October 16, 2012

「ノブ」のホテル、ラスベガスに来年1月オープン

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January 30, 2005

デビット・カパーフィールド:消された相方

DCopperfield

今回のラスベガス・パフォーマンス三昧の最終回はマジック界の貴公子・何でも消し去ってしまう事で名高いデビット・カパーフィールド。いきなり空中から本人バイクに跨り登場してくるわ、車がステージに突然出てくるわ、いきなり遠い南の島へ飛んで行ってしまうわ、とにかく観ていてわかり易い・エンタテイメント性の高いステージだった。

確か日本公演は大阪城ホールとか武道館とかだったが、今回のMGMホテル公演は何となく小さめの小劇場的な雰囲気。これはエアロスミスをライブハウスで見たみたいで何となく得した気分。意外だったのは貴公子イメージが売りだったカパーフィールドが結構にやけオヤジで、オヤジギャグを飛ばしていた点。昔はスーパーモデルのクラウディア・シェファーと付き合っていたはずだがこのオヤジ臭さが別れの原因か?

最後のクライマックスでは、観客20人をステージ上から消し去ってしまうのだが、ここで何と我が家の相方が消されてしまった。消えてしまった所でステージ終了。で丁寧に「今回消し去られたお客様は今後5年間戻りませんが、どうぞ劇場・ホテルに問い合わせをしないで下さい」というアナウンスが入るという徹底ぶり。

さて我が相方が戻って来たか?もし戻って来たとしたら、マジックの秘密を知っているのか(まるで宇宙人にアブダクトされたみたい)?それは秘密です。

January 21, 2005

落下する快感、「O」

Bellagio1年ぶりにシルク・デ・ソレイユの「O」(ベラッジオ)を再見したが、その劇場と舞台空間、そしてプール(150万ガロンの巨大プール)が一体となった空間で、総勢81名のパフォーマーにより繰り広げられる肉体の極限は健在、圧巻。中世絵巻物の如くの衣装に包まれたパフォーマーがぶんぶんと空中を飛び交い、水の中で華を咲かせる。

通常のサーカスの空中パフォーマンスと言えば、落ちそうで落ちないぎりぎりの緊張感が売りなのだが、この「O」ではその緊張感溢れるパフォーマンスを決め、でそしてそこから皆最後には水の中に落ちてゆく。このサブン、ザブンというという「落下」が緊張感と対比を成した開放感を生み出しており、この組み合わせが快感。一粒で二度美味しいとはこの事でこの気持ちの良さが「O」の特色。

勿論初見の時のような驚きはないが、やはりこれは1年に1回位ならば入場料を払って見る価値十分。ちなみに私の行った日には北野武が見に来ていた模様です(確か、昔批判したテレ朝「ヤジウマワイド」の奥野あつこ元キャスター・シンクロ選手は「O」に出ていたはず)。

January 13, 2005

サーカスはHだ!:ズーマニティ

Zumanityそもそも肉体を駆使してその限界に挑戦すれば、自ずとコスチュームはシンプルかつ機能的、そして布は少なくなってゆく。オリンピック競泳の選手のようなものだ。

シルク・デ・ソレイユだけでなくサーカスと言えば薄着というか最近は殆ど裸に近い。しかしサーカスを見た後で「あの空中ブランコは凄かった」なんていう話はしても、「あのコスチュームはHだった」なんて言う会話をすれば、顰蹙を買うのは必定である。「王様の耳はロバの耳」みたいなものでみな「王様は裸だ」とは言えない。「健全なお色気」というやつで封印されてしまっている。

現在ラスベガスのホテル・ニューヨーク・ニューヨークで公演中の「ズーマニティ(Zumanity)」は「ANOTHER SIDE OF CIRQUE DU SOLEILl(もう一つのシルク・デ・ソレイユ)」と銘打たれ、今までは何となく避けて通られてきたサーカスとSEXについての封印を解き放った野心作。「O」や「KA」が莫大な制作費をつぎ込んだハリウッド・ブロードウェイ・四季だとすればこれはサンダンスフェスティバル・オフブロードウェイ・小劇場の世界である(実際に劇場はキャバレー形式の小シアター)。あけすけにSEX、同性愛、サゾマゾ等が語られ、主演者は殆ど裸、かつシルク特有の肉体を使ったパフォーマンスは健在という内容である。

現在ツアーカンパニーが5つ、常設劇場が5つ、そしてディズニーとの提携(オーランドの「LA NOUBA/ノーバ」)を通じ巨大エンタテイメント企業へ変貌しつつあるシルク・デ・ソレイユであるが、その過程において健全路線への反発と新領域へのチャレンジというアーティスティックな欲求にかられ、そこから生まれたのがこの「ズーマニティ」と思われてならない。これは表現者としては当然の欲求であり、極めて健全な事と思える。こうした新しい試みを行って新しい血を導入するシルク・デ・ソレイユ恐るべしである。またこの実験的な作品を商業ベースにのせ、ビジネスにしてしまったラスベガスという街の奥の深さを感じる。ニューヨークでもロンドン、パリでもない新しい物を生み出すパワーがここにある。

いきなりこれを見たらびっくりしてしまうかも知れないが、シルク・デ・ソレイユの通常作品を良く見ている人に特にお勧め。出来れば8時からの回ではなく10時からの回がベター。

しかし、これが万一日本公演を行ったらやっぱり「モーニング娘。」が応援団なのだろうか?

January 11, 2005

シルク・デ・ソレイユの新作「KA」は「横浜ボートシアター」だった!

Kaラスベガス・MGMホテルにてこの11月からスタートしたシルク・デ・ソレイユの新作「Ka」は何と165ミリオン(制作費200億近く)を掛けたという大スペクタクル。「O」が「水」がモチーフだったとすればこちらは「火」。とにかく開始前からガンガン煽られます。見てない人の為にネタバレはしませんが、とにかくステージを隅々まで使うなんていうレベルじゃなく、ステージ隅々・上下・裏表まで使い尽くすようなスペクタクル・パフォーマンス。巨大な廃墟のようでかつネオ・モダンなセットはまるで「スティール・ホイールズ」。ひょっとしてと思えば、やはりストーンズ、U2からユーミンまでを手がけるマーク・フィッシャーのデザイン。こんな所でも凄い仕事してます。

内容的には他のシルク・パフォーマンスに比べるとストーリーがはっきりあるのが特色。中東かアフリカか、インドかの不思議な世界で運命に翻弄され、引き裂かれた男女の双子が逃亡、流浪、そして戦いの中で自分の道を見出して行くと言う説話的ストーリー(基本的に無言)。その過程において光と影、善と悪、愛と憎しみ、男と女、上と下(天国と地獄)、氷と炎という対象がエスニックな音楽と大アクションと共にくっきり浮かび上がる、って途中でそりゃ「横浜ボートシアター」じゃんと一人で突っ込んでおりました。

「横浜ボートシアター」といってもそりゃ何?という人の方が多いので簡単に解説すると80年代初頭より横浜の港に浮かぶ廃船を舞台に活動を続ける日本の小劇場演劇集団。途中で本当に船が沈んじゃってからは、イギリス・アメリカ・インドネシア等の演劇祭等にも出かけて活躍しているが蜷川・野田程有名にはならず。でも日本の中世、モロッコ、インド等エスニックな世界を背景に展開される仮面とユニークな衣装、そして楽師達が奏でる摩訶不思議な音楽、光と影、正と邪、生と死が同居する不思議な世界に連れ込まれるトリップ体験はとってもオリジナル。

「KA」を見ていて凄いなあと思いつつ思わず「横浜ボート」はすっごくオリジナルでインターナショナルだったんだなあとふんふんと関心しておりました。ただやっぱりお金の掛け方が2000倍(推定)くらい違うのでアクションは負けるけど(笑い)。

「KA」に話を戻すと、まだきっと日本人は200人くらいしか見ていないはずなので今見ると自慢したりブログに書いたり出来ます。まだ「O」程知られていないので今がチャンス。

January 09, 2005

シルク・デ・ソレイユ

シルク・デ・ソレイユ(何でサーク・デ・ソレイユじゃないんだろう?):日本ではモーニング娘。が応援団をする「サルティンバンコ」や「アレグリア」でお馴染みのトロントに本拠を持つサーカス集団。動物等を使わずに徹底して人間の肉体表現を重視し、幻想的な音楽と舞台演出による独特の世界はアメリカでも評価が高く、テントにて移動の新作ツアーの他に、オーランド1箇所、そしてラスベガス4箇所に常設劇場を持つという人気ぶり。日本ではモー娘が応援することにより食わず嫌いの人もいるかもしれないが、それはもったいないと思う。ある意味現代のエンタテイメントの最先端。

実は私はLA時代からもう10年以上このグループの新作(「サルティンバンコ」「アレグリア」「キダム」in LA/Japan, 「ドラリオン」「バレカイ」in NY等)、常設作品(「ヌーバ」inオーランド、「ミステーレ」、「O」inラスベガス)を見続けている。今回のラスベガスでは残りの2本、「ズーマニティ」と昨年11月に始まったばかりの「KA」を見るのが目的だった。今回はこれに「O」も再見してきましたので、これから数回に分けましてレポートします。

これで未見は新作「Cirque2005」のみ!今年中の制覇は今年の目標の一つ。

January 04, 2005

セリーヌ・ディオン

CelineDion実は私はセリーヌ・ディオンが苦手である。

歌はうまいし、特にバラードならば現役世界ヘヴィー級チャンピオンであるのは間違いないと思う(国宝バーブラ・ストライサンドは殿堂入り、元世界チャンピオンのウィットニー・ヒューストンは私生活のぼろぼろでリタイア状態、宿敵マライア・キャリーは離婚後お色気、ヒップポップ方向へ暴走)。しかし、年上旦那との愛を強調、家庭円満(子作りも旦那の病気も美談へ転化)を売りにして、そしてなによりも「私はうまああああああああああああいいいいいのよおおおおおおおおう」と自信満々・朗々と歌い上げる優等生ぶりがどうしても鼻について避けて通って来た。ベストアルバム1枚だけのお付き合いである。

しかし大晦日にラスベガス・シーザースパレスにて見た彼女は実に素晴らしいものだった。
勝因その1:日本ではドームや大阪城ホールクラスで公演してきたが、基本的に彼女の強みである歌唱力を生かすのはこのシアタークラスのサイズである。大会場では歌唱力以外にマドンナのようにダンスで引っ張る事や大掛かりな仕掛け必要だが、ここではその必要は無い。今回はなんといっても自分専用劇場。彼女の陣地へ誘い込まれてはかなう訳も無い。
勝因その2:今回の舞台の演出は(フランコ)ドラゴーネ、今ラスベガスの夜の王者となりつつある「サーク・デ・ソレイユ」の演出家だった大物。ポスター等にもセリーヌとたった二人だけクレジットされている。大物演出家を起用して弱点(うまさとバラードでは長時間持たせるのは厳しい)を矯正して勝負をかけて来たという事。「サーク」風幻想的かつ異国情緒を織り込む事での味付けを施し、ダンサー達の見せ場のリズミカルなナンバー、ペギーリーやシナトラのオールディーズを盛り込みそして切り札のバラードを適所に配置、そして必殺技「My Heart Will Go On」を期待通りに炸裂させるという鮮やかな展開は強烈。

全体的にはユーミンといい勝負なんだけれどもなんだけどやっぱり歌唱力と常設劇場というプラスで勝ち。という事でセリーヌ苦手を自認していた私がまたチャンスがあれば見てみたいとまで思った次第。このラスベガスに常設劇場というスタイル、エルトンジョンがセリーヌが休みの間同じスタイルで出るそうだが、今後結構ポピュラーになるかも知れない。

January 02, 2005

ラスヴェガスでニューヨークII

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ラスヴェガスでニューヨーク

54NYNY4                                                                                    ラスヴェガスには自由の女神、エンパイアステートビル、そしてブルックリンブリッジがある。それどころではない、そこには「コーヨーテアグリー」や「スタジオ54」もあるのである。

そもそも「ニューヨーク・ニューヨーク」というホテルがあり、上の名所の殆どはこの中にあるのだが、MGMグランドホテルの中には「スタジオ54」がある。「ママミーア」、「ブルーマン」も上演中(ロンドンでヒット中の「We will Rock You」というミュージカルはブロードウェイ登場より先(。本物の「ブルーノート」でJazzを聴くことも出来るし、「ノブ」、「パーム」「チルコ」等で食事も出来る。近々「タオ」も出来るそう。

でも残念ながらここにはあの緊張したNYの空気はない。ラスヴェガスでニューヨークを眺めながら、早くも「NY行きたい」病が発症している事を感じるお正月である。

ラスヴェガスのカウントダウン

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          年々派手になるラスベガスのカウントダウン。今年は約30万人が集まっているという(ニューヨークのカウントダウンは50万人)。ニューヨークとの違いはタイムズスクエアのような中心は無く、新興ホテルの集まるストリップ(中心大通り)を自動車進入禁止・歩行者天国状態にして通り全体・街全体で祝う事。それぞれのホテルの前に出ればそこでカウントダウンが出来るのはちょっと肌寒いだけに便利(NYの極寒の中で5時間待つのに比べれば特に・笑)。

12時近くになると無料で帽子や笛が配られ、無料シャンパンが振舞われるという大盤振る舞い(その前にみんな酔っ払いですが)。で、カウントダウン、で12時と共に花火、花火、花火。それぞれのホテルが競うように打ち上げるのでこれはゴージャス、かつど迫力。また「パリス」ホテルのエッフェル塔からはレーザー光線が飛び交い興奮に拍車。

で、興奮さめやらぬうちに皆、バーへカジノへ繰り出してお金を落とすという誠にラスベガスらしい年明けでした。

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