2006年4月19日 (水)

海外DVD発売禁止希望「ゴジラ・ファイナルウォーズ」

Godzillafinalwars220日本では2004年末に公開されたこの映画を何故最近見たのかというと、アメリカでは劇場公開されずにひっそりと2005年末にDVD化されたのを見つけて借りてきたからです。

元怪獣小僧で、特に「地球防衛軍」「怪獣大戦争」「海底軍艦」等の東宝SFに心躍らせた私には、期待の作品。ところが、結果は無残。この鑑賞後へなへな感は「宇宙からのメッセージ」を見てしまった時以来でしょうか。

ゴジラは日本の映画界が生み出した国際的なスター。勿論オリジナル「キングコング」や「原始怪獣現る」等の影響は受けつつも、着グルミと独自の技術(ミチュアセットや操演、爆発効果)、そして独自のストーリー展開や音楽で、ハリウッドの資本、アイデアに対抗し、故にハリウッドも敬意を表してきた“国産オリジナル”な存在。

しかしながらこの映画で展開されているのは露骨な「マトリックス」「インデペンデンス・デイ」等の模倣。模倣をするならばオリジナルを凌駕するアイデアを盛りこむように努力するというのが、“ものづくり”に関わる人間の矜持たるものと思うのですが、この映画での模倣は所詮“劣化コピー”でしかなく、見ているほうは心に風が吹くだけ。またあえてチープな演出にしている(と、信じたい)ミニラ関連のシーンに関してはもう見るのが辛く、ほんと、海外での上映を禁止して欲しいくらいの気分です。

意味のない海外ロケ(ニューヨークの描写のちゃちなこと)、まるでもって魅力のない役者達(ドン・フライ、船木といった“格闘者”の方が映画だと主人公達より存在感が上)、特に菊川怜なるヒロインに“映画女優”の華がないのが致命的。

一応最終作らしいのですが、こんな内容ならば永遠に復活して欲しくありません。

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