2012年10月17日 (水)

Carrie/キャリー

スティーブン・キングの処女作にしてブライアン・デパルマの出世作、シシー・スペイセックの初主演作、そしてジョン・トラボルタのデビュー作だった「キャリー(1976)」のリメイク、予告編登場。主人公のいじめられっ子クロエ・グレース・モレッツ、そして狂気の母親にジュリアン・ムーア!

続きに新旧ポスターあり。

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2008年1月 7日 (月)

ゲット・スマート(「それゆけスマート」Get Smart)

Get_smart480 1960年代、当時の最高のアクションシリーズであり憧れであった「007」はありとあらゆるタイプのスパイ物を生み出しましたが、その中でもスパイ・コメディとして人気があったドン・アダムス主演「それゆけスマート」Get Smartを、当代きっての人気コメディアン・スティーブ・カレルとアン・ハサウェイ(エージェント99)で映画化したのがこの作品。ライバル(?)であるスーパースパイ・エージェント23を演じているのがロック様。6月20日公開

尚、このTVシリーズがメル・ブルックス(「プロデューサーズ」「ヤングフランケンシュタイン」)の出世作だそうで今更ながらに彼の天才振りがわかります。続きに予告編あり。

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2007年9月23日 (日)

「インベージョン」Invasion

Invasion_270 街の人たちが、静かに、そして不気味に別の”もの”に変って行く恐怖。ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」の3度目の映画化です。ニコール・キッドマン&ダニエル・クレイグ共演第一弾(?・第二弾は「ライラの冒険・黄金の羅針盤」。最終段階でワシャウスキー兄弟が仕上げに参加しています。

しかし日本語タイトルはせめて「インベイジョン」にしてほしかったなあ(べーっと伸ばすと間抜けな感じになりませんか?)。

続きに予告編あり。

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「ヘアスプレー」Hairspray

Hairspray_270秋の一押し作品。ジョン・ウォーターズの同名カルトムービーー>ブロードウェイミュージカルとなって大ヒットー>ミュージカル映画化という「プロデューサーズ」パターンですが、「プロデューサーズ」より良く出来てます。元の作品の監督ジョン・ウォータースがイメージそのままの役柄でちょい役をしているのでお楽しみに。

 お久しぶりのミシェル・ファイファーはこの作品と「スターダスト」で続けざまに悪役。でもこちらの方で歌って踊ってアカデミー賞の助演女優賞候補の声も。元作品でディバインが演じた主人公の母親役を特殊メークでしているのがジョン・トラボルタでこちらにも助演女優賞候補の声(!?)。考えて見ればトラボルタは「グリース」の主演でファイファーは「グリース2」がデビュー作、またファイファーとクリストファー・ウォーケンは「バットマン・リターンズ」で殺しあっていた仲。

●より詳しい作品に関しての考察近日。続きに作品情報

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2006年10月17日 (火)

やられました、「ディパーテッド」

Departed1_220_2 お見事。優れた犯罪アクション映画であり、現時点で本年度の最高の作品。アメリカでの批評を読むとスコセッシ作品としては“「グッドフェローズ」以来の優れた作品”という言い方が出ていますが、個人的には「グッドフェローズ」よりも上。「ギャングス・オブ・ニューヨーク」「アビエイター」でアカデミー賞にもう一歩だったスコセッシ・ディカプリオコンビに悲願の栄冠をもたらすかも知れません★。

 原作にあたる香港映画「インファナル・アフェア」の舞台である香港闇社会を、アイリッシュ・マフィアの跋扈するサウス・ボストンに移し変え★★、警官に潜入した犯罪組織の男と犯罪組織に潜入した警官の二人の男。常に死と背中合わせの緊張感の中で、生き残る唯一の方法は敵対する組織内“潜入者”を見つけ出し抹殺すること。お互いに顔も知らない二人が、自分の影に怯えつつ、生死をかけて激突します。

 最近のリメークはやりのアメリカ映画をお嘆きの方も多いと思いますが、逆にリメークの強みもあります。それはきちんとした設計図(脚本)が既に出来ている為、その上に安心して力のあるスタッフ&役者達を乗せて存分に個性を引き出すことに集中出来ること。

 演技では、繊細で脆いレオナルド・ディカプリオVS自信に満ちたマット・ディーモンの若手の駆け引きも素晴らしいのですが、やはり今回はジャック・ニコルソン。威厳と愛嬌を持ちながら、ちょっと気に入らなければ即相手の頭を打ち抜くようなぴりぴりとした狂気を撒き散らして、二人の運命を握る組織のボス・フランク・コステロを演じています。スコセッシと言えば、デニーロとのコンビが名高いのですが、今までニコルソンと組んだ事が無かったのが不思議。警察側幹部マーティン・シーン、マイク・ウォールバーグ、そしてアレック・ボールドウィンの3人も素晴らしいのですが、一人で対抗してしまうその存在感は圧巻です(犯罪組織幹部レイ・ウィンストンにもご注目を)。そしてこの男臭い世界の中で、注目は対決する二人の男から愛される運命の女性マドリンを演じるヴェラ・ファーミガ。精神科医という知的な役柄を演じながら、二人の男を惹きつけて行く色気は只者ではありません。これまでは独立系の映画で活躍してきた人ですが、今後化ける可能性あり。

 スタッフに関しては、撮影(マイケル・ボールドハウス)も編集(名コンビ・セルマ・シューンメイカー)も巧みですが、個人的に特筆したいのは音楽。ハワード・ショアの音楽+相変わらずのスコセッシ選曲の上手さ。“戦争、レイプ、殺人。嵐が吹き荒れている。もし隠れる場所を見つける事が出来なければ、俺は吹き消されてしまう。誰か俺に隠れる場所をくれ”と歌うザ・ローリング・ストーンズの名曲“ギミーシェルター”、そして“私は、快適な麻痺に落ちてゆく”と歌うピンク・フロイド“コンフォタブリー・ナム”(映画ではアイランド系・バン・モリソンのバージョン)を、そして地元ボストンのバンド・ドロップキック・マーフィのアイリッシュ的でかつヘビーな“I'm Shipping Up To Boston”の予告編で使われている3曲が、分散した形で効果的に使われています。

 こうした役者&スタッフを存分に操って、スコッセッシが本領を発揮したずしんとヘヴィなドラマ&アクション。1年半前のアカデミー賞の復讐を果たすときはやってきました。日本公開は来年1月★★★との事ですが是非お楽しみに(注:かなり血生臭いので、ご注意を)。

★「ミリオンダラー・ベイビー」で「アビエイター」を逆転、墜落させた最強のライバル・イーストウッドの「父親たちの星条旗」が今週末に登場しますが。スコッセッシVSイーストウッドの重量級再戦も見もの。
★★その雰囲気はライバル・イーストウッドの「ミスティック・リバー」にそっくり。あの映画も同じ場所で育った三人の男が、犯罪者、犯罪犠牲者、そして警官になる映画でした。ボストンはアイルランド系住民がアメリカで最も多く、U2のコンサートが最も盛り上がる場所。
★★★ 日本公式サイト

過去記事:ザ・ディパーティッド(インターナルインファナル・アフェア)/ The Departed プレビュー別ポスターあり

続きに米国版予告編&作品情報  人気blogランキング参加中。 banner_02


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2006年8月 8日 (火)

ザ・ディパーティッド(インターナル・アフェア)/ The Departed プレビュー

★アカデミー賞候補の呼び声も高く、遂に日本公開。実際の感想はこちら:やられました、「ディパーテッド」


9月3日追記:新ポスター登場!予告編は”続き”にあります

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Thedeparted220レオナルド・ディカプリオ、マット・ディーモン、マーク・ウォールバーグに加えジャック・ニコルソン、更にアレック・ボールドウィン、マーティン・シーンが脇を固めるという超豪華キャスト。そしてディカプリオとは3度目の組み合わせとなる巨匠マーティン・スコセッシ監督の新作は香港映画の「インファナル・アフェア」のリメイクである「ザ・ディパーティッド」/ The Departed。舞台をボストンに移し変え、警官とギャングとの狭間に揺れ動く人間達のドラマを描きます。個人的には何故か今までなかったスコセッシ&ニコルソンの組み合わせに期待。

遂にポスター、予告編が登場しましたがBGMのカッコいいこと。ローリング・ストーンズのギミー・シェルターのイントロから終わりのコンフォタブリー・ナム(ピンクフロイドのカヴァー、誰かが思い出せず悩んでいます・こちらでピンクフロイド版聞けます)まで、わくわくします(本編には使われない事が多いのですが)。

★2006.8.12追記
JCRさんからご指摘を頂きまして、予告編にて使われいるのは
"Comfortably Numb" - Van Morrison & The Band
"Gimme Shelter" - The Rolling Stones
"I'm Shipping Up To Boston" - Dropkick Murphys
である事が判明。情報どうもありがとうございました(情報元こちら

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続きに作品情報&Photoあり

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2006年8月 3日 (木)

マイケル・マンズ・ワールド「マイアミ・バイス」

2006.8.20追記:
既にいくつかの”感想”が出てきていますが、皆さん結構辛口。事前にマイケル・マンの作品の味を知っていないと、”マイアミ・バイス”の看板を見てお洒落でトロピカルな雰囲気のシーフード・レストランだと思って入ったら、同じシーフードでも頑固親父のにぎる鮨屋だったということになります(味は結構良いのですが・下にも書いた「バッド・ボーイズ」はファーストフード?)。これからご覧になる方はご注意を。

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Bkline

TV版「マイアミ・バイス」ファンの皆さま、残念でした。マイケル・マン監督作品ファンの皆さま、お待ちどう様でした。2006年劇場映画版「マイアミ・バイス」は、TV版の持っていたトロピカル・カラーも、ヤン・ハマーも、グレン・フライも封印し、監督得意の光と影が交差する独特世界の中で、リアル銃弾が飛び交う重厚な映画。ハリウッドのアクション映画の定石(巻頭でまず一発見せ場、中盤に5~10分ごとに山場を配して、ラスト前に大クライマックス、そしてカタルシス)にはまらないマイケル・マン的世界(「ヒート」「コラテラル」)。

マイアミ警察特捜課(=マイアミ・バイス)で活躍する2人の刑事、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)。まるで正反対のキャラを持つこの名コンビに課せられた指名は、FBIすら失敗した南米発マイアミ経由アメリカを結ぶドラッグ密輸コネクション摘発を目指し、南米の犯罪組織と接触するという超危険なミッション。ドラッグ・ディーラーになりすまし、謎の多い中華系女性(コン・リー)を通じ敵の組織と接触するが、組織の魔の手は近辺に迫っていた・・・

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2006年7月 7日 (金)

海辺じゃないのに「イルマーレ」The Lake House

Thelakehouse220ラブコメ全盛の最近には珍しいコメではないロマンス映画。これを旧ラブコメ女王サンドラ・ブロックとラブコメには向かないキアヌ・リーブス★の「スピード」コンビが演じます。韓国映画「イルマーレ」のリメイクと聞いて、安易な企画じゃないのかとちょっとなめてかかっていたら結構うるうる。主演二人が既に若くない所が逆に効いていて大人のロマンス映画になっていました(大ヒットとは言えずとも、低予算で$50M越えは十分合格興行数字。私の観た時は年配観客多し)。

シカゴ郊外の湖畔の家から出て行く医師サンドラ・ブロックとその家に新しく入居した建築家キアヌ・リーブス。この同じ家の新旧住居人の間で、ふとした事から手紙のやり取りが始まりますが、同時に二人は奇妙な事実に気がつきます。時空を越えた二人は結ばれる事が出来るのか、それとも悲劇的な結末を迎えるのか・・・

元になった韓国映画「イルマーレ(イタリア語の“海辺”の意味・今回は“湖畔”に変えてあるので、日本公開タイトルは変)」を、見ていないので比較が出来ないのですが、元作品のファンタジー・SF色を消して、それぞれの私生活、仕事ぶり等の描写を多目に盛り込む事により現実味を加えて、もうすこし上の年齢層を狙ったのではないかと推測します。シカゴ=アーキテクト(建築)の街という舞台背景の味付けが、美しい風景を提供すると同時に、キアヌと建築家フランク・ロイド・ライトを髣髴とさせる父親(「インサイドマン」に続き元気なクリストファー・プラマー)の関係を生かしています。サンドラ・ブロックがシカゴの地下鉄のホームに立っていると、誰かが線路に落ちるんじゃないかと心配になりますが★★、しっとりと大人の感じを出しています(年齢的にはラブ・コメのきつくなってくる時期)。

同一部屋の時間差同居物語+ファンタジーをリーズ・ウィザースプーンでやると、昨年の「ジャスト・ライク・ヘブン(女性が仕事中毒の女医な点共通)」でコメディにならざるを得ませんが、こちらはもう少し「ロマンスに部屋貸します」。「スピード」では若さに任せて突っ走っていた二人の成長を是非お楽しみ下さい。

P.S
一つだけ文句。劇中重要な役割を持つ曲がポール・マッカートニーの2005年のアルバム“Chaos and Creation in the Backyard”収録曲「This Never Happened Before」。良い曲ですが200○年にかかっているのはおかしくないかなあ。

過去記事:「イルマーレ」The Lake House(「ザ・レイク・ハウス」から改定)

★「スイート・ノーベンバー」酷かったなあ。
★ ★「あなたの寝ている間に」の事。シカゴを舞台にしたロマンスだとつい先日の「ザ・ブレイク・アップ」、サスペンスだと昨年の「ディレイルド」と共にジェニファー・アニストン映画。病院勤務は「逃亡者」。日本映画「Shall We ダンス?」のリメーク「Shall We Dance?」もシカゴでしたね。

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2006年6月 9日 (金)

「テキサス・チェーンソー・ザ・ビギニング」Texas Chainsaw Massacre: The Beginning

2006.9.13予告編追加:

9月6日追記:新ポスター追加。
Tcm220

Bkline

Tcm_b220昨日、一昨日とお伝えしたように貞子に伽椰子に俊夫と日本のお化けの米国進出に、ハリウッド側も迎撃体制。でも出てくるのがダミアン(オーメン)にレザーフェイス(テキサス・チェーンソー)と何故か昔の大スターばかり。それでいいのかハリウッド。

ホラーというより“スラッシャー”映画として一分野を築いた「悪魔のいけにえ」こと“Texas Chainsaw Massacre(テキサス電動鋸虐殺)”。そのリメーク“テキサス・チェーンソー”が結構当った為に、今度はその主人公レザーフェイスの誕生に焦点を当てた新作がこちら。あらゆる伝説には始まりがある・・・という予告編は「スターウォーズ・Episode I」の乗り。ハロウィーンにはレザーフェイスVS伽椰子の興行戦争です。

続きに作品情報(予告編は米国サイトにあり・残酷描写を含むため時間限定公開)
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2006年6月 8日 (木)

ジャパニーズ・ホラーハリウッドへ行く、その2「パルス」Pulse

Pulse220その1「The Juon2」に続きましての登場は、黒沢清監督の2001年作品「回路」のハリウッド版リメイク「Pulse」。携帯を通じて別の世界に繋がってしまう設定がスティーブン・キングの最新小説「Cell」の中でおきるPulseと呼ばれる大破局に似ていますが、こちらはこじんまりと恐怖が忍び寄ります。全く知らない若手キャストゆえに怖さ倍増。ポスターが怖い・・・・

続きに作品情報(予告編あり)   人気blogランキング参加中。 banner_02

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