・グッドラックも助演)。

●4勝1敗:またもや5人目をはずしてしまいました。ジョージ・クルーニーは監督賞、助演男優賞、脚本賞と3部門ノミネートで今年の式典の主役になりそうです。

■ 助演女優賞
ミシェル・ウィリアムス (ブロークバック・マウンテン
エイミー・アダムス (ジューンバグ)
レイチェル・ワイズ (ザ・コンスタント・ガーデナー)
キャスリーン・キーナー (カポーティ)
マリア・ベロ (ヒストリー・オブ・バイオレンス)
★フランシス・マクドーマンド(スタンドアップ)

過去に受賞歴のないフレッシュな、でも実力者揃いの激戦区。他の部門のように大本命がいないので、それぞれに受賞の可能性あり。この他、スカーレット・ヨハンセン(マッチ・ポイント)にも可能性があると見ていますが。

●4勝1敗:なんと演技部門は全て4勝1敗で最後に悩んだ一人をはずしました。フランシス・マクドーマンドは「あの頃ペニーレインと」でケイト・ハドソンとかち合ってしまった事がありますね。勿論「ファーゴ」で主演女優賞受賞済


過去紹介記事:
ブロークバック・マウンテン
グッドナイト・アンド・グッドラック
ミュンヘン
クラッシュ
アカデミー賞戦線最前線12月3日 

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2006年1月27日 (金)

アカデミー賞ノミネート予測(結果)・作品関連部門

1月31日追記:結果が明らかになりましたので、以下ご紹介致します。下記のポスターは私の予測・3勝2敗は不本意。正しきノミネート作ポスターはこちらにあります。以下そのままは正解、打消し線ははずれ、★がはずれの代わりの正しきノミネート、●は追記です。

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いよいよ1/31日に迫ったアカデミー賞のノミネート発表(本番は3月5日)。数回に渡って予測をして来ましたが、主要部門の私の個人的な予測を2回に分けて発表致します。まずは作品、監督、そして脚本、脚色という作品関連部門(演技関連4部門は明日)。

■ 作品賞
ブロークバック・マウンテン
グッドナイト&グッドラック
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ミュンヘン
マッチ・ポイント
クラッシュ
★カポーティ

上4本は確実と考えますが、最後の一本が悩みの種で、最後にやってきた「マッチ・ポイント」を選んで見ました。ウディ・アレンはアカデミー賞/ハリウッドが嫌いでも、アカデミーの会員はウディ・アレン好き(笑)。対抗は「クラッシュ」、「カポーティ」、そして「ヒストリー・オブ・バイオレンス」というインデペンデント系3作品。

●3勝2敗:控えに回した「クラッシュ」「カポーティ」が揃ってノミネート。「マッチ・ポイント」はギャンブルでしたが、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」は意外でした。「カポーティ」以外は全て見ていますが、今年の水準は凄く高いのではないでしょうか

■ 監督賞
アン・リー(ブロークバック・マウンテン
ジョージ・クルーニー(グッドナイト&グッドラック
スティーブン・スピルバーグ(ミュンヘン
ウディ・アレン(マッチ・ポイント)
デヴィッド・クローネンバーグ(ヒストリー・オブ・バイオレンス)

★ポールハギス
★ベネット・ミラー
作品賞と例年4本はかぶるこの部門。ここでは作品賞候補から「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームス・マンゴールドを外し、代わりにクローネンバーグを入れました。対抗はポール・ハギス(クラッシュ)とベネット・ミラー(カポーティ)の新人対決。大穴はピーター・ジャクソン(キング・コング)。

●3勝2敗:今年は完全に作品賞と一致しました。ハギス&ミラーの新人監督コンビ堂々のノミネート。しかしアカデミー賞に登場するクローネンバーグは見てみたかった・・・

■ 脚本賞
ポール・ハギス、ボビー・モレスコ (クラッシュ
ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ (グッドナイト&グッドラック
ノア・ボーンバッハ (ザ・スクイッド・アンド・ザ・ホウェール)
ウディ・アレン (マッチ・ポイント)
スティーブ・ギャガン (シリアナ)

●5勝0敗:こちらはどんぴしゃ。

■ 脚色賞
ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ (ブロークバック・マウンテン
トニー・クシュナー (ミュンヘン
ダン・フッターマン (カポーティ)
ジェフリー・ケイン (ザ・コンスタント・ガーデナー)
ジョシュ・オルソン (ヒストリー・オブ・バイオレンス)

●5勝0敗:こちらもどんぴしゃ。脚本&脚色は100%正解でした

過去紹介記事:
ブロークバック・マウンテン
グッドナイト・アンド・グッドラック
ミュンヘン
クラッシュ
アカデミー賞戦線最前線12月3日 
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2006年1月22日 (日)

古典的恋愛悲劇「ブロークバック・マウンテン」 (レビュー)

3月10日追記:結局作品賞、とれませんでした(詳細こちら)。これは「ハリウッドの保守性」との声も高いのですが、どうもそうではなく(真に保守ならば今回はクルーニー、ホフマン、そして「クラッシュ」の受賞はないと思います。ハリウッドも一大ゲイ・コミュニティだし)、あまりに前哨戦で勝ちすぎて反発を食ったように感じています。「クラッシュ」に票を投じた会員も勝つとは思っていなかったらしい(笑)。
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ご存知、現在アメリカの各映画賞を席巻し、アカデミー賞へ文字通り最短距離にあるのがこの「ブロークバック・マウンテン」。「ゲイのカウボーイ」という禁断の愛を描く映画のどこがそれほどの評価になっているのかと日本で話題になりはじめましたが、理由は非常にシンプル。それは映画として素晴らしいから。

Brokebackmountain11963年のワイオミングの雄大な自然を背景に、結びついて行く二人の若きカウボーイの心、そして肉体的に結ばれる二人。しかし当時の社会では決して結ばれる事のない禁断の愛。意にそまぬ結婚、再会。会えないつらさ、もどかしさ、切なさ。取り残される家族の悲しみ。20年の歳月、そして訪れる悲劇。

日本の紹介記事等では“ゲイの問題を描いた作品”というような、言われ方もされていますが、ここでは“同性”であることはかつての国境や人種の壁、貧富の差(家柄の違い)、年齢の差といった恋愛映画を成立させるための“壁”。その意味でこの映画は“ゲイの映画”ではなく、実は古典的恋愛悲劇。美しい自然を捉えた映像、美しく切ない音楽、ドラマチックかつ淡々と進んでいくそのストーリー、そして主演のヒース・レッジャー、相手役を務めるジェイク・ギレンズホール、ヒースの妻役ミシェル・ウィリアムス、ジェイクの妻役アン・ハサウェイの4人の演技が素晴らしいのですが、何よりの功績はこうした要素を組み合わせて、この繊細かつ大胆な恋愛映画を成立させた監督アン・リーの手腕かと思われます。

様々な賞を獲得して、映画としての質の高さが浸透しつつあり、先週末の映画館は比較的高年齢層のカップル姿が目立ちました。興行的にも限定公開から徐々に公開映画館数を増やして、今後益々多くの観客を集めそう(同じ日に限定公開を開始した「SAYURI」も狙っていた戦略だったのですが、ここに両者に大きな差が。この限定公開戦略につきましてはこちら“ 「SAYURI」、アメリカの興行で苦戦”をご覧ください)。今後アカデミー賞のノミネートを経て今年上半期の話題の中心になると思われます。

なかなか映画館に入りにくいとは思いますが(笑)、是非劇場へ。胸に染み入る作品です。

過去紹介記事: 「ブロークバック・マウンテン(原題)」Brokeback Mountain(2005年9月13日)

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2006年1月18日 (水)

ゴールデン・グローブ賞発表!

遅くなりましたが、1月16日に発表になったゴールデン・グローブ賞のご紹介。The Hollywood Foreign Press Association(ハリウッド外国人記者協会)が選ぶこの賞はアカデミー賞の前哨戦として重要視されるものの、ここで受賞した作品がそのままアカデミー賞の本命とならないのも事実で、昨年は「アビエイター」がドラマ部門、「サイドウェイ(ズ)」がミュージカル・コメディ部門で最優秀を受賞したものの結果は「ミリオンダラーベイビーの圧勝でした。またレオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞したので、日本ではアカデミー賞にディカプリオ本命説が流れていましたが、ミュージカル・コメディ部門のジェイミーフォックスがさらっていきました(アメリカの予測ではこちらが絶対本命といわれていた)。今年は今までの所、「ブロークバック・マウンテン」の圧勝が続いておりますが、果たしてこのまま突っ走るのかどうか。いよいよ今月30日に発表が迫ったアカデミー賞のノミネート、そして3月5日の発表が楽しみになって参りました。秋、12月3日に続くアカデミー賞の予測は近日Up致します。
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Brokebackmountain1★BEST MOTION PICTURE DRAMA(ドラマ部門最優秀作品賞)
  BROKEBACK MOUNTAIN ブロークバック・マウンテン

★BEST DIRECTOR - MOTION PICTURE(最優秀監督賞)
  ANG LEE アン・リー( BROKEBACK MOUNTAIN ブローバック・マウンテン

★BEST SCREENPLAY-MOTION PICTURE(脚本賞)
  LARRY McMURTRY & DIANA OSSANAラリー・マクマートリー&ダイアナ・オサナ(BROKEBACK MOUNTAIN ブロークバック・マウンテン

★BEST ORIGINAL SONG - MOTION PICTURE (オリジナルソング賞
“A LOVE THAT WILL NEVER GROW OLD”(BROKEBACK MOUNTAIN ブロークバック・マウンテン
  Music by: Gustavo Santaolalla Lyrics by: Bernie Taupin
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walktheline★BEST MOTION PICTURE - MUSICAL OR COMEDY(ミュージカル・コメディ部門最優秀作品賞)
  WALK THE LINE ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

★BEST PERFORMANCE BY AN ACTRESS IN A MOTION PICTURE - MUSICAL OR COMEDY(主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
  REESE WITHERSPOON リース・ウィザースプーン(WALK THE LINE ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)

★BEST PERFORMANCE BY AN ACTOR IN A MOTION PICTURE - MUSICAL OR COMEDY主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
  JOAQUIN PHOENIX ホアキン・フェニックス(WALK THE LINE ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
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transamerica1★BEST PERFORMANCE BY AN ACTRESS IN A MOTION PICTURE:DRAMA(主演女優賞・ドラマ部門)
  FELICITY HUFFMAN フェリシティ・ハフマン(TRANSAMERICA トランスアメリカ)
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capote★BEST PERFORMANCE BY AN ACTOR IN A MOTION PICTURE – DRAMA(主演男優賞・ドラマ部門)
  PHILIP SEYMOUR HOFFMAN フィリップ シーモア・ホフマン(CAPOTE カポーティ)
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constantgardener1★BEST PERFORMANCE BY AN ACTRESS IN A SUPPORTING ROLE IN A MOTION PICTURE(助演女優賞)
  RACHEL WEISZ レイチェル・ワイズ(THE CONSTANT GARDENER コンスタント・ガーデナー)
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syriana★BEST PERFORMANCE BY AN ACTOR IN A SUPPORTING ROLE IN A MOTION PICTURE助演男優賞
  GEORGE CLOONEY ジョージ・クルーニー(SYRIANA シリアナ)
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memoirsofageisha1★BEST ORIGINAL SCORE - MOTION PICTURE(音楽賞)
  JOHN WILLIAMS ジョン・ウイリアムス(「SAYURI」MEMOIRS OF A GEISHA)
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paradisenow★BEST FOREIGN LANGUAGE FILM (外国語映画賞)
  PARADISE NOW(PALESTINE) パラダイス・ナウ
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2005年12月11日 (日)

「ミュンヘン」Munich (予告、その2)

TimeCover1スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「ミュンヘン」が話題を呼んでいます。今週の「TIME」の表紙を、スピルバーグが飾ると共に“Spielberg’s Secret masterpiece(スピルバーグの隠された傑作)”という記事、本人の独占インタビューを掲載しています。ワーナーと同じメディア系列の「TIME」が、別グループ・ユニヴァーサル製作の「ミュンヘン」を、巻頭で紹介するという事自体が、この映画の持つ社会的なインパクトの強さを物語っています。またベイエリア在住の映画評論家町山智浩さんの「アメリカ日記」というブログでは、「2005年に観た映画ではベストワンだ。とにかく強烈で、壮絶な映画だった。」と紹介しています。アカデミー賞でも本命視する声が出てきています(関連記事こちら

ユダヤ系アメリカ人スピルバーグがイスラエルのパレスチナテロリストに対する復讐を描くこの映画が、勧善懲悪、イスラエル万歳になっているのではないかという懸念が、製作の発表以来常に付きまとってきました。これに対し、スピルバーグは徹底して作品そのものを見て欲しい、作品が全てを語るとの態度でメディアに接し、インタビューも今回の「TIME」誌のみとのこと。

作品は勿論勧善懲悪映画ではなく、この中東紛争の分岐点となったパレスチナ・ゲリラによるミュンヘン・オリンピックのイスラエル選手団の殺害事件と、その影響を描くことにより、テロリストを追うものがまたテロリストになっていく、そして報復が報復を生み出していく911以降の現在を照射した作品となっている様子。その為の暴力描写が「セービング・プライベート・ライアン」の如く、リアリスティックになっているとの事で、このあたりはまた議論を呼びそうです。

米国内では12月23日に大都市部でまず公開し、新年6日から拡大公開。日本でも2月の上旬には公開されるとのこと。ただ今、この映画見たさに都市部への年末旅行を考え中です。是非まずは重々しい予告編をご覧下さいー>こちら

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続きに11月9日の紹介「その1」あり。

続きを読む "「ミュンヘン」Munich (予告、その2)"

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2005年12月 4日 (日)

アカデミー賞戦線最前線12月3日

日本では今頃、色々な映画に「アカデミー賞最有力!」とか、「本命!」とか書いて宣伝されていると思いますが、本国アメリカでの評価、状況はどうなのでしょうか?以下アメリカ版の「Premier」「Entertainment Weekly」「Yahoo Movie」等の評価に、個人的な予測を加えた、9月1日2日に書いたエントリーのUp-Date版です。

今年のテーマはズバリ“政治VSファンタジー”

グッドナイト・アンド・グッドラック」は政治(赤狩り)VSメディア、「シリアナ」は中東とCIA、「ミュンヘン」はパレスチナ問題とイスラエル、「ジャーヘッド」は湾岸戦争、「コンスタント・ガーデナー」もアフリカを舞台にした国家と大企業の暗躍が背景だったことを考えると、久方ぶりに映画界に政治の季節到来。

これにゲイ・同性愛を扱う「ブロークバック・マウンテン」、トルーマン・カポーティ(ゲイ)の「冷血」誕生物語「カポーティ」、LAにおける人種の壁を扱う「クラッシュ」を加えると、2001年9月9日以降、重たい問題を避けて通ってきたと言われるハリウッドがまた、前に進みだした感あり。そうすると個人の覚醒を描く「イン・ハー・シューズ」やファンタジー系「キングコング」、ドラマ「ウォーク・ザ・ライン」「SAYURI(これも一種ファンタジー?)」「シンデレラマン」あたりは脇に追いやられるか、逆に反発から主役になるか。私の予測はバランスの取れたノミネーション、で最後はシリアスな作品の勝利と読んでいますが、結果は如何に?

下記の5本が個人予測の現時点のトップ候補(左から「ブロークバック・マウンテン」「グッドナイト・アンド・グッドラック」「ウォーク・ザ・ライン」「SAYURI」「ミュンヘン」 “続き”に詳細検討あります。
12/5追記:最新号の「Premier」を読んだら、全く同じ5本を選んでいました(汗)。すみません、ソースが似たような物という事でご容赦を。

brokebackgoodnightwalktheline1geisya1munich

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2005年11月18日 (金)

「グッドナイト・アンド・グッドラック」Good Night, and Good Luck(レヴュー)

goodnightアメリカの政治、社会、そしてメディアの暗黒の歴史である「赤狩り」の時代(1950年代)、そしてその推進者だったジョセフ・マッカーシー上院議員。誰もがその恐怖に声を上げられなかった時代に、声を高らかに反旗を翻した伝説のCBSのTVキャスター・ジャーナリスト、エドワード・R・マルロー(デビット・ストラザーン)と彼と共に戦った男たちを描く骨太の社会派ドラマ。現時点で2006年のアカデミー賞の有力候補と目されています。

エドワード・R・マルローについては、その後の時代のジャーナリズムに大きな影響を与えた存在(特にヴェトナム戦争報道のあり方に大きな影響をもたらした)として、名前は知っていましたが、なるほど、こんな時代と番組(See It Now)があったのだという事実の重み、そしてTVというメディアを活用した対決の迫力に、知的興奮を味わいました。「ジャーヘッド(湾岸戦争を描いてイラク戦争と変わらぬ戦争の真理を語る)」に続き、過去の事例(赤狩り)を描きながら、現代の問題(ブッシュの時代の閉塞的なメディア状況)について映画を使ってコメントするという手法。アメリカ映画はまだまだ捨てたモンじゃありません。

転換時に流れるダイアン・リーブスのしっとりしたJazzナンバーが時代の空気を伝える中、マルローを演じるストラザーン、彼を支える辣腕プロデューサーにジョージ・クルーニー(監督も兼ねる)、番組制作スタッフにロバート・ダウニーJr、ジェフ・ダニエルズ、そして紅一点パトリシア・クラークソン。苦悩する社主にフランク・ランジェラといった俳優達のアンサンブルで魅せてくれます。で、肝となる“悪役”マッカーシーを誰が演じているかは是非、公開まで知らないほうが良いかと。何故この映画を白黒でとったか、腑に落ちます。二作目にしてクルーニー監督、堂々たる風格。

ほとんどがスタジオの中で起き、セリフが多い点など(英語の聞き取り能力がもっとあればと痛切に反省)密室劇、舞台劇の趣あり(11/19追記:監督・クルーニーとしては、当時の”生”ドラマ、”生”ラジオドラマの迫力と緊迫感を再現したかったとの事。なるほど納得-「ER」でもやってましたなあ)。スケール感に乏しい点で、作品賞の絶対本命と言い切れない所ではありますが、少なくとも俳優陣が演技部門で沸かしてくれるでしょう。

・ちなみに日本の東北新社がどかんと共同制作会社とクレジットされているのは痛快。ぱちぱちぱち。
・番組でしゃべりながらタバコをすぱすぱすっている主人公(これが原因でマローは癌で亡くなる)。時代の流れを感じさせます。

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  続きに作品情報

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2005年9月 7日 (水)

「シンデレラ・マン」Cinderella Man

cinderellaman大体まだ9月に入った時点で、2006年3月に発表になるアカデミー賞に向けて、「最有力」と宣伝する映画にろくなものはない、大体ノミネートの発表は来年なんだし、と映画ファンであれば身構えてしまいます。過去に痛い授業料を払わされているので。

ところがところが、本当にこの9月の時点で締め切りならば、本当に大本命な作品がこの「シンデレラ・マン」Cinderella Man。大恐慌時代に「負け犬」から「奇跡」を起こし全米に夢と勇気を与えた馬の物語・・・ってそれは「シービスケット」。ところがこの「シンデレラマン」の主人公のボクサー・ジム・ブラッドックの物語と競走馬シービスケットは、時代背景、挫折から栄光への軌跡、そして当時の人々の間に巻き起こした熱狂度等において、比較される存在との事。「シービスケット」を観た方なら比較も面白いかも。そういえば「シービスケット」も夏の公開で、当時はアカデミー賞の本命と言われていましたが、年末公開の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」に敗れたのでしたが、この作品は果たしてどうなるでしょうか。これから公開のライバル映画についてはこちらをご覧下さい、Part I, Part II

とにかくラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガーの主役が素晴らしく、個人的にはそれぞれがアカデミー賞をとった「グラディエイター」「コールドマウンテン」よりも上と思っていますが、4月にも書いたように、マネージャーを演じるポール・ジアマッティに是非アカデミー助演男優賞を!

過去記事:
Summer Movie 2:シンデレラマン(April 30, 2005) ポスター別ヴァージョン有り。
日本語公式サイト、「アカデミー賞最有力」の文字が踊っています。

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2005年9月 3日 (土)

2006年アカデミー賞予測, Part II

昨日のPart Iに引き続き、次の5本プラスエクストラ。

shopgirl「ショップガール」Shopgirl
TV「サタデーナイトライブ」出身者映画進出第二波メンバーの中で、ビル・マーレイがこのところ毎年アカデミー賞の有力候補なのに比べて、そのアカデミー賞の司会役に回っちゃったのがスティーブ・マーティン。実はまじめな役どころから狂気じみた役までこなせるのですが、そんな彼の新作がアナンド・タッカー監督作品「ショップガール」Shopgirl。リッチでスノッブ、離婚のスティーブマーティンがはるか年下のデパート(ザックス・フィフス・アヴェニュー)の手袋売り場の娘=“ショップガール”クレア・デーンズに恋に落ちる話。大人のロマンス映画になっているそうで、楽しみ。10月21日公開。

「レント」Rent 紹介済
その作者の開幕前日の死を乗り越え、オフブロードウェイからたった3ヶ月でブロードウェイに駆け上がった同目のミュージカルの映画化。詳しくはこちらをどうぞ。11月11日公開

「SAYURI」Memoirs of a Geisha (紹介済
1997年のアーサー・ゴールデンの同名のベストセラーを元に、スピルバーグが製作(監督をするつもりで暖めていた)、そして「シカゴ」でアカデミー賞を獲得したロブ・マーシャルが監督という強力な布陣。12月9日公開。

以下、「プロデューサーズ」、「ニューワールド」、「キンゴコング」、「ミュンヘン」につきましては続きをご覧下さい。

続きを読む "2006年アカデミー賞予測, Part II"

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2005年9月 2日 (金)

2006年アカデミー賞予測, Part I

今週末をもってアメリカの映画ビジネスは頭を使わない娯楽シーズン中心のサマームービーシーズンを終了。今後はアカデミー賞を狙った質の高い映画が公開される次期*。今年は過去に作品賞・監督賞に輝く多くの映画作家の新作の豊富な年で実りの秋になりそうな予感。現時点ではロンハワードの「シンデレラマン」、LAの人種問題を描いた「クラッシュ」あたりが、先行していますが秋公開の作品に飲み込まれてしまいそうな予感。

以下サブカルチャーマガジン・ローリングストーン誌最新号の記事に基づいたアカデミー作品賞候補として前評判の高い映画から10本を2日に分けてご紹介。個々の紹介はこれからどんどんやっていきます。

goodnight1「グッドナイト・アンド・グッドラック」Good Night, and Good Luck
アメリカ・メディアの暗黒の歴史である「赤狩り」の時代、その中心人物だったマッカーシー上院議員と対決した伝説のTVキャスター・ジャーナリスト・エドワード・R・マルロー(デビット・ストラスサーン)の対決を描く白黒ドラマ。この作品が監督二作目のジョージ・クルーニーが共同作者と実在のCBSのプロデューサー役もつとめます。10月7日公開。

「エリザベスタウン」Elizabethtown(紹介済
「あの頃、ペニーレインと」でオリジナル脚本賞受賞のキャメロンクロウ監督の新作。オーランド・ブルームとクリスティンダンストという旬の組み合わせのボーイ・ミーツ・ガールストーリー。スーザン・サランドンとアレックス・ボールドウィンが脇を固めます。10月14日公開

jarhead1「ジャーヘッド(原題)」Jarhead
「アメリカン・ビューティ」でデビュー即アカデミー賞を取った天才舞台演出家サム・メンデス監督の「ロード・トゥ・パーディション」に続く三作目。湾岸戦争時のスナイパーを描いたアンソニー・スォフォードの原作の映画化。若手の注目株ジェイク・ギレンズホール、今年のアカデミー主演男優賞ジェイミー・フォックスの共演で、新時代の「フルメタル・ジャケット」か、それとも「マッシュ」?11月4日公開。
11/12に見てまいりました。作品詳細はこちら

「ウォーク・ザ・ライン(原題)」Walk The Line
無くなったばかりのカントリー界の大物・ジョニー・キャッシュをホキアン・フェニックス、その二番目の妻で音楽活動のパートナーでもあった二番目の妻・ジューン・カーターをリーズ・ウィザースプーン(今月「ジャスト・ライク・ヘブン」も公開)が演じるドラマといえば、昨年の「レイ」のようなものになるのでしょうか。「17歳のカルテ」Girl,Interruptedのジェームス・マンゴールド監督。11月18日公開。

「オール・ザ・キングスメン(原題)」All The King’s Men
1949年のアカデミー作品賞受賞作のリメーク。南部出身のやり手政治家成功と没落をショー・ンペンとジュード・ロウの組み合わせで描く。タイトルはマザーグースの詩からですね(みんなで王様の卵を守ろうとしたが割れてしまったというやつ)。スティーブ・ジリアン監督。12月16日公開。

以下、Part IIに続く。

*昨年の作品賞候補だった:「アビエイター」The Aviator、「ネヴァーランド」Finding Neverland、「ミリオンダラー・ベイビー」 Million Dollar Baby、「レイ」Ray、「サイドウェイ」Sidewaysは全て秋以降の公開。作品賞の「ミリオン・・・」に至ってはクリスマス駆け込み公開。

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