2007年2月19日 (月)

Rod Stewart “Rockin' In The Round Tour 2007”

 不覚にもアンコールの「マギー・メイ」で涙がこぼれそうになりました。元祖ちょい悪おやじ、酔いどれロックンローラー(ステージ上でワインをずっと呑んでいた)ロッド・スチュワート、未だ健在。

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 盗作だ、離婚だとスキャンダルが付きまとい、また遊び、もしくは商売で試みた「Great American Song Book」シリーズでスタンダードを歌って懐メロ・歌謡曲歌手化してしまい、ロック系からは半ば忘れられつつあって、96年以降は日本公演も行われていません。しかし「Great American Song Book」の延長とは言え、昨年発売のロックの名曲を歌った「グレイト・ロック・クラシックス」が、全米NO1に輝き、久方ぶりに原点回帰。その勢いを得ての2年ぶりのツアーは、その名も“Rockin' In The Round Tour 2007”という事で、本来の持ち味であるロック・R&Bテイストを全開に、相変わらずの艶やかなヴォーカルを堪能させてくれる充実したステージ。

 途中で休憩はあるのですが、前半後半で中身が別れているわけではなく、基本的には70年代、80年代のヒット曲に最新アルバムから“他人の名曲”を挟む+アップテンポに必殺のバラードを組み込んだ構成。その“名曲”ですがこれが違和感なく特にCCRの“雨を見たかい Have You Ever Seen The Rain”は、会場一体の大合唱。ボブ・シーガーの“スティル・ザ・セイム/Still The Same”も渋く自分の持ち歌のように感じさせてくれました。面白かったのは女性版ロッドと言われたボニー・タイラーの“イッツ・ア・ハートエイク/It's A Heartache”をロッドが歌うという摩訶不思議な状態。最新アルバムは聞き込んでから行ったのですが、アルバムよりもやはりステージ上の方が艶やかでした。

 個人的には前半で“アイム・ルージング・ユー (I Know) I'm Losing You”、中盤で“ホット・レッグス Hot Legs”といったロック系の曲が聴けたこと。これで終盤にステイ・ウィズ・ミー/Stay with Me“でも飛び出せば完璧だと思っていましたがさすがにそれはありませんでした。

 硬軟揃えてあきさせないステージは名曲コーナーからダウンタウン・トレイン/Downtown Train、アイム・セクシー/Da Ya Think I’m Sexy?、燃えろ青春 /Young Turks、リズム・オブ・マイ・ハート/Rhythm Of My Heartと賑やかにしめて、とどめの「マギー・メイ」。他人の曲は使っても最後はきっちりと自分の名曲で占めるあたり、さすがでした。

続きにセットリストあり。

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