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December 19, 2006

15年ぶりの再会・コーラスライン

Ny012_1 かつてはブロードウェイを代表するミュージカルであり、「キャッツ」に抜かれるまでロングランの記録を保持していた「コーラスライン」。私も15年ほど前にロスアンゼルスで見ましたが、今回念願のブロードウェイでの再会。基本は昔と同じですが、こちらが歳を重ねた分、より楽しむ事が出来ました(+ダンス&歌の水準は上がっている)。

 ストーリーはシンプルでブロードウェイのミュージカルのコーラスライン(主役の後ろに並ぶダンサー&シンガー)のオーディションの過程をそのままミュージカル化したもの。巻頭の群舞の中から様々な出身地、年齢、人種の17人の男女がまず残り、そして17人が、最終的に仕事を得る事が出来る8人を目指してしのぎを削ります。その過程において浮かび上がるそれぞれの個性の違い、年齢、貧富、人種、そして同性・異性愛(80年代にはこれだけでインパクトがあった)等の差。この中で最後に誰が残るのでしょうか。そしてこんなにも個性の違うメンバーが“一つ(ONE)”になれるのでしょうか。

 80年代にこのミュージカルが登場したときは、そのまるで飾り気のない舞台(大掛かりな装置無し・しいてあげれば鏡くらい?)、社会的な問題を反映した内容が話題だった事を良く覚えています。ニューヨークではなく、LAで宿願を果たし遂に見たときはそのダンスと歌に圧倒され、そして“誰が勝ち残るのか”という興味で楽しむ事が出来ましたが、インタビューのシーンでの英語のしゃべりについて行けず(個性を出すために、それぞれの“訛り”を強調している)、悔しい思いをしました。今回はこちらの英語の聞き取りとそれぞれの人種に関する理解が深まっていることもあり、個性の違いを理解しながら、“一つ”の舞台を作っていく全体の構成、演出、そして出演者の個性の面白さの方にひかれました(誰が残るかは忘れていましたが、“落ち”は勿論記憶しています)。シンプルながらずしりと重く、しかし歯ごたえのある逸品。最近のブロードウェイは、映画の焼き直しと有名ミュージシャンの曲を利用したような軽い物ばかりと、お嘆きのそんなあなたにお勧めです。

 日本でも報道されていると思いますが、沖縄出身の高良結香さんという方が、コニー役で出演中。過去にも42nd Street等で日本人がそれこそ“コーラスライン”で出ていたと記憶しますが、こんなに歌って踊って演技してというクラスでの出演はまれな事だと思います。これって松坂級に凄い事なんではないでしょうか?
高良結香さん公式ブログ:http://yukatakara.jugem.jp/

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