ローランド・エメリッヒ最新作「2012」
完全に予告編(続きにあり)が「インデペンデンス・デイ」ノリ(登場人物、出てこない。とてつもない災害が主役)なこの作品は、勿論「インデペンデンス・デイ」「ゴジラ」「デイアフタートゥモロウ」「紀元前一万年」のローランド・エメリッヒ監督の最新作「2012」。地球温暖化?のせいか宇宙人の侵略か?またも地球はめちゃくちゃの模様。7月10日全米公開。ジョン・キューザックも出ているようです。
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完全に予告編(続きにあり)が「インデペンデンス・デイ」ノリ(登場人物、出てこない。とてつもない災害が主役)なこの作品は、勿論「インデペンデンス・デイ」「ゴジラ」「デイアフタートゥモロウ」「紀元前一万年」のローランド・エメリッヒ監督の最新作「2012」。地球温暖化?のせいか宇宙人の侵略か?またも地球はめちゃくちゃの模様。7月10日全米公開。ジョン・キューザックも出ているようです。
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「カーズ」、「レミーの美味しいレストラン」に続くピクサーの新作はまたも傑作。必見。
そりゃ「カンフーパンダ」も悪くありませんが、ここまでくるともはや作品を作る志(こころざし)の高さが違うとしか思えません。強いてあげれば日本の宮崎アニメくらいだとは思うのですが、シンプルなつくりの中に”思い”を込め万人に伝える力はやはりこちらの勝ちでしょう。特に前半のセリフがなくほぼ一人でパントマイムを続けるシーンは、無声映画の伝統を引き継いでチャップリンの如し。次回作「UP」も楽しみです。
追記:
日本だと「ディズニー映画」という売り方が非常に強くてちょいと違和感。勿論「カーズ」以降ピクサーとディズニーは公式に会社として合体した訳ですが、これはやはり「ピクサー」作品。ディズニー・イメージを強く押し出すとその子供向けイメージ&文化侵略的なイメージを敬遠して喰わず嫌いの人を増やしてしまうようで心配。ちょいとディズニー色を押さえた方が大人が見に行きやすいと思うのですが。
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12月13日追記:新しい予告編登場、こちらをご覧下さい。
http://www.apple.com/trailers/wb/terminatorsalvation/large.html
日本では既に「ターミネーター4」と宣伝されていますが、基本的にこれは最近はやりのシリーズ再起動方式「BEGINS」(だからアメリカのコピーは「The End Bigins」)。アメリカでは「2」と「3」の間をつなぐTVシリーズ「サラ・コナー・クロニクルズ」も放送されており、今回の作品にはこの世界観の影響も受けているはずで、過去の三部作とはかなり違った新しいものになると思われます。「バットマン」シリーズを再起動させる事に成功したクリスチャン・ベールがここでも文字通りの救世主となるか?
アメリカのヤフーに「絵の動くポスター」がUPされていますのでご覧下さい。続きに予告編。
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2008年10月10日
感想はこちらにまとめました:2008年夏の映画総括その1:アクション映画編
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「アイ・アム・レジェンド」でシリアスなヒーローを演じたウィル・スミスが持ち味である口八丁・手八丁のヒーローに復帰するコメディ・SF映画が「ハンコック(原題)」Hancock。「メン・イン・ブラック」「インデペンデンス・デイ」「ワイルド・ワイルド・ウエスト」に続いて独立記念日に現れ世界を救うのか!?7月2日公開
続きに予告編あり
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このブログを始めてもうすぐ2年ですが、この2年間で既に続編が登場した映画は2本目。最初は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで、2本目はこの「ファンタスティック・フォー」。アメコミの人気ヒーロー達を描くこの第一作「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」が公開されたときは“ジェシカ・アルバ”という言葉への検索から当ブログへお越し頂いた方が多く、その意味でこの映画は当ブログの初期の立役者。
感謝を込めて(?)続編「銀河の危機」は初日の金曜日に見に行ってまいりました。
ゴム人間“Mr.ファンタスティック”ことリード(ヨアン・グリフィズ)、透明人間“インビジブルウーマン”ことスー(ジェシカ・アルバ)、怪力“シング”ことベン(マイケル・チクリス)、空飛ぶ炎“ヒューマントーチ”ことジョニー(クリス・エヴァンズ)のファンタスティック・フォーの4人のメンバーは、リードとスーの結婚式を目前にして平和な日々を過ごしています(本拠地ニューヨーク)。しかし訪れた星を8日間で滅ぼすという謎の飛行体シルバーサーファーが日本の駿河湾(?)、エジプト、ロスアンゼルス上空に飛来、よりによって結婚式の当日にニューヨーク上空に登場したことで、4人は否が応でも戦いの場に引き戻されます。
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過去記事: ファンタスティック・フォー 銀河の危機 プレビュー 別ポスター、YouTube予告編あり
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帰って来たスーパーマンは堂々たる風格の古典的正統派“王道”超大作娯楽映画でした。
ヒロインであるロイス・レーン(ケイト・ボズワース)の設定がちょっとだけ現代風ですが、ヒーロー(ブランドン・ルースー>日本ではラウスになってたんですね)は女性の喫煙にも反対するストイックな古典派(笑)。愛に悩んでも非行に走ったりせずに、代わりに仕事に打ち込んでしまう生真面目男。この硬い主人公を囲んで宿敵レックス・ルーサーをケビン・スペイシーが思いっきり楽しそうに演じ、美味しい部分をさらいます。デイリー・プラネット編集長のフランク・ランジェラ(最近では「グッドナイト&グッドラック」)もいい味出しています。
SFXはやはり圧倒的で、人が空を飛ぶ感覚の自然さ・スピード感の進歩も素晴らしく、冒頭の飛行機救出シーンは、先日の「X-MEN ファイナル・ディシジョン」のゴールデン・ゲイトブリッジの破壊シーンと並んで最新技術の最高峰。思わず拍手をしたくなる鮮やかな“帰還”ぶりです(ただし飛行機の中であんなにふっとされれば即死)。しかし全編この調子でアクションに続くアクションのつるべ打ちかと思いきや、後半は結構かっちりと人間ドラマ。このあたりで評価は分かれると思いますが、これによって単純男の子向けアクション映画ではなく女性観客にもアピールする内容となっています。お約束の夜間飛行シーンもロマンチック。
そして全編に通じる旧クリストファー・リーブ・スーパーマンへの“敬意”。今回の製作スタッフ達の子供の頃に見た旧作に対する憧れと、それを乗り越えようとするチャレンジが感じられ、大人達へもアピールする“王道”の風格を保っています。同じ70年代映画を蘇らせた「ポセイドン」はここに失敗していましたが、両方の“旧作”に出ていたジーン・ハックマンに“新作”の感想を聞いて見たいですね。
という事で夏休み向け王道ハリウッド映画のこの作品、“人が空を飛ぶ”気持ちよさは是非劇場でお楽しみ下さい。尚作品をより楽しむ為の情報(ネタばれ無し)&新旧ポスターを続きの中に入れてあります。
過去記事: 「スーパーマン・リターンズ」Superman Returns (予告)別ポスター多数あり。
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2006/7/30追記:
新ポスター登場しました。実際の”ロボット”は只今CGで製作中につき年末にならないと姿を現さないとか。
2006.7.6追記:
最初の予告編が登場しました。公式サイトをご覧下さい。なにやらドキュメンタリー風な内容と最後に出てくるマーク(?)の落差が可笑しい。
2007年5月公開の「スパイダーマン3」の予告編が、来週28日に公開される「スーパーマン・リターンズ」にくっ付いてくるという情報が流れていますが、更にその先2007年7月4日の独立記念日の公開されるスティーブン・スピルバーグが製作・マイケル・ベイが監督するSF超大作がこの「トランスフォーマー」TRANSFORMERS。早くもポスターと公式サイトがオープンしました。ポスターの雰囲気は「インデペンデンス・デイ」。
元々「トランスフォーマー」TRANSFORMERSとは、日本で株式会社タカラ(現タカラトミー)から発売されていた変形ロボットおもちゃシリーズの総称。これをアメリカの大手・トイ・メーカー・ハスブロ社がアメリカで発売するに当り、「トランスフォーマー」と呼ばれるロボット生命体が正義の“オートボット(Autobots)“と悪のデセプティコンズ(Decepticons)に分かれて戦っているという背景設定を付け加えて大ヒット。このおもちゃのヒットを受けて、後付でアニメやコミックになったという元々は日本発の巨大ロボット格闘系物。
これがヒットしたらハリウッドで「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」あたりを実写でやったりして・・・
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続きに作品情報あり。
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2006/9/9追記:日本での本日からの公開を記念しましてKelly Clarksonによる主題歌「Hear Me」ビデオを追加します。映画のシーンが一杯・・・というよりネタバレ多くありませんか。サイクロップス、監督と一緒に「スーパーマン・リターンズ」に寝返ったりしたから、あんな惨い目に・・・・涙。それとジーンが病棟でウルヴァリンを両足で挟み込むようなシーン、あれで殺されるんじゃないかと心配してしまいました(「007 ゴールデンアイ」参照)。
7/24/2006追記:
今となっては「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」の更に巨大な記録の影に隠れてしまいましたが、「ダ・ヴィンチ・コード」を凌ぎ今年上半期のNo1ヒット作。その後も「パイレーツ」に次ぐ今年No2ヒット作(現時点3位の「カーズ」に今週末逆転されそうですが)。続編に関しては様々な噂が飛び交っていますが、まずはスピンアウトの「ウルヴェリン」が来年にも実現。









5月28日に公開され、いきなり「ダ・ヴィンチ・コード」を吹き飛ばし、昨年の「シスの復讐」に次ぐ市場第二位の初日の興行収入記録を打ち立てたシリーズ第三弾。一応「The Last Stand(最後の戦いの意味)」をうたっているだけあり、Part Iからの様々な戦いと人間模様に終止符が打たれます。
「1」「2」でのX-MENたちの活躍もあり人間とミュータントの共存が表面的には成立している社会。しかし政府を中心にしてミュータントを“病い”と捉えてこれを“治癒(キュア)”しようと試みが行われており、そしてそれが成功します。動揺するミュータント達。チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)を中心とするX-MEN達は、これをそれぞれの“選択の自由”と考えますが、マグニート(先週に続きイアン・マッケラン美味しい役)を中心とするグループはこれをミュータントに対する“弾圧”と捉えて政府に、そして“人間”に対抗するためのミュータントの“軍団”を結成します(監督のブラット・ラトナーはエグゼビアがキング牧師、マグニートがマルコムXとインタビューで答えていました。人種差別がメタファーとなっています)。
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2006/7/2:
遂に公開。見てまいりました。レヴュー”王の帰還・「スーパーマン・リターンズ」Superman Returns”をご覧下さい。
6月1日再々追記:
今月末公開を目前にして盛り上がってきました。劇場主等からの強い”引き”もあったようで、ここに来て6月30日(金=アメリカは通常金曜公開)から、28日(水曜)公開へ前倒し。
5月22日追記:
ちょっと面白いので中国版ポスター追加。”超人再起”って・・・・・・・なんてわかり易いタイトル!
2006年5月11日追記:
後1ヶ月と迫った公開に向けてこちらも新ポスター&新予告編が登場しています。新クラーク&ロイスも勿論注目ですが、予告編で目立ちまくっているのがケビン・スペイシーのレックス・ルーサー&フランク・ランジェラのデイリープラネット編集長。楽しみな一本。
以下2005年12月2日記事:
こちらもいよいよ予告編登場で盛り上がる2006年の目玉作。X-Menシリーズから監督ブライアン・シンガーを奪い、ブランドン・ルースのクラーク・ケント(スーパーマン)、ケイト・ボズワースのロイス・レーン、そしてケビン・スペイシーのレックス・ルーサー(旧作ではジーン・ハックマンが演じた)というフレッシュなメンバーを迎え、2006年6月30日に帰ってくるのが「スーパーマン・リターンズ」。並み居るアメコミヒーローの中でも、これが「王の帰還」。
予告編で泣かせてくれるのが、なんとかつての故クリストファー・リーブ「スーパーマン」で父親を演じたこれまた故マーロン・ブランドの声をそのまま使用していること。オリジナルへの愛を感じます。
以下続きに作品情報
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日本では2004年末に公開されたこの映画を何故最近見たのかというと、アメリカでは劇場公開されずにひっそりと2005年末にDVD化されたのを見つけて借りてきたからです。
元怪獣小僧で、特に「地球防衛軍」「怪獣大戦争」「海底軍艦」等の東宝SFに心躍らせた私には、期待の作品。ところが、結果は無残。この鑑賞後へなへな感は「宇宙からのメッセージ」を見てしまった時以来でしょうか。
ゴジラは日本の映画界が生み出した国際的なスター。勿論オリジナル「キングコング」や「原始怪獣現る」等の影響は受けつつも、着グルミと独自の技術(ミチュアセットや操演、爆発効果)、そして独自のストーリー展開や音楽で、ハリウッドの資本、アイデアに対抗し、故にハリウッドも敬意を表してきた“国産オリジナル”な存在。
しかしながらこの映画で展開されているのは露骨な「マトリックス」「インデペンデンス・デイ」等の模倣。模倣をするならばオリジナルを凌駕するアイデアを盛りこむように努力するというのが、“ものづくり”に関わる人間の矜持たるものと思うのですが、この映画での模倣は所詮“劣化コピー”でしかなく、見ているほうは心に風が吹くだけ。またあえてチープな演出にしている(と、信じたい)ミニラ関連のシーンに関してはもう見るのが辛く、ほんと、海外での上映を禁止して欲しいくらいの気分です。
意味のない海外ロケ(ニューヨークの描写のちゃちなこと)、まるでもって魅力のない役者達(ドン・フライ、船木といった“格闘者”の方が映画だと主人公達より存在感が上)、特に菊川怜なるヒロインに“映画女優”の華がないのが致命的。
一応最終作らしいのですが、こんな内容ならば永遠に復活して欲しくありません。
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4月23日日本公開追記:
この映画の宣伝の為にナタリー・ポートマンがホストを務めたコメディ番組「サタデーナイト・ライブ」を見たのですが、やはり素晴らしい芸達者で、かつ結構コメディがいけています。役柄を広げる意味でも次回作は大コメディ、もしくは大甘ラブコメは如何でしょうか。
(新作は4月7日からNYでのみ公開になっているシリアスなドラマ「Free Zone」と、ダスティン・ホフマンと共演のコメディ・ドラマ「Mr. Magorium's Wonder Emporium」。こちらは11月30日公開)

ナチスドイツが第二次世界大戦に勝利したもう一つの現代(4月15日改定・正しくは”限定核戦争勃発後のもう一つの現代”のようです)。独裁政権下のイギリスでは、国民は政府の監視下に置かれ、全ての情報はコントロールされている。頼みの綱のアメリカは内戦、戦争で、とても他国に介入する余力はない(元アメリカ合衆国と呼ばれている)。こんな絶望的な状況下でただ一人、政府に向かって牙をむく謎の白仮面の男、コードネーム「V」。戦いに巻き込まれていく女性アイヴィー(ナタリー・ポートマン)。
製作はジョエル・シルヴァー、脚本ウォシャウスキー兄弟と「マトリックス」のメンバー。今年初めて見る大作アクション映画なのですが、ハリウッド映画ではなく映画の国籍はイギリスとドイツの合作。内容的には「モンテクリスト伯」をベースに「マトリックス」と「レオン」、「1984」をぶち込んだ感覚。またグラフィック・ノベル★を原作とした世界という事で「シン・シティ」「フロム・ヘル」の世界にも近いものを感じました。ロンドンで起きた爆破テロの影響で公開が遅れたという噂(映画会社は“制作上の都合”とこれを否定)。
暗い世界を紹介していく前半、そしてアイヴィーの受難物語の中盤、そしてやってくる運命の日。きちんとこの世界に入り込んでいける人(上記のような映画が好きな人)には素晴らしい映画。なじめない人には最後まで乗り切れないお話。私は全ての複線が一つに収束されていく後半の迫力に魅了されてしまいました。続編が作られるような結末ではないのですが、この破壊と復讐の後に始まる新たな再生の物語=受難を通じ成長していくナタリー・ポートマンのその後の物語は見てみたいもの。
映画のラストに流れるのは来日公演まじかのザ・ローリング・ストーンズの名曲。軍靴の響き、革命、ロンドンといったらこの曲しかなしのはまり曲です。
■過去記事はこちら・別ポスターあり。
★アメリカにはグラフィック・ノベルとよばれる書籍ジャンルがあります。これはコミック(通常は薄いペラペラ状、総合マンガ誌の少ない、アメリカではこの一回の連載マンガが一冊の小冊子になっているのが通常)に対し、本の体裁をとり本棚に並べられるコミックのこと(最初から単行本で出るマンガと言えばわかり易いかな?)。内容的には“劇画”的。「ロード・トゥ・パーディション」等はこうしたグラフィック・ノベルの映画化で、一般的ないわゆる「アメコミ」原作とはちょっと違う分野の作品。
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昨日ご紹介の「スキャナー・ダークリー」A Scanner Darklyが、日常生活を舞台にしたダークなSFならば、こちらは同じSFでもアダム・サンドラー主演のライトなコメディ(公開も大体同じ時期)。
ある日、ふとしたことから“他人をコントロールできるリモコン”を手に入れた男(アダム・サンドラー)のお話。これさえあれば、うるさいかみさん(ケイト・ベッキンセール)も早送り、一時停止なんでも自由。リモコンの発明者(こういうのはマッド・サイエンティストと決まってる)が、クリストファー・ウォーケンでらしく(予告編の印象)、他にデビット・ハッセルドルフやショーン・アスティンも出ていてこちらも豪華な顔ぶれ。思いっきり笑わせてくれて、ちょいとほろりと楽しませてくれることは保証済み。
問題は「ロンゲストヤード」の公開もいつの間にか?になっている状態で、こうしたアメリカン・馬鹿コメディはいくらアメリカでヒットしても(この映画もよほどの事がない限りヒット確実)日本では公開されない状況。片一方で「ホテル・ルワンダ」が公開され、もう片一方でこうしたコメディも公開されているほうが良い状況だと思うのですが、どうなんでしょうか。
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「ブレードランナー」「マイノリティ・レポート」のフィリップ・K・ディック原作、ジョージ・クルーニー&スティーブン・ソダーバーグが製作、「スクール・オブ・ロック」から「ビフォア・サンセット」までこなす才人・リチャード・リンクレイターが監督し、キアヌ・リーブス、ロバート・ダウニーJr、ウディ・ハレルソン、そしてウィノーナ・ライダーという一癖も二癖もある(というか、ちょっと危ない)メンバーが一同に会するSF作品。
アメリカがドラッグ戦争に敗退した近未来のオレンジカウンティ(南カリフォルニア)。潜入刑事キアヌ・リーブスを待ち受けるのは?というサイバーパンクな作品。リンクレイターの出世作であったアニメ「Waking Life」の技法(実写で撮影した映像にデジタル・ペインティングを施すアニメーションで処理する)を使った斬新な映像(というか、バッドトリップ感充満)なこの映画。現実とバッドトリップ、実写とアニメの境界をぶち壊す刺激的な作品になっている可能盛大。非常に楽しみな一本。
「スキャナー・ダークリー」A Scanner Darkly
分野: アクション・アドヴェンチャー、SF、アニメ
米国公開日: 2006年7月7日全米公開
米国版公式サイト: http://wip.warnerbros.com/index.html?site=ascannerdarkly
米国流通会社: Warner Bros. Pictures Distribution
日本公開日: 2006年
主演: Keanu Reeves, Winona Ryder, Robert Downey Jr., Woody Harrelson, Rory Cochrane
監督: Richard Linklater
製作: George Clooney, Steven Soderbergh, Jonah Smith
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この初夏の目玉作の一つ「X-メン3」のキャラクター別ポスターが登場しましたので、ご紹介。監督以外は皆、同じメンバーが戻ってきますが、新キャラが数多く登場予定。ストーリーの、そして人間関係の軸はやっぱり右下の彼女でしょう。
予告編はこちらで見れます。続きに過去記事・作品情報あります。
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早々と8月にご紹介しました(こちら・旧ポスターあり)が、2006年期待の続編「Xメン3」X-Men 3の予告編と公式サイト、そして新ポスターが登場しましたので、再度ご紹介します。
1&2の監督だったブライアン・シンガーを「スーパーマン・リターンズ」に奪われ、監督デビューとなるマシュー・ボーンという若手の起用を決定しながら、降板(首だった?)、やっと「ラッシュアワー1&2」、「レッド・ドラゴン」のブレットラトナーを得て2006年5月公開。新キャラクター続々(サイトを見るともっと詳しく判りますので注意)。
内容的にはまだ秘密が多いのですが、予告、サイトを見る限り、注目は「2」のラストで死んだ(はず)のあの人の復帰で、これがストーリー&人間関係の鍵を握りそう。アカデミー賞を取ってギャラが高騰してしまい出演が危ぶまれていたハリー・ベリーのストームも健在で、逆に見せ場増量を求めたらしく、激化する女の闘い。ポスターにある「It’s all about control」が意味深です。
続きに作品情報。新キャラの写真もあるのでご注意下さい。
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2006年7月15日追記:
アメリカでの公開が10月13日に確定し、新ポスターが登場しました。「X-MEM」ヒュー・ジャックマン、アノロフスキーのこの作品、ウディ・アレンの「スクープ」、クリストファー・ノーランの「ザ・プレステイジ」と公開作品が続きます。
「π」「レイクエム・フォー・ドリーム」のダレン・アロノフスキー監督が執念で完成させたSF作品(製作、脚本も兼ねる)。勿論アロノフスキー作品なので、宇宙空間で正邪が華麗にスペースオペラを繰り広げるはずはなく、数千年の時空を超えて3つの物語が交錯し、愛、死、精神、そして我々の存在する世界の脆さを描く作品になる模様。スケールは大きくなってもやっぱりアロノフスキー監督作品。
2002年にブラット・ピットとケイト・ブランシェットが主演する予算$75M(約90億円)の大作として、製作準備が開始されたが、意見の相違からブラピ降板、製作中断。その後メル・ギブソン、ジョージ・クルーニー、ラッセル・クロウ等の名前が挙がる中で、最終的に主人公は「X-Men」のウルヴァリンで、名を上げブロードウェイの「Boys From OZ」で、歌って踊れる事を証明した才人ヒュー・ジャックマンに決定。共演は「The Constant Gardener」で来年のアカデミー賞の候補(助演女優部門)とも噂されているレイチェル・ワイズ。予算こそ$40M(約48億円)に縮小されてしまいましたが、生きの良い主演コンビを得てさて、どうなるか(個人的には、ブラピよりヒュージャックマンの方が面白そう)。「レクイエム~」でアカデミー賞にノミネートされたエレン・バーンスタインも出ています。公開日は決まっていませんが、2006年期待の1本。予告編はこちら。
作品情報は続きに。
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映画の展開上、成り行きでエイリアンの侵攻にさらされた地球の運命を握ってしまったのが、不幸なチキンリトル君。でも隠された使命は、危機に瀕したディズニー帝国を救う事だった・・・
可愛いチキンリトル君の活躍とその仲間達(個人的にはFish Out of Water君が好き)が楽しく、あっという間に見れてしまうアニメ。お正月のお子様連れにはお勧め映画(12月23日公開・17、18日に先行上映あり・詳しくは日本の公式サイトへ)
音楽の使い方が秀逸で、ダイアナ・ロス「Ain't No Mountain High Enough」、REM「It’s the End of the World As We Know It (And I Feel Fine) 」、スパイス・ガールズ「Wannabe(カバー)」、グロリア・ゲイナー「I Will Survive(カヴァー)」、アート・ガーファンクルをFive For Fightingがカバーする「All I Know」、クイーン「We Are The Champions(カバー)」そしてカヴァーエルトン・ジョン&キキ・ディの「恋のデュエット(Don’t Go Break My Heart・カヴァー)」とおじさんをにやにやさせてくれる曲が揃います(左はサントラ・ジャケット/続きに曲名あります)。
また多くの名作映画の引用があり、ドリームワークス作品でもないのにスピルバーグ色濃厚で「E.T.」「レイダース/失われたアーク」、「未知との遭遇」「バック・トゥ・ザ・フューチャー(時計台+チキン)」「宇宙戦争(これは後付けだと思いますが)」と盛りだくさん。後はほとんど同じ時期公開を意識したか「キングコング」、そして「サイン」も入って、映画ファンの親も引き付けようという戦略でしょうか。
では、何故この主人公がディズニー帝国を救う任務を与えられたのか?については長文の“続き”をご覧下さい。
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昨日のpart Iに引き続きまして、早くもpart IIの登場です(実は1本の原稿だったものが長すぎて二本に分割・「キルビル」Kill Billみたい・笑)。
25世紀の未来。謎のウィルスで99%が死滅した人類は、ドーム都市での生活を余儀なくされている。その中でボンデージを身にまとった美しき暗殺者・エオン・フルークスの次のターゲットは政府リーダーだったが、その彼女に意外なライバルが現れる、というSFアクションが「イオン・フラックス(原題)」Aeon Flux。
コミックの原作、MTVで放送されたアニメの映画化。当れば「マトリックス*」、こければ「キャットウーマン」。アカデミー賞後としてはギャンブル。ここで2本**を鮮やかにこなし、 「ノース・カウンティ(原題)」North Countryで再度アカデミー賞ノミネート、「イオン・フラックス(原題)」Aeon Fluxが大ヒットとなれば、一躍ハリウッドの女王の地位も射程圏内(現在ジュリア・ロバーツお休み中)。
*シャーリーズ・セロンとキアヌ・リーブスは「ディアブロス」The Devil’s Advocateと「スウィート・ノベンバー」Sweet Novemberの2度カップルを演じていますが、3度目の共演話が出ているそうな。アカデミー賞をもう一度欲しければ、キアヌとは別れるほうが吉。
**二本共にこれも「ファーゴ」で主演女優賞のフランシス・マクダーモンドが出ているのも楽しみ。この人も作品によって顔を変えられる達人。
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10月8日追加:ジョニー・ディップに履歴記事、upしました。「チャーリーと~」の別ポスターもありますので、ご覧下さい。こちらです。
9月25日追記:
バートン/ディップコンビによるストップモーションアニメ最新作「コープス・ブライド」見てまいりました。感想&新たな情報はこちら。
8月25日追加情報:
ニューヨークを拠点に活動されている作家・黒部エリさんのブログでのこの映画の紹介がすごく面白いので是非読んで下さいませ。こちらです。
ジョン・フォード&ジョン・ウェイン、セルジオ・レオーネorドン・シーゲル&クリント・イーストウッド、黒沢&三船、ジョージ・ロイ・ヒル&ポール・ニューマン等など監督&主演の名コンビは数あれど、現代最強タッグはティム・バートン&ジョニー・ディップ。独特の色気があります。そんな二人の「シザーハンズ」「エド・ウッド」「スリーピーホロウ」に続くコラボレーションは児童文学の名作「チョコレート工場の秘密(ロアルド・ダール)」の映画化*。
何もかもがちょっとずれた奇妙奇天烈な世界を料理させたら一流のティム・バートン。今回もディップという名水先案内人を得て観客を極彩色の怪しい世界に誘います。40年も前にこんな原作を書いたダールにまず脱帽なのですが、今回はバートン・ディップは原作の奇天烈さを忠実に表現しながら、ちゃんと毒も盛り込んでいます。この後にすぐ続くストップアニメーションの新作「コープス・ブライド」がますます楽しみ。でも「ティムバートン版の新作バットマンでジョーニー・デップが悪役で暴れまわる」というのが、本当は見てみたいなあ。
続きに作品情報あります。
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5月は夏の映画シーズンの幕開けで、例年その年の目玉映画が公開されますが(今年は「シス」)、来年2006年5月には「ダヴィンチ・コード」、「MI3:ミッションインポッシブル3」、そして「X3: X-Men 3」が激突。ただ今撮影中のこの3本ですが、戦いは始まったとばかりに既にティーザー・ポスター(正式ポスターの前の煽り)が公開されているのが「ダヴィンチ・コード」とこの「X3: X-Men 3」。
「X3: X-Men 3」は1,2の監督だったブライアン・シンガーを「スーパーマン・リターンズ」(2006年6月公開)に奪われて一時はどうなるかと思われていましたが、ブレット・ラトナー(「ラッシュ・アワー1&2」「レッド・ドラゴン」)を監督に迎え、主要キャストはほぼ全員復帰。アカデミーを取って一時は無理と思われたハル・ベリーも戻りますが、前作ラストで○○○ファムケ・ヤンセンも出るという事は、彼女がストーリーの軸のはず。新悪役の登場も期待(下記情報の中に何人かは書いてあります・来年まで知りたくない人はスキップ)。
尚基本的にはシリーズはこれでしばらくお休みの模様ですが、その代わり個別キャラクターが映画になる予定で「ウルヴェリン」が2007年公開とか。
続きで作品情報
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8月25日追加情報:
全米公開が2006年3月17日に延期となりました。イギリス(ロンドン)を舞台にした正義のテロリストの活躍を描くというのがまずかったのでしょうか?(ウォシャオスキー兄弟&ジェエル・シルバーがそんな甘ちゃんとは思えませんが)。日本でひょっとして先行公開?
ナタリーポートマンが坊主に頭になる事でも知られるSFアクション「V for Vendetta」。マトリックスのウォシャオスキー兄弟とジェエル・シルバーが製作するこの映画は、第二次世界大戦でドイツが勝った世界(パラレルワールド)を舞台にしたコミックの映画化。監督のジェームス・マクテイガーは「マトリックス」II,IIIと「シスの復讐」の助監督。ヒーロー役は「マトリックス」三部作の影の主役&「指輪」三部作の脇役で名を上げたヒューゴ・ウィーピング。
「V・フォー・ヴェンデッタ」V for Vendetta
分野:アクション/アドベンチャー・SF
米国公開日:11月4日 ->2006年3月17日に公開延期
日本公開日:2005年末(2006年お正月映画)-どうなるのでしょうか?
主演: Natalie Portman, Hugo Weaving, Stephen Fry, Rupert Graves, Stephen Rea
監督: : James McTeigue
製作: Joel Silver, Andy Wachowski, Larry Wachowski
公式サイト
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拙文「スターウォーズ EPISODEIII〜そして伝説へ」へのトラックバック、コメント、どうもありがとうございました。TBだけで15件は「のんびり亭」開設以来の最高。調子にのりまして、この程、映画情報を切り離し、「USAのんびり亭」映画情報を新たに開設しましたのでよろしくお願いします。
さてさて「シス」に戻りますと、米国公開から3ヶ月近く、日本公開から1ヶ月、この作品が「映画」ジャンルを飛び越えた大きな「イベント」だったと今更ながら感じる次第。この微妙なずれが終えて、あの熱気はどこかに行ってしまった今、やっとネタバレ会話の楽しめる時期がやって参りました。以下続きにて、今だから語れる「シスの復讐」。
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人気コミックの映画なのに、昨年の「インクレディブルズ(Mr.インクレディブル)」のメンバーの能力がそっくりという事で(当然ファンタの方が早いのに)、話題になってしまった悲しい映画。しかしそんな話もものともせず大ヒットで早くも続編決定のSFアドヴェンチャー。
個人的に言えば、現在急速に人気女優としての階段を上っているジェシカ・アルバ*に魅力を感じるかどうかで全然印象が違う映画。そのベビーフェイスとスタイルの良さで(最初にボディスーツを着て登場するシーンで、映画館の中でため息が漏れた)が売り物だけど・・・・私にはあの甘ったるい声がどうしてもいけません。彼女の魅力が通じない私には非常に平均的なアメコミアクション映画。続編に関しては2006年5月公開ともう劇場にポスターが貼ってある「X III(X3: X-Men 3)」の方が楽しみ。
*TV「ダークエンジェル」で一躍脚光。「シン・シティ」等の出演作が相次いでいるが本領はグラビアアイドル(?)
8月23日追加情報:
ジェシカアルバの最新作「イントゥ・ザ・ブルー(原題)」情報を追加しました。こちらもご覧下さい。
9月4日追加情報:
ジェシカ・アルバの情報追加しました。こちらをご覧下さい。「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」Fantastic 4の別ヴァージョンポスターあり。
続きに作品情報あり
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もう日本でも公開されてヒットしていますので若干のネタバレを。
元々スティーブン・スピルバーグは得体の知れないトラックに終われた男の恐怖(「激突」)、人食い鮫と人間の対決(JAWS・今年は30周年で新DVDが出ました)、UFOを追い続ける男の話(未知との遭遇)、蘇った恐竜の住む島からの脱出行(ジュラシックパーク)等実際にはなかなか在り得ない状況・困難とそれに立ち向かう人をリアリスティックに演出するのに優れたフィルム・メーカー(インディアナ・ジョーンズは例外、困難を切り抜ける点だけは一緒ですが)、悪く言うとシャープなB級職人芸ヒッチコック型映画監督。キューブリック型アート作品(「A.I.」=そもそもキューブリック)やキャプラ型人情話(「ターミナル」、「キャッチミーイフユーキャン」)、その他文芸調型作品(「カラーパープル」「太陽の帝国」)等などの作家性が出ると滑る傾向があります。
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